※2019年9月現在の情報です※

ウズベキスタンのサマルカンド(Samarkand)からブハラ(Bukhara)へ移動する際に、ウズベキスタン鉄道(Uzbekistan Railways)を利用した。

ただし、そのチケットの取り方が結構面倒だったので、実体験をもとにレビューしていく。

アフラシャブ号とは?

アフラシャブ号は、ウズベキスタン鉄道が誇る特急電車で、ウズベキスタンらしからぬ、キレイな車体と充実したサービスを提供しながら、200km以上で走行する、ほぼ日本の新幹線のような電車。

ウズベキスタン旅行の際、多くの人が乗車するウズベキスタン鉄道ですが、その予約方法は結構厄介だった。

予約する方法は、大きく3つある。

ネットで自分で予約する

ADVANTOURというサイトから、直接予約ができるらしい。

とのことで、実際に試してみたが、何度やっても決済の部分で失敗する。

恐らく海外のクレカを受け付けていないのだろうという仕様。

ちなみに料金は非常に安く、人気のタシケントーサマルカンド間やサマルカンドーブハラ間は、それぞれ$10代で取れる。でも取れないものは仕方がない。。

また、仮に取れたとしても、発行されたチケットを必ず印刷して持っていかないといけないという面倒くささがある。

直接駅で購入する

当然ながら、実際にウズベキスタンの駅にて購入もできる。

しかも、人気の区間や列車は、数週間先まですぐに売り切れてしまうとのこと。

日程に相当の余裕がある、ないしは全く決まってない状態であれば、これでも良いが、既にお尻の日程が決まっていたので、この選択肢は却下とした。

代理店に購入してもらう

最後に残った手段は、下記のような代理店を通して、チケットを代わりに購入してもらうという方法。

ウズベクフレンズ

代理店を通す分、値段が一気に跳ね上がる。
自分で買えば$10-20くらいで済むものが、$40-65くらいになる。

なかなか良い商売だなーと思いつつ、これにすがるしかなかったので、仕方なく。

飛行機で全て移動するプランでも良かったのだが、サマルカンド-ブハラ間だけは、全く良い便が見当たらず、代理店購入という形で電車で行くことにした。

まぁ、せっかくウズベキスタンに来ているので、1回くらいは長距離移動を電車にしてみるのも良いかなと。料金も大幅に手数料が乗ったとはいえ、飛行機で行くと考えればそんなもんかなぁと。

代理店(ウズベクフレンズ)での購入手順

まず購入の依頼は、メールでする。

希望の区間と時間の候補をいくつか伝えて、先方が出してきた候補と価格に対して、OKの旨を伝えて、購入してもらうという手順。なので3~5往復は必要になる。

最初のメールから1週間ほどした段階だったか。無事にチケットの購入が完了した旨の連絡が来て一安心した。料金は特急アブラシャフ号の一等車で$55だった。

メールでの対応は非常に丁寧で申し分ないのだが、現地で現金(USD)支払い・受取なのが若干面倒に感じた。

事前に代理店にはパスポート情報と、タシケントに到着する便名や時間を伝えておく。

タシケントのホテルでの受け取りにしたのだが、特にチェックイン時点では何も言われず、そのまま部屋に入った。

どうやって、ここから落ち合うんだろう…と思って、少しダラダラしていると、部屋に電話がかかってきた。

どうやら受け渡し担当の現地スタッフがホテルに到着し、レセプションの電話を借りて掛けてくれたようだ。

レセプションに行くと、それらしきスタッフ(現地の女性でした)がいて、あうんの呼吸でチケットを受け渡してもらえた笑

ちなみに、メールで散々お釣りの無いように現金($55)をご用意ください。と言われていたが、なかなか$5が用意できずに当日を迎えてしまった。

申し訳ないと思いながら先に$50を渡し、$20札を崩そうとホテルにあった両替所に一緒に並んでもらった。順番が来て$20を細かいお札に変えてもらい、用意できた$5をスタッフに渡すと、その場で$55をまるごと現地通貨(スム/UZS)に両替していた笑

てっきりドルの方が嬉しいのかと思って気使ってたけど、
言ってくれたら最初からスムで支払ったわ!笑

少し悔しい気もするが、現状は代理店が無難

事前に各都市のホテルや出国の飛行機等を抑えている場合にはかなり酷な、長距離列車の予約システムです。

少し悔しい気もしますが、この仕組が変わらない以上、色々調べたり試す時間も勿体ないので、すぐに代理店を利用するしかないでしょう。

まぁ色々と道が塞がれた状況でしたが、なんとか無事にチケットをゲットでき、サマルカンドからの乗車当日を迎えたのでした。

実際に乗車したレポートは改めて!