海外旅行中の通信手段として欠かせない「SIM」ですが、物理的なSIMカードが不要な「eSIM」が出たことで更に便利になりました。
eSIMの素晴らしさや、僕が愛用中の「3香港(Three Hong Kong」という会社のeSIMについては、次の記事を参考にしてください。
この記事では、3香港のeSIMを使い続けるための「リチャージ／追加パッケージ購入方法」について、シンプルに解説していきます。
eSIMの有効期限内であれば何度も利用可能
そもそも通常の物理的なSIMだと、そもそもの有効期限が短かったり、やり方が複雑だったりして、使い捨ててしまうことが多いです。
ですが、この記事でも紹介している3香港という会社のeSIMであれば、初回パッケージ購入から半年間は、何度もリチャージ／追加パッケージ購入をして使い続けることができます。
新規購入のときと同様、オンラインのみで手続きが完了しますし、物理的なSIMを出し入れする作業も必要ありません。
リチャージ／パッケージ購入手続き
実際の画面を見ながら、手続きの流れについて説明していきます。
ステップ1：3HKのサイトにログイン
まずは3香港の公式サイトを開きます。上部のログイン窓に3HKのeSIMの電話番号とパスワードを入れてログインします。
3HKの電話番号とパスワードについては、初回購入時に送られてきた3HKからのSMSに記載されています。
英語と中国語で送られているSMSなので、探してみてください。全員同じかはわかりませんが「+852 6335500030102」という番号から送られていました。参考までに。
ステップ2：パッケージと利用開始日を選択
ログインが完了したら、画面中段にある、4つのサービス内容のうち「Value Added Service & Setting」にある「Roaming Data Daily Pass」をタップ／クリックします。
すると、パッケージの一覧が表示されます。
既に「Roaming Data Package」というタブが選択されているはずですが、万が一「Local Data Package」が開かれている場合は、タブを選び直してください。ちなみに「Roaming Data Package」は香港を除く海外周遊用、「Local Data Package」は香港国内用となります。
追加購入の場合は、新規購入のときと違って1日毎のパッケージも選べるようになっています。ですが、2日以上使いたい場合は都度購入しないといけないです。なので新規購入のときと同じ10日HK$138（約2,000円）のパッケージが一番オトクで使いやすいです。1回の旅行で余ってしまった場合も、3ヶ月以内であれば他の国への旅行や、日本国内でも使えるので、あまり損することは無いと思います。
ここでは10日HK$138のパッケージを前提に解説を進めていきます。パッケージを選択すると、利用開始日を決めるページに遷移します。
3ヶ月の有効期限の開始希望日を選択して次へ進みます。あくまで有効期限の期間設定なので、即日からに設定してもスマホ側でeSIMをアクティベートしない限り10日分のパッケージは減りません。
ちなみにeSIM自体の期限が3ヶ月以内に迫っている場合は「immediate（即時）」しか選べません。
ステップ3：リチャージ／パッケージ購入
利用開始日を決め手、次の画面に行くと「Sorry」から始まる文章で「アカウントに残高が無いからチャージしてね」と言われます。
購入するうえではあまり意識しなくても良いですが、システム上、一度10日パッケージの費用HK$138をアカウントにチャージして、それでパッケージを買うという流れになっているみたいです。
左の「Online Recharge」をしてリチャージの画面に進みます。チャージするアカウント（電話番号）が表示されているので、確認をして次へ進みます。
「Recharge Amount」のところには、10日パッケージの費用HK$138（1日パッケージの場合はHK$15）が表示されているはずです。クレジットカード等の決済情報を入力し、内容に同意のうえ次へ進みます。
無事に決済が完了すると、支払い完了の旨のページが表示されます。
次へを押すと、パッケージ購入が完了した旨のページが表示されます。
以上でリチャージ／パッケージ購入の手続きは全て完了です。
iPhoneでのアクティベート方法
[設定]アプリを開き[モバイル通信]をタップします。
すると[モバイル通信プラン]という項目に、現在スマホに刺しているSIMやeSIM、過去に利用したSIMのリストが表示されています。
対象のeSIMの回線をタップし、「この回線をオンにする」の項目を「オン」に変更するとeSIMがアクティベートされます。
もう一度[モバイル通信]の画面に戻り、
- モバイルデータ通信がeSIMの回線になっている
- データローミングがオンになっている
この状態で暫く待つとアクティベートが開始され、パッケージの消費が始まります。同時に利用開始した旨のSMSが3香港から沢山届きます。うまく繋がらない場合は、スマホ自体を再起動するとアクティベートが始まることが多いです。
逆に、パッケージを消費したくない場合は、eSIMの回線はオフにしておけば大丈夫です。
まとめ
以上、3HKのeSIMのリチャージ／追加パッケージ購入、アクティベートの仕方についてシンプルにまとめてみました。3HKのeSIMは対応している国も多いですし、いちいち現地のSIMを買ったり、カードを抜き差しする手間も要らないので、海外旅行では非常に助かっています。
今回の方法で半年間の間で何度もチャージして使い続けることができますし、半年を過ぎた場合も、再び新規で購入すればよいだけなので、本当に便利です。
3香港やeSIMについて、この記事が参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)
GODSPEED!!!