「羽田空港に夜遅く到着するんだけど、移動が大変だな…」
「早朝便で羽田空港に行くから前泊したい。」
そんなときは
天然温泉 平和島が便利です。
ホテルではなくスパ施設ですが、適当に狭くて高いホテルに泊まるよりも、間違いなくキレイで安く、何よりリラックスできます。
天然温泉平和島へのアクセス
天然温泉平和島は、京急「平和島」駅から徒歩16分の距離にあります。
羽田空港から天然温泉平和島まで直接行き来できるバスが無料で運行されています。
ただし、運行時間は深夜の数便のみ。
あくまで23時以降の到着便や、朝9時前の早朝便を利用する人向けのサービスです。
最寄りの京急「平和島」やJR「大森海岸」駅からも、徒歩だと距離があるため、ワンコイン(100円)で乗れるバスが出ています。
ただし、こちらも30分おき、かつ夜は22時頃が最終便なので、少し使い勝手は悪いかも。
いずれも、タイミングさえあえば便利です。
HYATTは21時半くらいの到着便、朝の9時半くらいの出発便だったので、どちらもタイミング合わず。平和島駅から歩いて向かいました。
駅から10分ほど北へ、5分ほど東へ進むとBIGFUNという大きな商業施設が見えてきます。
天然温泉平和島はこの左手の裏にあります。
BIGFUN左横の道を進んで、右手のエスカレータを登れば入り口があります。
利用料金
入浴料は
平日:2000円
土日祝:2300円
宿泊する場合は深夜料金1500円が加算されて、
平日:3500円
土日祝:3800円
となります。
深夜利用する場合は、上記の通常料金以外に、朝食付きの「深夜ステイコース」があり、
日~木:3900円
金・土・祝前日:4200円
つまりは400円で朝食が付いてくる計算です。
朝は時間的にも余裕があったのと、朝食400円はお得だと思ったので、「深夜ステイコース」を選択しました。
入館してみた
入館して受付を済ませ、早速お風呂に入ってきました。
お風呂もリラクゼーションルームもレストランも、基本的にはワンフロアで完結しており、施設としてはあまり大きくないです。
ちょうど土日だったこともあり、混雑を心配しましたが、脱衣所は縦長のロッカーがずらりと沢山並んでいて、特に窮屈な印象はありませんでした。
お風呂も十分な広さがありました。
露天こそ無いですが、椅子の背もたれの部分からお湯が流れてくるユニークなスペースも。
サウナと水風呂ももちろんありますが、こちらは結構狭め。
特に水風呂は2人がやっと入れる程度の大きさなので、サウナーには少し物足りないかも。
リラクゼーションルーム
リラクゼーションルームは館内入って左手奥。
リクライニングチェアがずらりと並んでいます。
数が足りるのか心配になりますが、早朝便利用のため、眠らずに出ていく人も多いのか、溢れ出るほどではありませんでした。
0時過ぎくらいに行くと、すでに消灯しており、空席もごく僅か。
すかさず1席を確保し、疲れていたためすぐに就寝しました。
朝のお風呂は一部のみ営業
早朝もまたお風呂に入ろうとしたところ、そこには張り紙が。
一部が清掃のため使用不可とのこと。
まぁ仕方ないか、とこの時は思っていましたが、奥へ入ってみるとびっくり。
サウナや水風呂、洗い場を含む半分以上のスペースが朝の時間は使用不可になっていました。
むしろ使えるのはシャワーブースと、一部の温泉のみ。
朝風呂を楽しみにしている人、なんなら朝だけ入る人もいるでしょうに、ちょっとこの制限は???でした。
朝食はバイキング形式
翌朝は7時半くらいからレストランにて朝食の提供が始まりました。
「深夜ステイコース」の利用者には入り口で朝食券が配布されるので、それを渡してバイキングへ。
オーソドックスな和洋食のメニューですが、特に海外から戻ってきた翌朝には、味噌汁が染みました。
羽田周辺のホテルに泊まるより快適
今回HYATTは、
クアラルンプールからの国際線で21時半に羽田空港国際線ターミナルに到着
翌朝9時半には羽田空港国内線ターミナルから石垣島に向けて出発
というスケジュールの間で利用しました。
当初は空港周辺のホテルでの滞在を考えていましたが、結局都内まで出てこないといけません。
とはいえ目ぼしいホテルも無ければ、良いホテルに泊まるのも勿体ないという状況でした。
スパであれば、料金も4000円程度。
プライバシーこそ無いですが、寝るだけなら十分です。
更に温泉付き、朝食付きとなれば、ホテルよりも好条件と言えるでしょう。
天然温泉 平和島は、羽田空港直結ではないものの、30分程で来れてしまうのは魅力的。
逆に近すぎると、相当混雑してしまいそうなので、今の位置がちょうど良いのかもしれません。
羽田での長時間トランジット予定の方、ないしは羽田周辺でホテルを探している方にはオススメです。