2019年6月、カナダのバンクーバー(Vancouver)からトロント(Toronto)へ移動する際に、カナダの航空会社エアカナダ(Air Canada)を利用しました。
深夜便でかつ、ビクトリア(Victoria)を経由するという変則的なルートですが、ちょうど夜間に移動したかった僕にとっては好都合でした。
フライト基本情報
今回利用したエアカナダのフライト情報を下表にまとめました。
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航空会社 | エアカナダ(Air Canada) | |
機材 | Q400 | A321-200 |
便名 | AC8081 | AC1682 |
出発地 | バンクーバー国際空港(YVR) | ビクトリア国際空港(YYJ) |
目的地 | ビクトリア国際空港(YYJ) | トロントピアソン国際空港(YYZ) |
出発時刻 | 22時30分 | 23時40分 |
フライト時間 | 30分 | 4時間28分 |
座席クラス | エコノミー | |
予約クラス | A | |
チケット代 | CA$260.53(約21,000円) |
予約と価格とANAマイルについて
エアカナダの公式サイトから直接予約して、料金はCA$261(約21,000円)でした。国内線と考えると高い気もしますが、距離を考えると妥当かもしれません。
エアカナダはスターアライアンスに加盟していますが、カナダ国内線はANAマイルの積算対象外です。SFC修行の足しにしたかったのですが残念。
バンクーバー国際空港(YVR)
今回のフライトはカナダの国内線となるため、バンクーバー国際空港の国内線ターミナルに向かいます。夕方あたりには到着したのですが、夜遅くのフライトのため、手荷物検査前のエリアにあるカフェ(Tim Hortons)などで時間を潰していました。
フードコートの1つ上のフロアが比較的空いていて過ごしやすかったです。電源がある席もあり、無料WiFiも使えました。特に豪華さはありませんが、過ごしやすい空港でした。
手荷物検査を終えると、制限エリアに入ります。カナダらしくトーテムポールが並べられています。
制限エリア内の方が、モダンな雰囲気もモダンで、お店もいっぱいあって賑わっていました。免税店とちょっとした売店しかない空港も多いため、出発ロビーで長い時間過ごしていましたが、こちらで過ごす方が快適そうでした。
エアカナダAC8081便
搭乗時間になってゲートを抜けると、細長い機体をした小型プロペラ機が待機していました。見た目が可愛らしいのは良いのですが、機内はかなり狭く、2:2の4列シートになっています。
機体のせいか天気のせいかわかりませんが、結構揺れて怖かったです。とはいえ、すぐ慣れますし、30分足らずで着いてしまう距離なので我慢ですね。特に機内サービスはありません。
2019年は世界中で100本以上の飛行機に乗りましたが、この路線が一番短かったと思います。
ビクトリア国際空港(YYJ)
ヴィクトリアでの乗り換え時間は、わずか45分間しかありませんでした。
空港の建物内に入ると、少し焦った感じで「トロント行きの方はいますか?」とスタッフの方が呼びかけていました。
手をあげて、その方々の前で待機していると、人数が集まったところでトロント行きのゲートまで案内してくれました。
とはいえ、エスカレーターを上がるだけでしたが。しかも結局トロント行きのフライトの搭乗時間が2,30分ほど遅れていて、まだ手続きすら始まっていませんでした。
エアカナダAC1682便
今回は乗客も多く、機材はA321-200。3:3の6列シートでした。
ちなみにトロント行きの便の運営はエアカナダではなくエアカナダルージュがしていました。エアカナダルージュはエアカナダの子会社ですがLCCではないようです。レジャー航空会社という位置づけで制服やサービスも違うそうですが、エアカナダ系列の飛行機に乗るのが今回で初めてだったので、結局違いはよくわかりませんでした。
ヴィクトリアからトロントまでは、西海岸から東海岸への移動なので、飛行時間も4時間以上、時差も4時間あります。
進行方向左手の窓側の席だったのですが、運良く隣の乗客がおらず、3列をフルに使って眠ることができました。朝になり日が出てきてから1時間ほどすると、トロントに到着しました。
トロントピアソン国際空港(YYZ)
トロントピアソン空港はカナダ最大の街の空港というだけあって、広くてモダンなデザインです。人も沢山いて賑わっていました。
空港から市内へのアクセスですが、空港から市内中心部のユニオン(Union)駅まで繋がっている「UP Express」という電車が便利です。約25分でユニオン駅まで行けます。車両も新しくて綺麗です。
乗車時には、通常の空港↔市内だけのチケットを買っても良いですが、トロント市内の他の交通手段にも使える、Prestoカード(日本でいうSuica)を買っておくと、市内までの料金も割引きされるのでオススメです。UP Expressホーム手前の券売機でそのまま買えるので、少し多めにチャージしておくと市内での移動にも使えて便利です。
エアカナダ
西海岸から東海岸への移動はそれなりに距離もありますし、初めてのカナダ旅だったので、安心のスターアライアンス系列のエアカナダで移動しました。乗り継ぎのある深夜便でしたが、ビクトリア国際空港での乗り継ぎ時にとスタッフが待機してくれていた点など、サービスはしっかりしている印象でした。30分という短距離便と深夜便だったので機内でのサービスはあまり体験できなかったのは少し心残りです。ぜひ次はSFC会員としてラウンジも含めて利用してみたいです。
エアカナダの利用を考えている方の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。
GODSPEED!!!
番外編:カナダの空港コードがわかりずらい件
ところで、カナダでの航空券予約や移動の際に困ったことがあります。それは空港コードがわかりずらいという点でした。代表的な都市の空港名と空港コードをまとめてみます。
バンクーバー国際空港 | YVR |
ヴィクトリア国際空港 | YYJ |
トロントピアソン国際空港 | YYZ |
モントリオール国際空港 | YUL |
エドモントン国際空港 | YEG |
オタワ国際空港 | YOW |
ケベックジャンルサージ国際空港 | YQB |
カルガリー国際空港 | YYC |
一般的には地名の頭文字を取るケースがほとんどです。ですがカナダの空港は全て最初はY(一部はX)始まりにしているそうです。
場所によっては2,3文字目は都市名に関係しているところもあります。例えばバンクーバー国際空港(YVR)のVRは「VancouveR」の最初と最後の文字からきているのがわかります。ですが必ずしも全部が都市名に関係しているわけではないそうです。なので結局は地道に対応を覚えるしか無さそうです。