「アビアンカ航空のサービスはどんな感じ?」

と気になっている方に向けて、この記事では実際にアビアンカ航空(Avianca Airlines)に搭乗したときの様子を共有していきます。

アビアンカ航空は南米コロンビアの首都ボゴタを拠点とする航空会社で、スターアライアンスに加盟しています。

今回僕はブラジルのサンパウロ(GRU)からメキシコのメキシコシティ(MEX)まで、アビアンカ航空を利用して移動してきました。

グアルーリョス国際空港

グアルーリョス国際空港は、サンパウロ市内からは10km以上の距離があります。メトロやバスを乗り継いで行く方法もありますが、面倒なのでUberで移動しました。料金は時間による変動が激しく、高いとR$120(3100円)以上かかることもあるが、昼過ぎの時間帯でR$52(1200円)ほどで行くことができました。

グアルーリョス国際空港

グアルーリョス国際空港は、ターミナル2と3に国際線があります。今回利用したのは第2ターミナル。第3ターミナルの方が新しく良い感じらしいです。

グアルーリョス国際空港

第2ターミナルは多くの人が国内線利用のために来ていて、国内線の出発ゲートには列ができているのに対し、その横の国際線の出発ゲートはがらんとしていました。

グアルーリョス国際空港

ゲートは自動化されていて、ボーディングパスのQRコードをかざして入場できます。手荷物検査と出国審査は、誰も並んでおらず、5分もかからず、あっさり制限エリアに抜けることができました。

グアルーリョス国際空港

搭乗開始時間まではプライオリティパスが使えるGOLラウンジで過ごしました。

アビアンカ航空AV248便

搭乗時間になり、ゲートの近くにいくと既に多くの乗客でごった返していました。SFCなので優先搭乗ができるはずですが、特に搭乗グループの案内がありません。戸惑いながらも一応Priorityというレーンが見えたので、そちらに並んでみたところ、問題なく優先的に搭乗することができました。

グアルーリョス国際空港

機種はAirbus A330-200。機内は清潔で広いです。席にはモニターもありリクライニングもしっかり倒れてくれるタイプでした。いまいちだった点としては、深夜便ということでほぼ眠っていましたが、結構寒かった記憶があります。

機内サービスは、離陸後1時間くらいしたところで、サンドイッチとフルーツが提供されました。これだけで終わってしまったので、6時間の便と考えると少々物足りない気もしますが、その分しっかり眠れました。

アビアンカ航空
アビアンカ航空

エルドラド国際空港

サンパウロから6時間かけて、ようやくコロンビアのボゴタに到着しました。メキシコまではまだまだ遠いです。南米は広い。飛行機を降り、乗継客用の手荷物検査を抜けて制限エリアへ向かいます。

エルドラド国際空港

次のメキシコシティ行きの便までは約4時間ほどトランジットの時間があったので、エルドラドラウンジにて待機しました。

アビアンカ航空AV72便

搭乗時間になったのでゲートの前まで移動してきました。サンパウロのときと同じく、優先搭乗の案内板が無くてわかりずらかったです。搭乗手続きが始まって数分したところで、列に加わってみたら問題なく通れました。SFCなのでちゃんと優先の対応はしてくれますが、明確な案内板が無いキャリアは初めてでした。

アビアンカ航空

機種はBoeing 787-8。ボゴタ行きと比べると少し小さい機体ですが、こちらも清潔で快適でした。モニターも有ります。ラッキーなことに隣の2席が空いていたため3列占領することができました。11月にボゴタに到着してから約25日。ようやく南米を後にしました。

機内食はハムと卵の料理が出てきました。ハムは肉厚でしっかり濃厚なチーズもかかっており、これが結構美味しくて嬉しかったです。

アビアンカ航空

最後はメキシコ上空からの景色を楽しみつつ、約4時間のフライトを経て、無事メキシコシティ国際空港に到着しました。メキシコの入国カードも機内でしっかり配ってくれました。

メキシコシティ国際空港

メキシコシティ国際空港は少し古めです。入国審査はレーンの数も多かったですが、人の数も多くて20分近く並びました。一人ひとり時間掛かっている印象でしたが、自分のときだけは何故か「観光?」とだけ聞かれて1分も掛からず終了しました。

そのまま税関を抜けて出ようとしたら、ここで少しトラップがありました。特に申告するものも持っていないので”Nothing to declare”のゲートから出ようとしたら呼び止められてしまいました。どうやら中南米から到着した乗客は別のゲートから出ないといけないらしいです。

メキシコシティ国際空港

わざわざエスカレーターで再び上の階へ行き、長々と歩かされた先に中南米からの乗客専用のゲートがありました。さぞかし厳重な検査があるのだろうと思いきや、バッグを通すだけの簡単な手荷物検査を受けて終了です。

メキシコシティは空港から市内までメトロやバスが運行していて移動しやすいはずなのですが、空港内の看板が結構わかりずらかったです。深夜便で疲れ切っていたのもあり、面倒くさくなって結局Uberで移動しました。料金はMX$118(約650円)とあまり高くもないです。

メキシコシティ国際空港

スターアライアンス系列の南米の雄

アビアンカ航空は、機内も清潔で乗り心地が良かったです。搭乗時のグループ案内板が無いのは不親切でしたが、マイナスに感じたのはそれくらい。機内サービスはシンプルそのものですが問題無し。あとは女性CAさんのコスチュームが真っ赤で特徴的でした。(オーストリア航空を思い出します。)

ちなみにSFC会員ですが、預入荷物は無く、ラウンジもプライオリティパスで使えるところに入りました。なのでメリットを感じたのは優先搭乗ができたことぐらいです。南米ではプライオリティパスが最強なので、なかなかSFCやJGCのメリットは感じ辛いです。

以上、参考になりましたら幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。

GODSPEED!!!