2020年2月、タイのバンコク滞在中に、ハイアット系列のホテル「ハイアットプレイスバンコクスクンビット(Hyatt Place Bangkok Sukhumvit)」に宿泊してきました。

プロンポン周辺で良いホテルは無いか探していたところ、ハイアット系列でちょうど良いホテルを見つけることができました。新しそうで、立地も良く、朝食も無料で付いてくるということで即決でした。

実際に泊まってみてわかったことや、館内の様子をまとめていきます。

ホテル基本情報

今回宿泊したホテルの予約時の情報を下表にまとめました。

ホテル名(JP)ハイアットプレイスバンコクスクンビット
ホテル名(EN)Hyatt Place Bangkok Sukhumvit
ホテルチェーンハイアット(Hyatt)
国/エリアタイ/バンコク
チェックイン2月26日 15時00分
チェックアウト3月2日 12時00分
部屋タイプKING NO SFBD
宿泊費(1泊)9,707円

予約

ハイアットの公式アプリから済ませました。ハイアット系列のホテルに一泊10,000円以下で泊まれること朝食も含まれていることプロンポン駅周辺でホテルを探していたことが決め手となりました。ハイアットはまだ平会員で2020年は修行する予定も無かったのですが、これを機に行けそうな所まで頑張ってみることにしました。

立地

BTS「プロンポン(Phrom Phong)」駅から南へ徒歩5分くらいのところにあります。

太い道を渡ったり、人混みの大通りを歩いたりする必要が無いのは楽で良いです。プロンポンというエリアは駅の両サイドにモダンで充実したショッピングモール(EmQuartier/Emporium)もあるので、観光にも中期滞在にも困ることはない素晴らしい立地です。

ホテルレビュー

実際に宿泊したときの様子を振り返っていきます。

エントランス

プロンポン駅から南に2,3分歩くと、HYATT PLACEの看板が見えてきます。両隣にも大きなコンドミニアムが立っているので建物自体は控えめに建っています。ロビーへ行くには一度エレベーターに乗ってロビーフロアに行く必要があります。

ロビー

ロビー階へ降りると、目の前にカウンターがあり、こちらでチェックインをします。

ハイアットプレイスバンコク ロビー

チェックインはスムーズに英語で対応してもらえました。部屋の一部アメニティは、リクエストに応じて無料or有料or貸与の形でカウンターで受け取ることができます。今回はスリッパを追加でもらいました。

ロビーに向かって右隣には、スナックやドリンクが買える売店があります。テーブルでそのまま飲食したり作業したりもできそうです。

左手はカフェ&バースペースになっています。椅子やテーブルは自由に使えるため、料理やドリンクをオーダーしても良いですし、待ち合わせや作業スペースとして利用しても問題ない感じでした。

エレベーター・廊下

エレベーターや廊下もオシャレでした。エレベーター内は鏡に白い模様があしらわれていて、ボタンも高級感があります。

廊下にはほのかにフレグランスの良い香りが漂っています。階によって異なるのかもしれませんが、部屋のソファも含めてグレーとライトグリーンを基調にした配色でした。部屋のナンバープレートもメタリックで格好良いです。

客室

客室全体の様子はこんな感じです。窓は大きく南向きでしたが、部屋のライトは間接照明だけなので、夜は少し薄暗いです。また、ソファ無しの部屋で予約したのですが、ソファありの部屋にアップグレードされていました。ハイアットはまだ平会員ステータスのため期待していなかったので嬉しかったです。

ハイアットプレイスバンコク 客室

ベッド

ベッドはキングサイズで十分に広く、やや固めでしたが快適なベッドでした。ふとんも分厚すぎず薄すぎず、枕も程よい硬さでした。両サイドにはスイッチ類や電源がまとめてあり便利です。

ソファ

この部屋で一番うれしかったのはこのソファです。寝る時以外はほとんどこのソファで過ごしていました。幅も大人一人が寝転べるぐらい広く、大きなオットマン、ソファ用のサイドデスクもあり便利でした。

デスク

デスクは壁沿いにひと続きになってます。椅子はおしゃれですが、あまりデスクワーク向きではありませんでした。また部屋全体が薄暗いのも、あまり作業には向いていない理由です。一応デスクには白い光のスタンドライトがありますが、ほとんどソファで過ごしていました。水は毎日2本ビンのボトルを補充してくれます。

クローゼット

クローゼットは扉が鏡になっています。開けると左手にハンガーやバスローブ、右手にアイロンやセーフロッカーがありました。

クローゼット横の玄関スペースには荷物置き場があり、上にはアートが飾られています。ドアノブにかけるカードもおしゃれです。

バスルーム

バスルームは奥行きのあるタイプです。シンクやトイレ、シャワーブースと全体的に白くて清潔でした。シャワーはお湯が出るのも早く、水量水圧もしっかりしていました。

アメニティは初めて見るブランドのものでしたが、爽やかな香りで使いやすかったです。強いていうと、バスタオルが若干薄っぺらかったかなという印象です。

フィットネス・プール

19Fにはルーフトッププールとフィットネスがあります。プールは大きくはなく、インフィニティプールでもないですが、眺めも良くて素晴らしい雰囲気でした。

建物が細長い構造のため、ジムは2つの部屋に分かれています。1つはランニングマシンやバイクマシンなどの有酸素系、もう片方にダンベルやウェイトマシーンがまとめられていました。いずれも最新でキレイなマシンが設置されていたり、タオルやウォーターサーバーもしっかり用意されていたりと、快適にトレーニングすることができました。

朝食・レストラン

3Fがレストランフロアになっています。部屋番号を伝えて中に入ると右手にビュッフェ、左手に席があります。

ビュッフェは洋食やタイ料理、中華系と種類は多くないですが、毎日メニューも変わるので飽きることはありませんでした。フルーツやパンも豊富にあります。エッグステーションやヌードルバーもあるので更に日替わりで色んなメニューを楽しめますし、1つ1つの料理も美味しかったです。

朝食無料なので混雑を心配しましたが、十分な席数があり困ることはありませんでした。各席にはフォークやスプーン、ナイフ、紙ナプキンが用意してあります。

まとめ

ハイアットプレイスというブランドに泊まったのは初めてでしたが、安い価格帯だからといって、イマイチな点はほとんどありませんでした。モダンなハイアットリージェンシーホテルを少しポップでコンパクトにした感じです。バンコクの大手ブランドホテルは、東南アジア価格を期待して行くと案外高くつくことが多いので、1万円以下でこのクオリティのホテルに泊まれるのは嬉しいです。

ハイアットプレイスバンコク ルームキーカード

以上、バンコクのホテル選びの参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)

GODSPEED!!!