どうも、HYATT(@pt_hyatt)です。

2019年9月、トルコのイスタンブールからパムッカレへ日帰り旅行をしてきました。

パムッカレへの行き方ですが、ターキッシュエアラインのLCCでもあるアナドルジェット(Anadolu Jet)に乗って、イスタンブールからパムッカレ近くのデニズリという街の空港まで移動しました。この記事ではパムッカレに行くために利用した、アナドルジェットについてレビューしていきます。

イスタンブールからパムッカレへ日帰り旅行する方法

イスタンブールからパムッカレへに日帰り旅行するためには飛行機で往復する必要があります。パムッカレは小さい村なので空港は無いのですが、隣にはデニズリという街があり、その東方約50kmのところにデニズリ空港があります。

今回はターキッシュエアラインを利用してイスタンブールからデニズリ空港に行ってからバスでパムッカレに行く旅程を組んでみました。

イスタンブールからデニズリまではトルコの国内線となり、料金も安く飛ぼうと思えば往復TRY215(約4000円)くらいの便もあります。今回は日程の都合もあり往復TRY339(約6500円)の便を予約しました。

ちなみにトルコでは長距離バスのネットワークが発達していますが、イスタンブールからパムッカレまでは250km以上も距離があるため、夜行バスでの移動となってしまいます。料金も片道1000〜2000円はするので、そこまで安いわけでもないです。周辺の街やイズミール、アンタリアなどもあわせて巡る予定であればバスもありですが、パムッカレのためだけにイスタンブールからバスを利用するのはお金も時間ももったいないと言えます。

イスタンブールとデニズリ間の飛行機

イスタンブール↔デニズリの路線は、ペガサス航空もしくはターキッシュエアラインズが運行しています。イスタンブールの空港も、イスタンブール新空港もしくはサビハ・ギョクチェン国際空港いずれからも出港しているので、行きやすい方から選べます。

ただし日帰りで行く場合は、早朝にイスタンブールを発って夕方にデニズリから戻る便を選ばないといけないので、ある程度選べる飛行機は限られます。今回僕はイスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港を朝の8:35に出発して、デニズリ空港を18:35に出発する往復便を、いずれもターキッシュエアラインズのホームページから予約しました。

当日搭乗する際に気付いたのですが、実際に運行するのはアナドルジェット(Anadolu Jet)というキャリアでした。アナドルジェットはターキッシュエアライン子会社の格安航空会社(LCC)です。

アナドルジェット搭乗レビュー

サビハ・ギョクチェン国際空港

サビハ・ギョクチェン国際空港は、イスタンブール中心部から東に30kmほど離れたところにあります。前日夕方にイスタンブールに到着したのですが、朝早いということもあって、こちらの空港に近いところでホテルを取って前乗りしておきました。

チェックインはターキッシュエアラインのホームページからオンラインチェックインが可能でした。サビハ・ギョクチェン国際空港は個人的に初めて利用する空港なので、一応1時間半前には空港につくよう、朝6時半にホテルを出てタクシーで向かいました。

サビハ・ギョクチェン国際空港

トルコの空港では、空港のチェックインロビーに入る際にも手荷物検査があります。サビハ・ギョクチェン国際空港は、特別モダンという感じでも無いですが、大きくてキレイな空港で、まだ7時前だというのに多くの利用客がいました。

少し時間に余裕があったので、制限エリアに向かう前に空港のカフェで朝食をいただきました。

サビハ・ギョクチェン国際空港

アナドルジェットTK7321便

搭乗時間になりゲートへ移動。バスに乗って沖止めされた機体まで向かいます。

機種はBoeingの737-800で、3:3の6列シートです。アナドルジェットの機体は、ロゴこそ「Anadolu Jet」となっていますが、ターキッシュエアラインズとほぼほぼ同じで、メインカラーが青になったぐらいの違いしかありません。

LCCですが機内サービスもしっかりありました。小さめのサンドイッチもしくはケーキ(お菓子のようなもの)をいただくことができました。ドリンクは、コーヒーまたはチャイ、お水もいただけます。カップがなかなか可愛らしいデザインでした。

食事だけ見ると、ターキッシュエアラインズに比べると劣りますが、1時間ほどの距離の国内線、そもそもLCCで食事がついてきただけ嬉しいです。

侮ることなかれ!アナドルジェット!

飛行機の窓からの風景はデニズリ空港に近づいてくるにつれて、塩湖や荒涼とした大地が続く景色になってきます。

予定どおり1時間ほどでデニズリ空港に到着しました。

デニズリ空港

デニズリ空港は周囲に何も無いです。飛行機は沖止めで空港の建物までは徒歩でした。建物に入って手荷物受取レーンを過ぎ、そのまま真っすぐ進むと出口があります。

朝:デニズリ空港からパムッカレ

空港の建物を出て少し歩くと、デニズリ中心街行きのバスやパムッカレ村行きのバスが、飛行機の到着に合わせて待機してくれていますした。

バスの運転手に「パムッカレ?」と確認すると、パムッカレ行きのバスを案内してくれたので、それに乗りました。

夕方:イスタンブール行きの便へチェックイン

無事にパムッカレの観光を終えて、再びバスで空港に戻ってくると、正面のゲートから入って手荷物検査を受けます。

デニズリ空港

空港建物の中は広さはありますが、チェックインカウンターも数えるほどしかありません。唯一空いていたアナドルジェットのカウンターへ行きチェックイン。搭乗券を受け取りました。(なぜか帰りの便だけオンラインチェックインが上手くいかなかったのでカウンターで手続きしました)

デニズリ空港

空港建物入って右手の出発ゲートへ向かい、再び手荷物検査を受けて待機します。

デニズリ空港

アナドルジェットTK7321便

帰りの便も同じくBoeing737-800です。搭乗ゲートから沖止めされた飛行機まで歩いて向かい、後方から搭乗しました。

機内サービスも行きと全く一緒で、サンドイッチかケーキを頂けます。両隣に人がいる席だったので、いまいち気が休まりませんでしたが、一眠りしたり機内サービスをいただいたりしている間に、サビハ・ギョクチェン国際空港に到着しました。

サビハ・ギョクチェン国際空港

パムッカレはイスタンブールからの日帰り旅行も十分可能

最近人気が出てきているトルコのパムッカレですが、朝早く空港に行くことさえできれば、十分に日帰り旅行が可能でした。

僕も最初はバス移動を想定していたので、それがネックで少し面倒くささを感じていました。ですが、飛行機という手段を見てみると、意外にもバスと大きく値段も変わらず、日帰りでもいけることを知り、今回のフライトに至りました。

実際に移動してみて、アナドルジェットは軽食も出て快適でしたし、たった1時間で着けてしまうのは非常に魅力的です。

パムッカレに行きたいと思っているが方の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。

GODSPEED!!!