2020年3月、オーストラリア・シドニーでのトランジットの際、シドニー国際空港近くにあるホテル「シタディーンコネクトシドニーエアポート(Citadines Connect Sydney Airport)」に宿泊しました。

シタディーン シドニー 看板

寝るだけのトランジット目的で取ったホテルだったのですが、かなりオシャレでモダンでイケてるホテルだったのでびっくりでした。この記事では中の様子について振り返っていきます。

ホテル基本情報

今回宿泊したホテルの情報を下表にまとめます。

ホテル名(JP)シタディーン コネクト シドニー エアポート
ホテル名(EN)Citadines Connect Sydney Airport
ホテルチェーンASR(アスコット)
国/エリアオーストラリア/シドニー
チェックイン3月17日 14時00分
チェックアウト3月18日 10時00分
部屋タイプ1 Queen Bed
宿泊費(1泊)約10,600円

予約

予約はHotels.comから済ませました。2ヶ月前くらいに1泊約10,600円で予約していました。しかしその後3月に入ると、コロナウィルスによって豪ドル安になった影響で1泊7,000円くらいに値下がっていました。

立地

空港ホテルではありますが、隣接しているわけではなく、国内線ターミナルから500mくらい距離があります。

チェックイン日は、エアポートリンクで「Mascot」駅まで向かい、そこから南へ10分ほど歩きました。あいにく工事中の道が多くて、少し歩きづらかったです。

チェックアウト日は、逆に国内線ターミナル方面へと歩いてみました。空港敷地内に入る手前で太い道路を渡る必要がありますが、信号と横断歩道が整備されていたので、案外快適でした。距離的にはどちらも変わらないので、国内線ターミナルから歩いてしまった方が良さそうです。ちなみにUberだと国際線ターミナルまでAU$12.5ほどでした。

まとめると、

  • 国内線ターミナルからホテルへ:徒歩で10分(無料)
  • 国際線ターミナルからホテルへ:エアポートリンクで国内線ターミナルへ移動してから徒歩で10分(AU$3.5)、もしくはUberで5分ほど($12.5)

となります。特に用事でも無い限り、Mascot駅を使うメリットは無さそうでした。

外観・エントランス

かなりしっかりした建物になっています。派手さは無いですが、よく見ると複雑な形をした凝ったつくりになっていました。最上階や角の窓からの景色が良さそうなのがわかります。

シタディーン シドニー 外観

中に入ると、そこはロビーではなく、最上階に受付がある旨が示されたオシャレなオブジェがありました。

シタディーン シドニー エントランス

左手にエレベーターがあり、それに乗り込み最上階へと向かいました。エレベーターの中もオシャレでイケてる装飾がされていました。

ロビー・受付

最上階に着くと、見晴らしの良い窓に囲まれたオシャレなロビーが目に入ってきました。

窓からはシドニー国際空港方面の様子が一望できます。

シタディーン シドニー 空港側の景色

左手には受付のカウンターがあります。スタッフは暖かい笑顔で、迎え入れてくれました。スムーズにチェックインが完了し、ルームカードキーを受け取りました。ここで気が付きましたが、このホテルはアスコットホテルの系列みたいですね。東南アジアなどでは時折見かけて気になっていた系列ではありました。

シタディーン シドニー ルームキーカード

ちなみにこのとき、Hotels.comのゴールド会員の特典で、ワインが1本無料でプレゼントされました。

売店・レストラン

最上階フロアのお奥には、売店とレストランがあります。眺めも雰囲気もかなり良かったです。

レストランというほどかしこまった感じではなく、「料理が注文できるラウンジ」といった感じの雰囲気でした。席もダイニング席や窓際のカウンター席、奥のゆったりしたソファ席、そして反対側には屋外のテラス席と、どこもオシャレかつ快適そうな席でした。

テラス席からは空港とは反対側の風景が一望できます。遠くの方に少しだけシドニー中心街の様子が見えました。

シタディーン シドニー テラス 景色

売店も充実していて、ほぼコンビニのような品揃えがありました。お菓子や飲み物はもちろん、お弁当やサンドイッチ、日用品などもありました。売店横には電子レンジやポット、使い捨ての食器類が用意された棚もあります。

部屋にあったお水が有料だったので、夕飯ついでにこちらでパックの水を買ったのですが、あまり大きくもないのにAU$6もしたのが謎でした(笑)

廊下

エントランスやロビーだけでなく、廊下もオシャレになっています。カーペットが敷き詰められた廊下は、グレーの壁に鮮やかなブルーで縁取られた部屋番号案内が映えています。

客室

客室全体の様子はこんな感じ。

シタディーン シドニー 客室全体

広さも十分あり、一つ一つの家具がシンプルで美しいです。順に紹介していきます。

ベッド

ベッドは広々キングサイズで、柔らかさもありました。

シタディーン シドニー ベッド

ベッドサイドには、テーブルとモダンなデザインの目覚まし時計が置かれています。どちらにも読書灯や電源が用意されていて便利でした。

デスク・ソファ

部屋の角には小さめのデスクと、その横にはソファもあります。ライトは上から吊るされているタイプでデザイン性が高いです。ただ、デザイン重視すぎるためか、実用性はいまいちでした。もう少し広いと嬉しいですし、椅子の座り心地も微妙でした。

エントランス・窓

部屋の入り口はシンプルですが鏡の形がオシャレ。窓は細いですが、床から天井まで伸びていて、十分に開放感がありました。

シタディーン シドニー 客室窓側

クローゼット・パントリー

クローゼットはオープンタイプ。広々していて使いやすかったです。

シタディーン シドニー クローゼット

横にはパントリースペースがあり、グラスやコップ、ティーパック、砂糖、栓抜きが置かれていました。その下にはセーフロッカーや冷蔵庫もあります。

シタディーン シドニー パントリー

冷蔵庫には水とミルクが入っていました。ですがお水はキャップに「$3」の表記があり、有料扱いでした。結局売店でこれより小さい$6の水を掴んでしまったので、部屋の水を飲んだ方が良かったです。

シタディーン シドニー 冷蔵庫

バスルーム

バスルームは全体的に白く清潔感があります。タオル掛けやシャワー、シンクの蛇口など、金属部分は全て銅色になっていてオシャレ。シャワーは上からの固定式ですが、面積が広くて水量等バッチリなので、浴びやすかったです。

アメニティは「K」と書かれたブランドのもので、独特の香りがしました。石鹸、シャンプー、リンス、ボディソープ、ボディローション一通り用意があります。

シタディーン シドニー アメニティ

フィットネス

2Fにはフィットネスもあります。エレベーターのすぐ前にあり、あまり広くは無いですが、機材は充実していました。ランニングマシンやダンベル、ベンチなどがあります。

まとめ

シドニー国際空港でのトランジットのため、ホテル代が高いシドニーでは、空港近くのホテルも良い値段がします。その中で、今回宿泊したシタディンズコネクトは1万円以下のお値段でクオリティ高いホテルでした。

立地もそこまで悪くないですし、「Mascot」「Domestic Airport」両駅の間なので、場合によっては市内観光の際の利用でも悪くないかもしれません。

Hotels.comでシタディーンコネクトシドニーエアポート(Citadines Connect Sydney Airport)を予約する

シドニー国際空港周辺でのホテル探しの参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)

GODSPEED!!!