2019年9月、ウズベキスタンの首都タシケントから青の都サマルカンドへ移動する際、ウズベキスタン航空を利用した。

フライト基本情報

ウズベキスタン航空(Uzbekistan Airways)
便名:HY043
出発時間・空港:14:55 TAS
到着時間・空港:15:50 SKD
フライト時間:55分
機体:BOEING 757
予約サイト:Trip.com
値段:2,430円

タシケント国際空港ターミナル3でチェックイン

タシケント市内の宿泊ホテルから国際空港まではタクシーで行った。

ホテルのフロントはバタバタしていて面倒そうだったので、外でタクシーを拾おうと思うと、案の定ドライバーたちがたむろしていた。

うち一人、歯の抜けたおっさんが「TAXI—!!」と言って寄って来た。
その顔面力に一瞬やられるが、空港に行きたいと言って値段を聞いてみると$3と言ってきた。

白タクにしては高いのかも知れないが、思いの他安いと感じた。
その後続けて、国際線じゃなくて国内線、ターミナル3に行きたいんだと言うと、少し渋めの顔をする。

なぜそんなお人良しをしたのか、今でも良く思い出せないが、手持ちの現地通貨でちょうど$3が出せず、5万スム札ならあった。
また、少し離れたところにある国内線ターミナルの場合、更に取られると考えて、5万スムで良いか?と札を見せると、

「OK!OK!」とまた上機嫌になったので、そのままタクシーに乗り込んだ。

タシケントの空港は少しやっかいで、国際線ターミナルと国内線ターミナルが離れて建てられている。通常の空港であれば、この間を結ぶシャトルバスがあるものだが、ここはウズベキスタン。そんなものはない。

そして市内から行くと、国内線ターミナルの方が遠い位置にある。

15-20分ほどタクシーに乗り、空港を大きくまわりこんで国内線ターミナルに着いた。

ターミナル前には白タクがたむろしている。
それを横目にパスポートを見せて、敷地内へと入っていく。

ウズベキスタンは他の都市でもそうだが、空港も電車の駅も、両方似ていてかなりしっかりした作りになっている。

とはいえ、中はシンプルな旧ソ連感の漂う感じ。
フライト出発3時間前くらいに着いたので、特にすることもないまま、チェックイン時間を待つ。WiFiも飛んでなかった。

2時間前を過ぎて、カウンターに列ができ始めたので、程よいところで並んでチェックイン。そのまま手荷物検査を受けて出発ロビーへと出た。

こちらもほぼほぼ入り口入ってすぐの空間と同じ作りになっている。
違うのは一応形だけのメニューも陳列も無いカフェがあるぐらい。

ここでもWiFiは入らず。特にすることなく、1時間ほど待ち、ようやく搭乗時間となった。

機体まではバスでの移動だった。

ウズベキスタン航空国内線の機内に潜入

今回の機体は、前回乗ったビシュケク→タシケント間の国際線の機体よりも大きいBOEING 757だった。やはり人気路線だからなのだろうか。

ウズベキスタン航空のマークが入ったエンジンが非常に迫力ある。

中は国際線と同じで、シンプルな普通の内装だが、やはり機体が違うとだけあって、少しこちらの方が機内全体にゆとりがあるように感じた。

アサインされたシートは窓側だったのだが、なぜか既にウズベキスタン人らしき少年が座っていた。

もはや、そこは俺の席だから変われと言うのも面倒なので、空いていた通路側の席に座る。

シートは確かに前回のAIRBUS320よりも、かなりしっかりしていた。

離陸前に、国際線同様にお水のサービスがあったが、フライト中は特に何もサービスは無かった。飛行時間が短かったためか、それとも国内線だからなのかは不明。

距離も短いので、一眠りしているとすぐにサマルカンドへ到着した。

サマルカンド国際空港に到着

サマルカンド空港では、飛行機を回り込むような形で徒歩で空港施設へ向かった。

間近でゆっくりウズベキスタン航空の機体を見れてテンション上がる。
ウズベキスタンの観光地もそうだが、キレイだから魅了されているのか、レアだから魅了されているのか、時々わからなくなってくる。

空港施設は到着の通路を通っただけなので、ほぼ印象は無いが、一応出口付近にATMはあった。

そして外へ出ると怒涛のタクシーの呼び込み合戦。

特に手前にいる英語のできる奴ほどふっかけてくるので、インドで鍛えた完全なる無視を決めて、奥へと進む。

振り切りすぎて、誰もいなくなったところで、少し折り返すと、ちょうどドライバーが寄って来たので、交渉し、3万スムでホテルまで向かった。

相場で言えば2万スムでも十分高いらしいけど。

このドライバー、すぐに出発しようとしない。
俺が一人だったことを良いことに、もう1人ついでにピックアップしようとしたので、他も待つなら2万スムだと言って譲らなかったら、しぶしぶ車を走らせた。

やっぱり何度やっても、このやりとりがなんとも面倒くさくて、本当嫌いだ。
タクシーの運転手を嫌いたくはないが、交渉すると結局変な空気になって、それが無理。

ウズベキスタンも、空港から市内のわかりやすい交通手段ができればもっと良い国だと思えるんだけどなぁ。。

ウズベキスタン航空国内線まとめ

以上、タシケントからサマルカンドまでの移動を飛行機でしてみたが、ポイントをまとめると以下の通り、

・タシケント空港の国内線ターミナルと国際線ターミナルは結構離れている(要タクシー)

・チャックイン、手荷物検査開始は2時間前から

・機体が良い(BOEING757)

・安い(約2500円)

・サービスはだいたい国際線と同じ

特にウズベキスタン航空に対して不安視することは無いし、この安さで行けるならベストな選択だと思う。

どちらかというと空港に行くまで、着いてからのタクシーの方が骨が折れる。

電車であれば、タシケントでは地下鉄で駅まで行けてしまうので、タクシー1回分少なくて良い。
電車と飛行機で差があるとすればそれくらいかもしれない。