2019年6月、カナダのトロントから、ナイアガラの滝までメガバス(Megabus)を利用して行ってきました。予約から実際に行ってきた様子を振り返ってみます。
トロントからナイアガラの滝への行く方法
トロントからナイアガラの滝へ行くには、バスか電車、または両方を乗り継いでいく方法、あとはツアーに参加する方法もあります。
バスの場合は、今回利用したメガバス(Megabus)もしくはグレイハウンド(Greyhound)でナイアガラフォールズまで行くことができます。他の移動手段と比べても本数が豊富です。グレイハウンドの方が若干料金が安いようです。
電車の場合は、VIA鉄道でユニオン駅からナイアガラフォールズ駅までいけますが、運行する日や時間が限られるため、日帰り旅行にはあまり適していないかもしれません。
電車とバスを乗り継ぐ場合は、トロントのユニオン駅からバーリントン駅まで電車で行き、ナイアガラフォールズ行きのバスに乗り換えます。正直乗り換えが面倒ですし、特にコスパが良いわけでもないので、最初からバスで向かった方が楽だと思います。
ツアーの場合は、現地でのアクティビティや宿泊を含んだプランになります。がっつりナイアガラの滝を堪能したい場合には良いですが、個人手配の方が安いですし、サクっと日帰りしたい場合には不向きです。
メガバスの予約と値段
予約はメガバスカナダのホームページ(ca.megabus.com)からしました。サイトはわかりやすく簡単でした。チケットはメールでPDFが送られてくるので、スマホで見せられるようにしておけば大丈夫です。(予約番号がわかればOK)
料金は片道CA$16、手数料あわせて往復でCA$38.42(約3,200円)でした。北米の物価から考えると安いです。下表に今回利用したバスの情報をまとめておきます。
往路 | 復路 | |
---|---|---|
バス会社 | メガバス(megabus) | |
出発地 | トロント | ナイアガラフォールズ |
目的地 | ナイアガラフォールズ | トロント |
出発時刻 | 12時30分 | 20時30分 |
到着時刻 | 14時30分 | 22時15分 |
乗車時間 | 2時間 | 1時間45分 |
チケット代 | CA$38.42(約3,200円) |
トロントのバスターミナル
出発地となるトロントのバスターミナルは、トロント市庁舎から北に100mほどのところにあります。メトロの「Dundas」と「St Patrick Station」駅の間に位置していて、巨大ショッピングモールのトロントイートンセンターからも近いです。
ちょうどLGBTQの祭典「トロントプライドパレード(Pride Toronto)」の真っ最中で、ベストバイの前では水を無料で配布していました。ちょうど水を買ってからバスに乗ろうと思っていたのでラッキーでした。
30分前くらいにターミナルに着き、待合室で待機していると、出発予定時刻の20分前くらいに乗車手続きが開始しました。スマホで予約番号が書かれたPDFを見せるだけでOKでした。予定していた人数が集まったのか、出発予定時刻よりも早く出発しました。
トロントからナイアガラへ
トロントを出発したバスは、途中「オークビル(Oakville)」「グリムスビー(Grimsby)」「セントキャサリンズ(St.Catharines)」に停車しつつ、ナイアガラフォールズ(Niagara Falls)へ向かいます。
バスは席にも余裕があり、快適に過ごせました。
ナイアガラのバスターミナル
ナイアガラフォールズのバスターミナルは、ナイアガラの滝がある中心街から北に2kmほど離れています。
歩けなくもない距離ですが、ターミナルから中心街まではもちろん、中心街を巡回しているWEGOバスを利用した方が良いです。
トロントへの帰りのバスも同じ場所から出発します。出発時刻の20分ほど前には待合室で待機していました。10分前くらいにバスが到着して順次乗車が始まり、ほぼ時間通りにトロントへ向けて出発しました。
ナイアガラからトロントへ
行きと同じくあまり混雑もしておらず、好きな席に座れました。途中「セントキャサリンズ(St.Catharines)」と「グリムスビー(Grimsby)」に停車しつつ、トロントへ向かいます。
ナイアガラの滝をたっぷり散策した疲れもあり、大半は眠っていました。気がつくと外は暗くなっていて、トロントまであと20分ほどというタイミングで起きました。トロントでは行きと同じバスターミナルにて降ろされました。
ナイアガラの滝は日帰りでも十分?
トロントからナイアガラへは2時間で移動できるので、意外と近いなと感じました。今回は6時間だけの滞在でしたが、純粋にナイアガラの滝を上から見るだけであれば十分すぎる時間です。カナダ側からの景色はもちろん、アメリカ側からの景色も楽しめました。
ナイアガラの滝のアトラクションを楽しみたい場合は、もっと朝早い便もあるので、それに乗れば現地での時間もたくさん取れます。
気候の良い夏の期間は日の出ている時間が長いので、夜景を見るのが難しいというデメリットがありますが、日中の観光だけで良ければ日帰りでも十分楽しめます。
バスの移動も特に安っぽさや不快な点は無いので、安心して利用できる路線でした。ナイアガラへの旅行を検討されている方の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。
GODSPEED!!!