2019年11月某日、サンフランシスコ国際空港にあるユナイテッド航空のラウンジ「ユナイテッドクラブ」を利用してきました。

結論から言うと、明るく、キレイな空間で、ほとんどの席にコンセントも用意されていて、搭乗までしっかり寛ぐことができました。良いラウンジだと思います。

ですが利用する前にユナイテッドクラブについて調べていたところ、改悪となったという声がちらほらあったので、その理由も踏まえつつレポートしていきます。

実際に利用してみた。

サンフランシスコ国際空港(SFO)にはユナイテッドクラブが4つもあります。今回利用したのはターミナル3のFゲート近くの角にあるラウンジです。

他のラウンジを利用していないので確証はありませんが、他の3つも同様のサービスだと思われます。

ブルーのガラスが特徴のエントランス

エントランスはユナイテッド航空のカラーであるブルーのガラスになっていてわかりやすかったです。

SFOユナイテッドクラブ

中に入り、搭乗券を見せると、受付の方がバーコードをスキャンして、エントリー完了です。
※SFC会員だと、搭乗券のバーコードに、自動的に上級会員であることが紐づく仕組みになっています。

入って右手すぐには近未来チックなサービスカウンターが。

SFOユナイテッドクラブ

それを横目に中に入ると、明るいラウンジが見えてきます。

SFOユナイテッドクラブ

食事は軽食のみだが種類豊富

奥のダイニングエリアには食事やコーヒーマシンが並んだエリアがあります。ホットミールこそ無かったですが、サラダやケーキ、そしてスナックの種類は結構多かったです。

SFOユナイテッドクラブ
SFOユナイテッドクラブ

コーヒーマシンもしっかりしたものが使われていて、美味しかったです。バーカウンターは利用はしませんでしたが、お酒の種類も豊富でそれなりに賑わっていました。

SFOユナイテッドクラブ

コンセントのある席がほとんど

全体的にめちゃ広いというわけではないですが、十分な数の座席は用意されていました。

SFOユナイテッドクラブ

嬉しかったのは、多くの座席にコンセントが用意されていたこと。(ANAラウンジと似ています)

SFOユナイテッドクラブ

ダイニングやバーラウンジ近くのエリアは通常の席になります。

SFOユナイテッドクラブ

WiFiも十分も快適でしたし、騒がしくも無かったので、軽食をつまみに、ゆったり寛ぎたい、仕事をしっかり進めたいときには良いラウンジだと思います。

どこが改悪なの?

改悪になったと言われているのは、恐らく「ユナイテッドポラリスラウンジ」による影響のようです。

「ポラリスラウンジ」はユナイテッド航空が新しく展開する、ワンランク上のラウンジです。長距離線のビジネスクラス以上の搭乗客のみが入れるという狭き門で、SFC(スターアライアンスゴールド)会員では入ることはできません。

しかし、ホットミールやシャワー、サイレントルームなど、かなり上質なサービスが提供されています。

この「ポラリスラウンジ」ができたことで、相対的に「ユナイテッドクラブ」が改悪となったという見方をされているようです。

確かにシャワールームの利用は、完全にポラリスのみのサービスになってしまったようです。

せっかくSFCになったのに、「ラウンジでシャワーも浴びられないのか…」という気持ちもわかります。

とはいえ、ラウンジでシャワーを浴びたい機会って限られてくると思うので、個人的には「ユナイテッドクラブ」でも十分快適かなと思いました。

食事に関しても、アメックスプラチナ会員であれば、同じSFOにあるセンチュリオンラウンジにて暖かい料理をいただくことができます。

アメックスプラチナ保持者ならサンフランシスコ国際空港での待ち時間はセンチュリオンラウンジ一択

短時間の利用であれば十分満足なラウンジ

今回HYATTはアメックスプラチナを持っていたので、サンフランシスコ国際空港のセンチュリオンラウンジで事前にお腹を満たしてからユナイテッドクラブを利用しました。

その後深夜便に乗り、翌朝にはヒューストンでの乗り継ぎ時間があったので、ヒューストン国際空港のセンチュリオンラウンジでシャワーを浴びました。

アメックスプラチナのおかげで、ユナイテッドクラブにとって足りない部分を補えたので、非常に快適な旅でした。

確かに、深夜便利用の際や、長時間のトランジットの場合は、ユナイテッドクラブだけだと物足りなさを感じるかもしれません。他で補う必要が出てきます。

一方で、短時間利用を前提とすれば、何も不自由ないです。むしろ種類豊富な軽食やドリンクを楽しめて、しっかり寛げる良いラウンジだと思いました。