「ラタム航空の深夜便に乗るんだけど、どんな感じなんだろ?」
「リマやアスンシオンの空港ってどんな感じなんだろ?過ごしやすい?」
結論から言うと、ラタム航空は問題無く快適なフライトだった。ただしリマとアスンシオンの両空港はやや古めなので、長居するにはキツいかもしれない。
2019年11月某日、ペルーの首都リマからパラグアイの首都アスンシオンまでラタム航空の深夜便を利用して移動した。そのときの様子をレポートしていく。
前回ボゴタからリマに来たときのラタム航空のレビューはこちら。
ホルヘ・チャベス国際空港
リマのホルヘ・チャベス国際空港は、建物自体は古めの印象だが、キレイに整備はされている。ただし南米でも優秀な都市リマの空港と考えると少しさびしい感じがする。
出国審査はあっさり。列もほとんど並ばなかった。制限エリアに抜けるとレストランやカフェは3,4件ほど。コンビニのような売店もあるので特に飲食で困ることは無い。
謎のお土産屋も…
欠点といえばフリーWiFiだ。1デバイス1時間までしか使えない。
空港へは夕方には到着していたが、夜発の便が多く、6時を越えてくると結構人が増えてきた。
搭乗時間までは、プライオリティパスで入れるラウンジ(Hanaq VIP Lounge)で過ごした。
ラタム航空LA1321便
搭乗時間が近づいてきたのでラウンジを後にして、ゲートへと向かった。
深夜便ということで、ネックピローの用意をしたり、寝間着のような格好をしていたり、まるで夜行バスへ乗り込むような雰囲気。行き先のアスンシオンは南米の中でもかなり暑い地域だが、この時点ではまだ厚着をしている人がほとんどだった。
機種はAirbus A320。ボーディングブリッジの窓からちらっと見た限り、LAN航空のラベリングがされた機体だった。
機内サービスはドリンクとパンとフルーツのみ。
ブランケットとクッションはビニールでピチピチにラッピングされている。
約3時間のフライトでアスンシオンのシルビオ・ペッティロッシ国際空港に到着。4時間くらい掛かると思っていたが、意外と早く着いてしまった。
リマとアスンシオンの間には2時間の時差がある。0時半発、6時到着というスケジュール。時計の数字だけ見ると4時間くらい眠れた気になれるが、実際は2時間くらいしか眠れていなかった。
当然疲れは取れておらず、徹夜明けの感じで降機した。
シルビオ・ペッティロッシ国際空港
パラグアイの首都アスンシオンの空港は「シルビオ・ペッティロッシ国際空港」という名称。正直言ってかなり古臭い空港だ。ボーディングブリッジの時点でわかる田舎感。
早朝ということもあり、入国審査は順番待ち5分もせずに終了。滞在先のホテル名を聞かれたくらいで、勢いよくスタンプを押される。
到着ロビーへ出ると、まるで途上国の少し古めのショッピングモールのような感じだった。
まだ朝の6時ということで、しばらく空港で暇を潰そうと考えた。しかしWiFiはあまり早くないし、椅子は硬いし、ホテルのロビーの方が快適だと判断して市内へと向かった。
市内中心部へは5kmほど距離があるが、移動手段はバスかタクシーのみ。今回はUberで市内のホテルまで500円ほどで移動した。
空港滞在は最小限にサクっと移動するのがベスト
リマからアスンシオンへ深夜便で行く場合は、あまり空港での長時間滞在は考えないほうが良いかもしれない。どちらも市内の中心部やショッピングモールの方が快適。フリーWiFiが1時間までなので、リマでラウンジに入れない場合は尚更そうした方が良い。
到着後のホテルは、アーリーチェックインできるよう事前に交渉しておくくとベスト。アスンシオンは暑いし、あまり出歩く場所も無いので、追加料金がかかったとしても入りたいレベル。
ちなみに早朝到着だと、空港のSIM売り場が空いておらず買うことができなかった。市内で買ったほうが安いが、販売店を探したりスペイン語で購入したりする必要があるので難易度は上がってしまう。