2020年2月、マレーシアのクアラルンプール滞在中、インターコンチネンタルクアラルンプール(Intercontinental Kuala Lumpur)に宿泊してきました。
世界中のインターコンチネンタルの中でもトップクラスに安い値段で泊まれる(1泊約15,000円)のですが、実際どんな雰囲気なのか、実際に泊まったときの様子を振り返ってみます。
ホテル基本情報
今回の宿泊に関する情報を下表にまとめました。
ホテル名(JP) | インターコンチネンタル クアラルンプール |
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ホテル名(EN) | Intercontinental Kuala Lumpur |
ホテルチェーン | IHG |
国/エリア | マレーシア/クアラルンプール |
チェックイン | 2月18日 14時00分 |
チェックアウト | 2月21日 12時00分 |
部屋タイプ | Deluxe Room King |
宿泊費(1泊) | 0円(30,000 IHG Rewardsポイント) |
予約
予約はIHGの公式アプリからしました。IHG Rewards Clubのポイントが溜まっていたので、そちらを利用することに。全額ポイント払いだと1泊30,000ポイントでした。通常の支払いの場合は1泊15,000円くらいするので、今回のIHGのポイントを円換算すると1ポイント=0.5円くらいの価値になりました。
部屋のタイプも、アップグレードされることを期待して、一番下の「Deluxe Room King」を選択しました。あわよくばラウンジアクセス権のついた部屋になることを期待して朝食もつけませんでした。
立地
ホテルの立地ですが、クアラルンプールのランドマークであるツインタワーから東に徒歩5分くらいのところにあります。ツインタワーのふもとや周辺にはショッピングモールがありますし、反対側にはインターマークというショッピングモールもあり買い物や食事には困りません。また、ホテルを出て右手に2,3分のところにKJL「Ampang Park」駅もあり、KLセントラルへのアクセスも良いです。
インターコンチネンタルクアラルンプール宿泊記
2020年2月、実際に宿泊した時のホテルの様子を振り返っていきます。
外観
周りにはオフィスビルやホテル、コンドミニアムが乱立しているので、遠くからみると目立っていません。両隣のビルより背も低いです。
しかし近くで見るとなかなか貫禄のあるエントランスになっていました。
さすがは世界的5つ星ホテル、ロゴにも貫禄があってかっこ良いです。
ロビー
正面のエントランスから中へ入ると、ラグジュアリーで広々としたロビーが広がっていました。左右にはソファやコンシェルジュデスクがあり、右手奥に受付があります。
特に並ぶこともなく、スタッフの方から手をあげて招き入れてくれました。英語で親切に対応してもらい、速やかにチェックインすることができました。
手続き中も他のスタッフがひと口サイズのウェルカムジュースを持ってきてくれます。受付にはキレイにケースに収められたiPadが並べられていて、手続きに使うのかと思いきや、ただホテルの案内映像が流れているだけでした。
IHGプラチナエリートということで、部屋のアップグレードもしてもらえました。部屋の確認に少し時間がかかるということだったので、ロビーで待つよと伝えたところ、カフェ&バーの席まで案内してくれ、無料で飲み物をいただくことができました。さすが5つ星ともなると、おもてなしが違います。
カフェ&バー
実は受付で、ウェルカムポイントもウェルカムドリンクどちらが良いか?と聞かれ、とっさにポイントと答えてしまったのですが、結果的に両方いただける形となりました。(IHGポイントの価値は使い方によって大きく変動してくるので、高級ホテルであればウェルカムドリンクにした方が還元率が高いと思われます)
部屋の準備が整い、受付のスタッフがルームカードキーを届けに来てくれました。ケースやカードもシンプルでかっこよいです。カードの裏面はツインタワーの写真になっていました。
すぐにでも部屋に入れる状況でしたが、カフェ&バーの居心地が良かったので、しばらくこちらでゆっくりしてから部屋へと向かいました。
