2018年4月、スペイン南部の街グラナダを観光してきた。

アンダルシア地方で有名な建築物と言えばアルハンブラ宮殿。今回はアルハンブラ宮殿の夕暮れから夜までの様子を、全体像が良く見えるというサン・ニコラス展望台から眺めてみた。

他のグラナダ市内の様子と合わせて、写真とともに振り返っていく。

ヌエバ広場のレストランでランチ

ちょうど新市街と旧市街の境目あたりで市バスを降りた。

旧市街側を覗くと、こんな感じで白っぽい美しい街並みが広がっている。

新市街側の風景。

田舎町を想像していただけに、思っていたよりもだいぶ都会だった!

ヌエバ広場に出てきた。ここで適当にレストランを見つけ入る。

適当に入ったお店だったが、モダンで雰囲気が良かった。

お通し?の焼き鳥みたいなのが、めちゃくちゃ美味かった!

ビールとピザを注文。

お酒も料理もかなりこだわっている感じのお店だったので、非常に美味しく大満足!

アルバイシン地区を散策

食事を終え、散歩がてらアルハンブラ宮殿の麓あたりに向かって歩いていく。

小川と旧市街の街並みがマッチしていて美しい。

脇道に入るとまた一気に雰囲気が変わる。

アルバイシン地区と呼ばれるこの辺りは壁の色も様々。中でも白一色のエリアが結構キレイだった。

アラブ街のカルデレリア・ヌエバ通りに出てきた。

ここまで来ると、スペインというより中東に迷い込んだような感覚に陥る。

グラナダ大聖堂

グラナダ大聖堂

更に南西の旧市街に行くと、グラナダ大聖堂が見えてくる。

見えてくると言っても、入り組んだ旧市街の中に佇んでいるので、なかなか全体像を掴むのが難しい。

グラナダ大聖堂

壁には複雑な彫刻が。

グラナダ大聖堂

ただただ迫力がすごくて見上げるしかない。

正面入口

大聖堂の隣にある博物館(Edificio Curia Metropolitana)

大聖堂から更に南西へと歩き、宿に一旦チェックイン。荷物を下ろしてから再び散策を開始した。

サン・ニコラス展望台へ

旧市街をぶらぶら歩いていると、オシャレなカフェがあったので、そこで休憩しつつひと仕事。

気づくと18時頃になり、ゆっくりと日も傾き始めたところで、いざサンニコラス展望台へ。

石畳の階段や坂道をひたすら登っていく。

ただこの途中の光景も、雰囲気があって楽しかった。

結構傾斜のキツイところもあるが、20分くらい歩くとサンニコラス展望台が見えてくる。

振り返ると、市内が一望できるくらい景色がよくなっている。

サンニコラス展望台周辺に到着。ちゃんと教会があります。

サンニコラス展望台にある教会。周辺にはレストランや売店も。

サンニコラス展望台

こちらがサンニコラス展望台。既に沢山の人で賑わっていた。

サンニコラス展望台から見るアルハンブラ宮殿

ついに姿を現したアルハンブラ宮殿。

ここサンニコラス展望台からだとその全体像を見ることができる。

アルハンブラ宮殿の左手(東側)を見ると、山になっている。

これが日中のアルハンブラ宮殿の様子。大きくかつ複雑そうな造りをしている。

サンニコラス展望台周辺は、たくさんの人がいるのでレストランや売店も賑わっている。

ヘナタトゥーを入れてる人たちも。

日が暮れるまで暇だったので、次にお願いしてみようと思っていたが、ちょうど閉店してしまったorz

この日のグラナダでは、マラソン大会が行われていたようで、このサンニコラス展望台もそのルートに含まれていた。なかなかアップダウンが厳しそうだ…。

サンニコラス展望台を後に、再び市街へと走っていくランナーたちと応援するひとたち。もはやマラソンを見に来ているのか、アルハンブラ宮殿を見に来ているのかわからない。笑

日がだいぶくれてきた頃のアルハンブラ宮殿の様子。

まだライトアップもされていないが、沈みかけの夕日に照らされて美しい色になっていた。

右手(西側)を眺めるとグラナダ市内が一望できる。

21時過ぎ頃、ようやく日が暮れて、ついにライトアップが始まった!

日中も夕方も美しかったが、やはり夜は夜で美しい。甲乙つけがたい。

グラナダ市内の様子もキレイ。

ただ、この時点でだいぶ体が冷えてきた。4月の終わりだったが、グラナダは他の都市と比べても比較的涼しく、特に夜になると結構冷え込んでシャツ一枚とウィンドブレーカーだけでは結構寒かった。

サンニコラス展望台から降りて再びグラナダ市内へ

夕焼けから夜まで、アルハンブラ宮殿の様子を堪能し、体も冷え切ったところで、市内へ戻ることに。

辺りはもう暗くなっているが、街灯がどこもしっかりあるので、そこまで暗い道は無い。

暗くて危険どころか、かなりオシャレになっていた。夜の方が映える街かもしれない。

どこをどう切り取っても良い感じ。

夜の石畳は絵になる。

麓からアルハンブラ宮殿を見上げるとこんな感じ。

月と相まってかなり雰囲気のある画が撮れた。

22時頃になってしまったが、市内はまだまだ人が沢山いた。

危ない雰囲気は特に無いが、店はほとんど閉まっているか、ちょうど閉まる時間帯だった。

新市街はあまり巡る予定も無かったが、見た感じ結構良さげ。

次来ることがあれば新市街も含めてじっくり散策したい。

宿に戻る前に、食べて帰りたいと思っていたところ、ちょうど宿の裏手あたりにまだ営業しているお店があった。

とりあえずビール。

メニューがスペイン語でさっぱりわからない…。適当に注文。

すると、割とデカめのものが運ばれてきた。

おそらくポテトの何か…なのだが、ひたすら塩っぱくて、完食するのがかなりキツかった。。

むしろ、お通しで出てきたこっちのポテサラみたいなのがよっぽど美味しかった!

ビールをもう1杯頼むなどして、しょっぱさをなんとか乗り切って完食。無駄に出費がかさんだ夕飯だった!笑

アルハンブラ宮殿は見るだけでも満足だが、ぜひ再訪したい街

本来は、アルハンブラ宮殿の中に入りたいところだった。しかし、早朝に並んで、かつそれでもすぐに入れるか怪しいとい情報だったので躊躇していた。

翌日のバスの時間との兼ね合いもあったので、今回はサンニコラス展望台から眺めるだけにした。

結果的に、日中、夕方、夜と、アルハンブラ宮殿の3つの顔を見れたので、それだけでも非常に満足だった。

アルハンブラ宮殿の内部はもちろん、旧市街と新市街もまだまだじっくり見たら面白そうな街なので、ぜひ再訪したい。