2019年6月、カナダのモントリオールからアメリカのボストンに向かう際、エアカナダ(Air Canada)を利用しました。カナダからアメリカへの空路移動はアメリカの入国審査がカナダ側で受けられ、楽に移動することができました。モントリオールの市内から空港まで、ボストンの空港から市内までの移動も含めて振り返っていきます。

エアカナダAC8456便を予約

モントリオールからボストンまでのフライトは、エアカナダのホームページから予約しました。わずか1時間の距離で277.40カナダドル(約22,700円)なので値が張りますが、北米価格ということで割り切りました。

今回搭乗したエアカナダ便の情報を下表にまとめました。

航空会社エアカナダ(Air Canada)
機材CRJ900
便名AC8456
出発地モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(YUL)
目的地ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港(BOS)
出発時刻13時40分
到着時刻14時57分
フライト時間1時間17分
座席クラスエコノミー
予約クラスL
チケット代CA$277.40(約22,700円)

エアカナダはスターアライアンス系列ということで、ごく僅かですが、ANAマイル及びプレミアムポイント(PP)も貯まりました。(126マイル/126PP)

SMT747バスで空港へ

モントリオールの市内から空港までは市バスを利用しました。STMの747系統のバスがCA$8(約650円)で空港まで行ってくれます。タクシーだとCA$40(約3,200円)するので、少人数や一人旅のときはバスがオススメです。しかもこのバスがなかなか優秀で、10分おきの間隔で24時間運行しています。市内北部にあるモントリオールバスターミナルから市内各所を経由して空港へ向かいます。

市内中心部から乗っても良かったのですが、始発の場所から乗った方が確実だと思い、朝は地下鉄で「Berri UQAM」駅まで移動し、バスターミナル前のバス停から乗車しました。バスターミナルの中ではなく前の道路上にあるバス停から出発します。正確に言うと、ここが始発というわけでなく、ずっと巡回しているようでした。

料金の支払いには、モントリオールの交通系カード「OPUSカード」も利用できます。

このときはカナダを出国するタイミングで現金を消化しておきたかったため、現金で乗ろうとしました。しかし、お札が受け付けてもらえず、わざわざバスターミナルの換金所で小銭に交換してもらってから次のバスに乗り込みました。

バス停の数も多いため、空港までは60分近く要しました。バスターミナルではほとんど乗客がいませんでいたが、市内を通り終える頃にはかなり混雑してきました。やはりバスターミナルからの乗車して正解でした。

モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(YUL)

モントリオールの空港では、国際線の出発ゲートがアメリカ行きかどうかで別れていました。カナダの主要空港では、アメリカへ渡航する場合、カナダの空港側でアメリカの入国審査を受けます。手荷物検査とアメリカの入国審査を経て、制限エリアへ。カナダにいるけど、既にアメリカに入国しているという不思議な状態のまま機内へ乗り込みます。

ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港(BOS)

1時間ちょっとのフライトで、あっという間にアメリカ ボストンに到着。ボストンの空港は通称「ローガン空港」正式名称は「ジェネラル・エドワード・ローレンス・ローガン国際空港」というらしく、モントリオールの「モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港」と同様に長いです。

入国手続きはカナダ側で完了しているので、アメリカの空港では何もする必要がありません。国内線の到着と同じ感覚でサクッと荷物受け取りレーン、出口まで向かえます。

ローガン空港から市内へ

ボストンの空港から市内へは、地下鉄で行く予定でした。まずは空港の無料シャトルバスでエアポート駅まで行くはずだったのですが…

ターミナルの前に停車していたシャトルバスに乗り込むと、各ターミナルを順に回っていきました。「次はエアポート駅かな?」と思っていると、そのまま地下の高速道路を延々と進み、気づくと市内のコプリー地区まで運ばれてしまいました。幸い地下鉄駅がその近くにあったため、金融街エリアのホテルに向かって、結局そこから地下鉄に乗って移動しました。

ボストン市内

後で調べてみると、僕が乗ったのはローガンエクスプレス(Logan Express)というバスのようです。コプリー地区の少し南にあるバックベイ(Back Bay)のエリアまで無料で連れて行ってくれます。このエリアに滞在する人にとってはとても便利です。

カナダからアメリカへの空路は非常に楽

カナダからアメリカへの初渡航でしたが、カナダ側でアメリカ入国審査を受けられるのは便利です。シアトルで2時間以上待たされたあとだったので、やはりアメリカ入国の時間を懸念していました。モントリオールもボストンも、空港はどちらもモダンでキレイですし、市内と空港の行き来も便利でした。

カナダ→アメリカ渡航の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。

GODSPEED!!!