バルセロナの空港から市内へバスで移動
2018年4月、バルセロナ国際空港にて。
この時は生まれて初めてヨーロッパの地に降り立ち、いささか興奮していた。
空港からメトロで市街へ向かおうとしたが、スペインの地下鉄はスリが多いという記事を過剰摂取していたため、バスに切り替える。
(今振り返ると、バスでも同じだろうし、気にしすぎ!笑)
バス乗り場近くにある券売機でエアポートバスのチケットを購入。
ちょうどタイミングよくバスが来たので、飛び乗った。
行き先を確認していなかったが、恐らく市内の中心部に向かってくれるだろう。それくらいの確度で乗ってみた。
カタルーニャ広場の前で多くの乗客が降りていくのに合わせて下車。
目の前に、ヨーロッパの景色が広がる。
ついに来てしまった…!
と興奮冷めやらぬまま、ホテルに向かって歩き出した。
目に入るもの全てが新鮮で、ワクワクしながらホテルへと向かった。
少し人気の無くなったあたりで、予約していたホテルを見つけ、チェックイン。
サグラダ・ファミリアに即圧倒される
飛行機が遅れたとはいえ、時間はまだ夕方。外もまだ明るい。
早速バルセロナの街を散策してみることにした。
まず最初に向かったのは、ホテルから比較的近かったのもあり、いきなり大目玉のサグラダ・ファミリア!
5分も歩かないうちにその巨大な建造物が姿を現した。
さぞかし広大な敷地内に建てられているのだろうと思っていたが、意外と普通の公園のすぐ横にあった。
この時は広角のカメラやレンズを持っていなかったので、画角に収めることはできず。ただただ大きさに圧倒された。
細部まで美しい。
すぐ横の区画にはカフェが立ち並ぶ。
バルセロナに着いてから何も口にしていなかったので、カフェで一息つくことにした。
カフェで1,2時間過ごしていると、辺りが暗くなってきたので再び散策へ出た。
まだギリギリ明るいとはいえ、時間はもう21時を回っていた。
そう、白夜だ。
まだ4月だったが、20時半くらいからだんだん薄暗くなり、22時くらいにようやく夜になる感じだった。
白夜もこの時初めて経験したので、なんだか感慨深かった。
サグラダ・ファミリアの位置情報は下記のマップの通り。
カタルーニャ広場などの中心部からは、割と北にある。
地下鉄のL2番線とL5番線に「Sagrada Familia」駅があるので、そちらを利用しても良いかもしれない。
カサ・ミラも大迫力!
西の方角に10分ほど歩き、カサ・ミラ(Casa Mila)に到着した。
夜のライトアップのせいか、曲線美のせいか、ラスボス感がすごい。
カサ・ミラは、サグラダ・ファミリアからは南西に1km以上歩いたところにある。
歩きたくない場合は、地下鉄のL5番線で「Sagrada Familia」駅から「Diagonal」駅まで2駅移動すれば、すぐ着ける。
カサ・バトリョの美しさに魅了される
カサミラから、グラシア通りを南東方向に進み、カサ・バトリョを目指す。
途中、キレイな建物が見えてきた
ホテル・マジェスティックという老舗の高級ホテルだった。
(モダンなホテルが好きなので、趣味ではないが、1回は泊まってみたい)
そこから1区画進んだところで、カサ・バトリョが見えてくる。
赤い装飾とライトアップが美しい。
ここは昼も夜も、写真撮影しようと人だかりができている。
カサ・バトリョの立地は、カサ・ミラと同じ通り沿いですぐ近くなので、この2つの外観を見るだけだったら15分もかからない。
ホテルへの帰り道も徒歩で。
道中にも、こんな教会がちらほらあって楽しい。
バルセロナ初日には申し分ない散策コース
バルセロナについて初日に、外観だけではあるが、ガウディの建築を堪能することができた。
2019年8月にバルセロナを再訪した際に、サグラダ・ファミリアもカサ・ミラもカサ・バトリョも中にも入って見学した。それはそれで、もちろん感動。
だが、この時はそもそも人生ヨーロッパ初日。外観を見て回るだけでも、十分感動が大きかったし、お腹いっぱいになって眠りについた。
ガウディの代表作3つ!外観見るだけなら1~2時間
バルセロナに訪れるなら、
・サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)
・カサ・ミラ(Casa Mila)
・カサ・バトリョ(Casa Batllo)
この3箇所は外せないスポットだが、いずれも市内中心部(サグラダ・ファミリアだけやや北東)に位置しているので、外観をサクっと見て回るだけであれば1~2時間もあれば十分。
バルセロナに行くけど、あまり観光する時間が無いという場合も、諦めずに巡ってみて欲しい。
もしくはバルセロナでトランジット時間が長い場合にも良いかも。