SFC会員(修行僧含む)になると、飛行機の予約の際は、なるべくスターアライアンスの航空会社を選びたいもの。中米のエリアで対象の航空会社はあるの?と思い、調べてみると出てくるのがコパ航空(Copa Airlines)だ。

コパ航空はパナマを拠点とするスターアライアンス加盟のレガシーキャリアだ。スターアライアンスメンバーだから大丈夫と思いつつも、中南米の飛行機ということで不安に思う人も多いハズ。

ということで今回は、アメリカのマイアミからパナマまで向かうコパ航空に乗ってみたので、その様子をレポートしていく。

コパ航空CM440便搭乗レポ

2019年11月某日、マイアミ国際空港からパナマシティのトクメン国際空港へ向かうCM440便に乗った。

マイアミ空港のコンコースJから出発

前日のうちにWEBチェックインをして、デジタルボーディングパスもウォレットアプリに追加済み。10時台発の便だったので、9時前にはマイアミ国際空港へ到着した。

マイアミ国際空港

マイアミ国際空港は巨大で、制限エリアに入るまでの手荷物検査も、利用するキャリアによってわかれている。コパ航空はコンコースJから出発ということで、南のターミナルにて手荷物検査を済ませた。アメリカは特に出国審査が無いので、これでもう搭乗手続きが完了となる。

マイアミ国際空港

制限エリア内では、同じスターアライアンス加盟のアビアンカ航空のラウンジで過ごした。

SFCで優先搭乗のはずが…

搭乗開始時間になりゲートに向かうと、すでに搭乗が始まっていた。あまり混んでなかったが、一応優先搭乗レーンがあったので、そちらを利用してみた。

しかし、パスポートチェックの際に、パナマの滞在期間やら出国便の情報やらを聞かれて、結局時間がかかってしまった。
(アメリカでの出国審査がない分、ここにしわ寄せが来てしまっているのだろうか…。)

結局機内に乗り込んだのは、だいぶ後半になってしまったが、優先搭乗自体そこまで大したメリットでもないので良しとする。

機内は快適なシート

機体はBoeing 737-800。座席は3列シートの窓側だった。日中にマイアミからパナマへ行く際は、カリブ海のキレイな景色が見えるので窓際がオススメだ。

コパ航空機内

機内はシートもしっかりしていて快適だった。ディスプレイもついていた。機内サービスは、ドリンクとポテチ。あとはホットミール1つをサンドイッチともう1つ(名前不明)から選択する。後者を選んでみたら、肉の詰まったピタパンのようなものだった。

コパ航空機内サービス

マイアミの空港を出発して30分ほど飛行すると、キー諸島の上空を通過した。窓から見える諸島の様子が、とてもキレイだった。

コパ航空キー諸島

キューバの上空を通過し、今度はパナマに近づくと、パナマ近郊に漂っている大量の船や、空港近くの森林など、雄大な景色を見ることができる。

コパ航空パナマ着陸前
コパ航空パナマ着陸前

約3時間のフライトを終え、無事にパナマ(トクメン国際空港)に到着した。

コパ航空機内

日本人はビザなしで入国可能

パナマへの入国は非常にシンプルだった。外国人向けのレーンに10分ほど並び、審査官からは滞在日数や滞在先のホテルを聞かれたくらい。無事にスタンプを押されて入国完了。日本人は観光目的の180日以内の滞在はビザなしで可能だ。

空港から市内までは、バスという手もあるが、Uberタクシーで移動した。

コパ航空は安心のスターアライアンス加盟

特に素晴らしい点があったわけではないが、スターアライアンスの名に恥じないサービスだったと思う。機内も問題無く快適だし、窓から見えるカリブ海やパナマ周辺の景色は美しかった。

SFCであればラウンジや優先搭乗レーンも利用でき、ちゃんとした上級会員としての扱いを受けることができる。中南米でも安心してフライトを楽しめるキャリアだ。