2020年2月、マレーシアのクアラルンプール国際空港にあるゴールデンラウンジリージョナル(Golden Lounge Regional)に滞在してきました。
ゴールデンラウンジ自体は訪れたことがありますが、いつもはサテライト側だったので、今回は初めてのメインターミナル(Terminal M)側のラウンジ利用となりました。
サテライト側との違いに注目しつつ、中の様子を振り返っていきます。
ラウンジ基本情報
クアラルンプール国際空港(KLIA)のメインターミナル(Terminal M)には、ドメスティック・リージョナル・サテライトの3つのゴールデンラウンジがあります。
ドメスティックはその名の通り、国内線の制限エリアにあるもので、残り2つが国際線の制限エリアにあります。
例えば、ANAやJALに乗る際はほぼ全てサテライトターミナルからの出発なので、SFC修行やJGC修行では、ゴールデンラウンジサテライトを利用する方がほとんどです。かくいう僕もサテライトしか利用したことありませんでした。
ネット上でもサテライトの利用レポばかりなので、良い比較になると思い、その様子をまとめていきます。
場所
場所はメインターミナルの出国審査と簡易的な手荷物検査を終えて、制限エリアに出てすぐ左手奥にあります。
エスカレーターがあり、その上が入り口となっています。ちょうどサテライトターミナルに向かう電車のホームやスタバの上に位置しています。
入場資格
今回はマレーシア航空のビジネスクラスに搭乗するため、デジタルボーディングパスだけ見せれば入場可能でした。他にもJGC+ワンワールド便利用、SFC+スターアライアンス便利用の場合でも入場できます。プライオリティパスでは入場できません。
ラウンジレポート
入場から中の様子を振り返っていきます。
エントランス
エスカレーターを上がるとすぐにエントランスになっています。サテライトと同じく、かっこ良いロゴがありました。入ってすぐ左手に受付があります。デジタルボーディングパスを提示し、確認後すぐに入室OKとなりました。決して狭くはないですが、サテライトと比べると広さやラグジュアリーさは劣ります。
ラウンジ内
ラウンジ内は広々としていて席数も多いです。サテライトと比べると、窓が大きく天井が高くて、全体的に明るい印象です。
窓からはターミナルMのウィングに並んで停泊しているマレーシア航空機の様子が見れました。
ビュッフェ・バー
ラウンジ中央にはビュッフェやヌードルバー、そしてカフェカウンターがありました。ビュッフェにはマレーシア料理からチキンライスまで、あまり癖の強くないものが並んでいて食べやすかったです。
カフェカウンターでは、ビュッフェには置いていない、トーストやサンドイッチ系の料理が注文できるようになっていました。そしてビュッフェのフルーツゾーンの隣がヌードルバーになっています。サテライトのヌードルバーでは、ラクサとワンタン麺が注文できることで有名ですが、リージョナルではワンタン麺一択となっていました。(たまたまだったのかもしれませんが)
ビュッフェの正面、エントランスから入って右手前にはバーカウンターがあります。イスラム系の国のラウンジのため、アルコール類のドリンクはこちらで注文する形式です。
トイレ・シャワー
ラウンジ右手奥にはトイレやシャワールームがあります。入り口の前にスタッフがいるカウンターがあるので、そこでシャワーを利用したい棟を伝えればタオルを貸し出ししてくれるようです。
トイレは各個室に小さいシンクが備えられていてキレイでした。ここらへんはサテライトのラウンジと同じです。
まとめ
以上、ゴールデンラウンジリージョナルの様子を振り返ってみました。ゴールデンラウンジサテライトと比べると、広さやゴージャス感では劣りますが、十分広くて寛げるし、ご飯も美味しいです。シャワーやバーカウンターもありますし、サテライトと同様に快適なラウンジです。
強いて言うなら、ヌードルバーでラクサが食べられなかったのが残念でした。それ以外はあまり差は無いので、シンプルに自分が向かう搭乗ゲートに近いほうのラウンジを利用するので問題無いと思います。
クアラルンプール国際空港でのラウンジ選びの参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)
GODSPEED!!!