2019年8月、北京を訪れた際に、ホリデイ・イン ダウンタウン北京に滞在しました。

ホリデイ・イン自体は中国にもたくさんあって、北京の中でも何店舗かあります。

今回宿泊したのは、西側にあるホリデイ・イン・ダウンタウンです。

金融街の近くでかつ駅チカ!立地は悪くないが、少し閑散としたエリア

ホリデイ・イン・ダウンタウン北京は、地下鉄2号線の「阜成门(Fuchengmen)」駅のすぐ近くです。
幹線道路の十字路にある駅なので、出口を間違えると少々移動が面倒です。
ホテルに一番近いのは、A出口です。
A出口を出て裏側、十字路の北西に100mほど歩くとすぐ見えてきます。

周囲には一応デパートや飲食店もありますが、割と何もないエリアです。

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建物が古い?豪華でキレイだが、昭和の薫りの漂うロビー

ホテルの外観は、ホリデイ・インとしては寂れている印象ですが、ロビーはかなりキレイな造りになっていました。
ただ、ザ・中国という感じがしますし、私はあまり好きなテイストではないです。
少し、日本のバブル期につくられたホテル感がします笑

チェックインの際、日本語か英語か聞かれます。
一応日本語喋れる感じでしたが、少したどたどしかったので、英語でしてもらいました。

中国のホテルだと、英語も日本語も全く通じないパターンが多いです。
ですが、さすがはホリデイ・イン。他のスタッフも英語流暢だったので、そこの教育はしっかりしていました。

とはいえ中国だと、中途半端に日本語できる人がいるので、むしろ英語でのチェックインに慣れてしまっていると、逆にわかりずらかったりして困ります。

部屋がまさかの異臭…。原因は恐らくエアコンダクトの老朽化?

無事にキーを受け取り、エレベーターを上がって部屋に入ります。

ロビーではほとんど感じませんでしたが、上の階に降りて廊下に入ると、かなり古臭い匂いがします。

まぁ、廊下が臭うだけならしょうがないか…と思って部屋に入ると、なんと部屋の中でも匂いがします。匂いなので、なかなか伝えるのが難しいですが、ツンと鼻にくるような匂いです。耐えられないほどではないですが、なんか気になるなぁ…という感じでした。

おまけにエアコンの風は直接デスクに降り注いできます。。
少し仕事があったので、1,2時間ほどそのままデスクで作業し、一旦外出します。
エアコンの風があたって寒かったのと、やはりそこから匂いがしていたのか、匂いにやられて、少し頭が痛くなってきました。

夜に戻ってからは窓を開けて、エアコンを切って過ごしていました。
すると幾分か匂いはおさまってきました。

やはり空調の老朽化が原因なのでしょう。。
ただ、すでに布団やカーテン、壁などに染み付いている匂いは取れず、なんとか香水を振りまく等して凌ぎました。

部屋の内装自体は普通

上記の通り、あまり良い印象がなく、写真無しで失礼しますmm

匂いさえ除けば、部屋のクオリティは普通です。
電源もデスク、ベッド横両方にありますし、バスルームもキレイです。

中国だとデフォルトなのか、一応歯ブラシなんかもあります。

全体的にやや古臭さはありますが、困るような点は特段無いと思います。

アクセスの良さとコスパを求めたければオススメですが…

以前に宿泊した上海のホリデイ・インは割と新しくて清潔で、良かった気がします。

北京だからなのか。それともこのホテルだけなのか。
北京にはまだ何店舗かホリデイ・インがあるので、そこと比較してみないといけませんが、少なくとも個人的には今回のホテルは微妙でした。

北京は地下鉄網がしっかりしていますし、少し離れたところでも、そんなに不便は無いと思います。

金融街や西側に頻繁に行く用事があるという、特別な理由がない限り、他の店舗やホテルで良いような気がします。

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ちなみに、今回の滞在は3泊で1777元でしたので、2019年8月のレートで1泊約9000円近くです。

首都でかつ、外資系のしっかりしたホテルだと、最低でも1万円は超えてくるので、それと比較すると割安ではあります。しかし匂いの問題や全体的に古びた感じを鑑みると、個人的には割高に感じてしまいました。

コスパを求めるという意味でも、他にまだ当てはあるような気がします。

以上、批判的なレビューになってしまいましたが、正直な感想を述べさせていただきました。参考になれば幸いです!