エレベーター&廊下
エレベーターホールや廊下の雰囲気もさすがインターコンチネンタル。高級感があります。エレベーターの客室フロアはルームカードキーをかざして押すタイプです。
入り口・クローゼット
部屋に入ると、奥行きの長い部屋へと続く廊下と、左手に謎のオブジェが見えます。
部屋の電気はカードをスロットに差し込むとつくタイプです。掃除をお願いする/入室を断るサインもボタンで操作できます。
リビングへ続く通路の左手はクローゼットになっています。鏡になっているスライド式のドアを開けると、中には太めのハンガーと、厚手のバスローブが掛かっていました。他にもアイロンやアイロン台、シューケア用品やスリッパ、ランドリー袋やセーフロッカーもあります。
パントリー
パントリーには、ネスプレッソマシーンが置いてあります。カフェチェーンのCBTL(Coffee Bean & Tea Leaf)とのコラボした機械でした。
上の棚には無料のお水と、ミニバーのお菓子やカップラーメンが置かれています。下の扉を開けると冷蔵庫が入っていました。
リビング全体
リビングルームの全体像はこんな感じです。かなり広々していて、窓も大きくて開放感があります。
デスク
デスクは大きなガラスの天板でできていて高級感があります。椅子もしっかりしています。デスクライトもありますが、ちょうど上に部屋のライトが付いているので、なくても十分明るかったです。
メモ帳やペン、ホテルガイドなども高級感があります。デスクサイドの壁にある電源はUSB給電もあってかなり使いやすかったです。
ベッド
ベッドがとにかく大きかったです。セミダブルのベッドを2台並べたぐらいの大きさで、奥行きよりも幅の方が広いです。マットレスも枕もほどよい柔らかさで快適に眠ることができました。
ベッドサイドにも広さのあるテーブルがあり、電気のスイッチ類がまとめられています。電源に関しては片方にUSB給電のスロットがありましたが、通常のコンセントはありませんでした。
ソファ
ベッドとデスクの間には、おしゃれな形をしたソファが置かれています。普通に座るのはもちろん、足を伸ばして座ることもできるので快適でした。
ソファの前には、おしゃれな螺旋状の足をしたガラステーブルが置かれていました。テーブルの上には、IHGプラチナメンバーであることのお礼と特典一覧がかかれた紙が、しっかり額縁に入れて立てかけられていました。いつも封筒に入れて渡されたりするこの紙をここまで立派にしてくれるのには感動しました。
バスルーム
バスルームは閉ざされた空間ではなく、ガラス窓で中が見える状態になっていました。(もちろん中からブラインドは降ろせます。)
バスルームの全体像はこんな感じです。
入って左手には大きな浴槽があり、シンクも広々しています。
右手にはトイレとシャワーブースがあります。
アメニティは「AGRARIA」というブランドで、以前マルタのインターコンチネンタルに泊まった時と同じでした。歯ブラシセットやソーイングセットも用意があります。
他にも体重計やティッシュ、鏡、ドライヤーもあります。更には部屋とは別で2本水が用意されており、いたれりつくせりの環境です。
フィットネスセンター(ジム)
ジムは5Fにフィットネスセンターがあり、かなり広くて機材も充実していました。ランニングマシーンやウェイトマシーンはもちろん、フリーウェイト用のダンベルやベンチもあります。
中央には水やタオルのステーションも用意されていて、快適にトレーニングすることができました。ロッカーやトイレ、シャワーもあります。
プール
フィットネスセンターを右手に奥へ進むと、外のプールへと出るドアがあります。あまり派手さは無く、ビルに囲まれているので景色も良いとは言えませんが、ベンチも十分な数用意があり、ゆったりと過ごせそうな雰囲気でした。
まとめ
以上、インターコンチネンタルクアラルンプールに宿泊した時の様子を振り返ってみましたが、多少の古さはあるものの、キレイに清掃はされていますし、インターコンチネンタルらしいラグジュアリーさがあって良いホテルでした。
クアラルンプールでのホテル探しの参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)
GODSPEED!!!