2019年8月、オーストリア第2の都市グラーツに行ってきましたので、その様子をまとめたいと思います。
グラーツはオーストリアの首都ウィーンから南に約100kmほどにある街です。
ウィーンからは鉄道ないしはバスで2〜3時間で行くことができます。
オーストリア・グラーツで巡った場所
クロックタワー
最初に行ったのが、クロックタワーです。行き方は2つあって、グラーツの旧市街からゆるやかに坂を登りながらいくパターンと、ほぼ崖のようなところを階段登っていくパターン。
階段を登っていく場合は、このようなところを登っていきます。
私は行こうと思ったときには、既に中腹くらいの高さまで旧市街を歩いていたので、そのまま坂道を登っていきました。
こんな感じののどかな山道をのぼっていきます。
そこまで急ではなく、5分くらいするとクロックタワーが見えてきます。
クロックタワーは、決行巨大な文字盤がかなりインパクトあります。
あまりこのサイズの時計を近くで見ませんからね。
このクロックタワーを中心として、段々畑のごとく庭が広がっているので、そこから見るクロックタワーもかなり良いです。
そして忘れてはいけなのが、ここから見えるグラーツの街並み。
夕日に照らされたオレンジ色の屋根がずらりとならんで、圧巻です。
ムーアインゼル(Mur Cafe)
次に訪れたのは、旧市街のやや北西にあるムーアインゼルです。
こちらはただのカフェではなく、Mur川の真ん中にある人工の浮遊島として、グラーツ市の新たなシンボルとなっています。
外観はこんな感じで両岸からの通路で結ばれた、美しい流線型のデザインとなっています。
近づいてみると、そこにはしっかり座席やカウンターなどが用意されていました。
夜になるとキレイにライトアップもされて、盛り上がってくるようです。
グラーツ大聖堂と皇帝フェルディナンド2世の霊廟
グラーツにも、当然のように大聖堂があります。旧市街の中でも東側、少し坂を登ったところにあります。賑やかなエリアからは少しはずれたところにあり、結構閑散として地味な印象でした。
すぐ隣には、皇帝フェルディナンド2世の霊廟も建てられていました。こちらの方が美しい装飾が施された外観をしていました。
大聖堂と並んで、両方建物がでかいのは良いんですが、2つがくっつき過ぎて、非常に写真取りづらかったです笑
グラーツ観光その他
グラーツでしっかり観光として訪れたのは、これくらいでした。
さすがはオーストリアの都市。街並みはキレイですし、旧市街を歩いているだけでも、楽しめると思います。
とはいえ、どうしてもウィーンと比べてしまうと、一気に田舎に来た感じがします。
第2、第3の都市は、割と首都と同じかたまに上回ってくるぐらい都会だったりしますが、グラーツの場合はその逆で、しっかり「地方都市」って感じです。
その分、自然も豊かで、落ち着いた雰囲気が楽しめます。
グラーツ市内はゆっくりできるカフェが少ない?
レストランや、パン屋、アイスクリーム屋はたくさんあります。
ですが、気軽に入れるようなカフェがあまり見当たりませんでした。スタバやコスタコーヒーなどのチェーン店はないです。
観光も終わって、レストランも行ったし、ホテル戻る前にひと仕事するかーって時に見つからず苦労しました。
観光するのも全然時間かからないですし、結構時間空いてしまうことになると思うので、レストランで極力ゆっくりするか、少し疲れたらホテルに戻ってしまうのも手でしょう。
更に言うと、サクッと観光だけできればOKという方は、1泊で十分だと思います。
市内はトラムやバスが張り巡らされていて移動も時間かからないですし、2泊でも長いと感じました。
グラーツ観光するなら平日がオススメ
オーストリアの中でもウィーンに続く都市のグラーツですが、ウィーンとの差は結構でかいです。観光スポットもそうですが、お店の数なども全て圧倒的に小さいです。
更には、日曜日になるとほとんどが閉まってしまいます。ちょうど到着したのが日曜日だったので、その閑散とした街並みに逆にびっくりしてしまいました。水を買うのにも苦労したほどです。
月曜日に再びくると、今度はたくさんの観光客がいて、お店も活気があり、本当に同じ街なのか?という感じでした。
人がたくさんいると言っても、他の有名観光地等に比べたら全然空いていますし、歩きやすいので、ゆっくりしたい人にはオススメな街です。