2018年4月、スペイン南部の都市セビーリャから、ポルトガル南部の街ファロまで、バスを利用して移動してみた。

スペインもポルトガルもシェンゲン協定内なので、国境を超えるにあたって特別な手続きは必要無い。国内を移動するのと全く同じ感覚でバスに乗ればOK。

セビーリャのバスステーションから出発

セビーリャのバスステーションは旧市街の西側に10分ほど歩いたところにある。トラムやバスなども通っているが、特に使わずとも歩いていける距離にあるのはありがたい。

バスのチケットは、セビーリャに到着した際に予め購入しておいた。詳細についてはメモし忘れていたのだが、確か通常のkiosk端末ないしは窓口で簡単に購入できた。価格は€10-20程度だったと記憶している。

セビーリャのショッピングモール

出発前は少し時間に余裕があったので、ターミナル正面にあるショッピングモールに寄ってみた。

セビーリャのショッピングモール

バスターミナル近くということもあって、モダンなエリアになっていた。旧市街でずっと過ごすのも良いが、ホテルはこの辺りにするのも悪くはないかも。

セビーリャ市街

ショッピングモールをふらついた後も、もう少し時間が余っていたので、今度は反対側の川の風景を観に来た。川沿いにはこんなアーティスティックな建物が。

セビーリャ市街

川にはこんな感じで少し洒落た屋根付きの橋(Puente del Cristo de La Expiración)がかかっている。

セビーリャ市街

橋から見た川の風景。ここらへんは人も少なくて穏やか。

セビーリャ市街

左手にはセビーリャの塔(Torre Sevilla)というオフィスビルが見える。

セビーリャ-ファロ間のバス

時間になり、セビーリャバスステーションからバスに乗車。

直前まで、プラットフォームを見渡してもファロ行きが見当たらず。

しかし良く見るとリスボン行きがあったので確認すると、それが乗るべきバスだった。危うく乗り遅れるところだった。ファロは終点ではないので注意。

セビーリャ-ファロ間のバス

途中、ポルトガルとの国境前のスペインの街ウエルバ(Huelva)で乗り降りがあった。

セビーリャ-ファロ間のバス

ポルトガルとの国境となっている川を渡る。

特に国境らしい看板や建物も見当たらず、拍子抜けするくらいアッサリ通過した。

ポルトガル南部の港町ファロに到着

バスに揺られること3時間ほどで、ポルトガルの港町ファロに到着

ファロのバスターミナルは、スペインのいずれのバスターミナルよりも小さく狭かった。とはいえファロ自体が小さな街なので仕方が無い。

次のリスボン行きのバスのチケットを買ってしまいたかったが、kiosk端末が無いのと、電車という手もまだ選択肢にあったので、そのまま街に出た。

ファロのバスターミナルは、電車の駅や港のすぐ近くにある。

港から更に東に向かうとファロの新市街、南に向かうと旧市街がすぐに見えてくる。徒歩で5~10分あればだいたいの場所には向かえる。