2019年12月、少しレアなラウンジに潜入してきたので、その様子をレポートしていきます。

今回紹介するのは、南米アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるエセイサ国際空港。そこにあるとされるアメリカンエキスプレスの通称「センチュリオンラウンジ」です。

アメリカンエキスプレスインターナショナルラウンジ

ブエノスアイレスの「センチュリオンラウンジ」は、アメリカないしは香港にある「センチュリオンラウンジ」と名前は同じなのですが、実はそれとは異なる「アメリカンエキスプレスインターナショナルラウンジ」というくくりの1つです。

「アメリカンエキスプレスインターナショナルラウンジ」は2019年12月現在、世界13箇所に展開中。そのうちのほとんどが名前が「アメリカンエキスプレスラウンジ」か「センチュリオンクラブ」という名前になっています。しかしブエノスアイレスのものだけ本家と同じ「センチュリオンラウンジ」になのです。ややこしい。

この、本家と同じ名前なのに実は「アメリカンエキスプレスラウンジ」という点が興味深かったので実際にラウンジへ潜入してみました。

ブエノスアイレスのセンチュリオンラウンジ

2019年12月、アルゼンチンのブエノスアイレスにあるエセイサ国際空港(EZE)からブラジルへと移動するスケジュールを組んだので、その際にこのセンチュリオンラウンジを利用してみました。

場所

ラウンジの場所ですが、ターミナルCの制限エリア内にあります。ターミナルAを利用の場合は少し遠くなってしまうのが難点ですが、5~10分ほど歩くとたどり着けます。

センチュリオンラウンジへ繋がる階段には次の案内板あります。

EZEセンチュリオンラウンジ入り口

受付

EZEセンチュリオンラウンジ

受付ではアメックスのカードとパスポート、搭乗券を提示しました。快く迎え入れてくれ、WiFiパスワードの書かれた紙を受け取り、中へ入りました。

空間

EZEセンチュリオンラウンジ

結構奥行きがあり、席も豊富にありました。ソファ席、テーブル席と様々。電源がある席も多いです。

EZEセンチュリオンラウンジ

一部を除き窓ガラスから外が見えるようになっているので、開放感もあります。トイレは男女共通の個室がいくつも並んでいます。

フード/ドリンク

ホットミールは無いのですが、ハムとチーズを挟んだクロワッサンやパスタなど、お腹を満たせるものも多かったです。ケーキやコーヒー類は本家以上に種類が豊富で、奥にある冷凍庫ではアイスも提供されていました。

EZEセンチュリオンラウンジ
EZEセンチュリオンラウンジ

ドリンクは、冷蔵庫からソフトドリンクや水、ビールなどがピックアップできます。もちろんコーヒーやフレッシュジュースもあり。ワインやリキュール類も豊富でした。

EZEセンチュリオンラウンジ ワイン

本家との違い

ブエノスアイレスのセンチュリオンラウンジは、実際に利用してみた感覚としては、本家「センチュリオンラウンジ」とあまり違いを感じませんでした。

受付やラウンジ内の雰囲気に関しては全く一緒だし、提供されるフードやドリンクもしっかりしています。強いて言えばホットミールの提供やバーカウンターが無いことぐらいです。

あとはシャワーが見当たりませんでした。(見落としただけかもしれないですが)ただし、シャワーに関しては本家でも無いところもあるので、違いと言うほどでもないかもしれません。

アメックス保持者でゲートが近ければオススメ

今回僕は利用するゲートがターミナルAの一番端だったので、センチュリオンラウンジまでわざわざ往復15分くらいかけて移動する必要がありました。

搭乗ゲートの近くにプライオリティパスで入れるラウンジもあったので、特段ゲートが近くなければそちらで十分かなという印象です。

もしゲートがターミナルCにあり、アメックスを保持されている場合は利用してみても良いかもしれません。

ホットミールやバーカウンターこそ無いですが、お腹も満たせますし、お酒やソフトドリンクの種類も豊富です。雰囲気も本家センチュリオンラウンジとほぼ同じなので、良いラウンジだと思いました。