2020年2月、インドネシアのバリ島からマレーシアのクアラルンプールへ移動する際、マリンドエア(Malindo Air)を利用しました。バリ島でデンパサール(ングラ・ライ)国際空港(DPS)からクアラルンプール国際空港(KUL)までの様子を振り返っていきます。

フライト基本情報

今回登場したフライトの情報を下表にまとめます。

航空会社マリンドエアー(Malindo Air)
便名OD172
機材BOEING 737-800
出発地デンパサール(ングラ・ライ)国際空港(DPS)
目的地クアラルンプール国際空港(KUL)
出発時刻14時30分
到着時刻17時40分
フライト時間3時間10分
座席クラスエコノミー
チケット代IDR 1,049,000(約8,400円)

予約と料金

マリンドエアーのホームページから予約しました。料金は8,400円でした。

同区間では最安だとシティリンクが5,600円程度、エアアジアが6,600円程度、マレーシア航空が11,800円程度で運行しています。マリンドエアはエアアジアとマレーシア航空の間くらいの価格帯です。長い距離でもないのでシティリンクやエアアジアでも十分でしたが、ちょうどよい時間帯の便の料金が高めに設定されていたため、マリンドエアが最安になっていました。

デンパサール(ングラ・ライ)国際空港(DPS)

ホテルから空港まではGrabタクシーで移動しました。空港利用料10,000ルピアを現金払いする必要がありましたが、クタ北東部のエリアから42,000ルピアで行くことが出来ました。

バリ島の空港はインドネシアらしさを意識しつつもモダンな造りになっていて、風通しが良くオープンな雰囲気です。

デンパサール(ングラライ)国際空港(DPS)

チェックインカウンターのあるエリアへ入る際に、バッグのみの荷物検査があります。

今回はオンラインチェックインで座席指定はできたものの、デジタルボーディングパスは発行されなかったのでカウンターでチェックインしました。他のマリンドエアの便もまとめて同じカウンターでしたが、ほとんど並ばずにチェックインできました。

デンパサール(ングラライ)国際空港(DPS)

出発ゲートは自動化されていて、搭乗券のバーコードをかざすだけで通れました。その後の手荷物検査もあまり並ばずに受けられました。出国審査は5分ほど並びましたが、それなりにブースの数もありスムーズでした。

デンパサール(ングラライ)国際空港(DPS)

制限エリアはかなりモダンな雰囲気で、免税店やレストラン、カフェ、売店も豊富にありました。

搭乗開始時刻まで2時間ほどあったので、プライオリティパスを使ってプレミアムラウンジにて過ごしました。

搭乗開始時刻が近づいてきたところでラウンジを出てゲートへと向かいました。当初のゲートから変更されていたのと、思いの外空港が広くてゲートまで10分ほど歩きました。沖止めされた飛行機へバスで向かいます。

マリンドエア(OD172便)

バスが機体横に到着し、ボディを拝めながら搭乗します。

マリンドエア

シートは焦げ茶に赤い配色をしていますが、背もたれは白のままなので圧迫感はありません。各席にモニターが用意されていますが、全く機能していませんでした。

マリンドエア機内

バリ島のクタビーチから出っ張るような形に敷かれた滑走路から飛行機が飛び立ちました。

バリ島上空

マリンドエアは過去に2回乗ったことがあるのですが(クアラルンプール→ダッカ/クアラルンプール→カトマンズ)いずれも食事が出てきました。今回もてっきりそれを期待して、ラウンジでの食事も控えめにしていたのですが、食事はおろかドリンクサービスもありませんでした。フライト時間で決まるのか、それとも出発する国で決まるのか定かではないですが、何も出ないマリンドエアのフライトは初めてでした。

マリンドエア機内誌

クアラルンプールまで約3時間、主に本を読んで過ごしていましたが、思っていたより長く感じました。

クアラルンプール上空

クアラルンプール国際空港(KUL)

クアラルンプール国際空港では、第1ターミナル(KLIA)に到着となります。メインターミナル側にて降機となりました。

入国審査では、コロナウィルス流行のためマスク姿の中国人客がたくさんいて、かなり物騒な雰囲気でした。入国審査官も全員マスク着用です。

しかもクアラルンプールの入国審査では初めて1時間近く待たされてしまいました。

空港から市内

空港からクアラルンプール市内のホテルまでは、いつも空港特急電車のKLIAエクスプレスを利用しているのですが、今回初めてGrabタクシーで移動してみました。到着ロビーに出てそのまま真っ直ぐ進むと乗り場があります。

クアラルンプール国際空港

結果的に料金はMYR73(約2,000円)かかりました。KLIAエクスプレスの場合、割引加味してもMYR49.5(約1,300円)するので、1人だとどちらにするか迷いますが、2人以上で行く場合はGrabタクシーの方が楽かつお得ですね。

まとめ

以上、バリ島からクアラルンプールまで、マリンドエアでの移動を振り返ってみました。マリンドエア自体は快適ですが、勝手に機内サービスを期待してしまったため、少々物足りなく感じてしまいました。次にマリンドエアを利用するときはサービス内容もよく確認した上で予約してみようと思います。

同じ路線の移動やマリンドエアの利用を考えている方の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)

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