「サンパウロで安全に泊まれるホテルは?」
「Mercure Sao Paulo Paraiso Hotelはどんな感じ?」
こうした疑問に答えていく。
サンパウロに限らずブラジルの街となると「治安が悪い」という情報ばかり出てくるので、ホテル選びが慎重になっている方が多いはず。治安は確かに大事だけど、利便性の悪いところや変なホテルには泊まりたくないのが本音だと思う。
僕も同じように迷いながらも宿泊先をMercure Sao Paulo Paraiso Hotelに決めて、2019年12月にサンパウロを訪れて3泊した。ホテルの中の様子はもちろん立地や治安についてレポートしていく。
サンパウロの治安
そもそもサンパウロの街の治安は、想定していたよりも全然良かった。新市街のパウリスタ通り周辺は、アジアやアメリカの都市のように都会で平和。セー教会のある旧市街周辺は治安が悪いと聞いていた。実際に行ってみると、確かにホームレスが多く、騒がしいというぐらいで、特に危険を感じるようなところでは無かった。
Mercure Sao Paulo Paraiso Hotel
2019年12月、Mercure Sao Paulo Paraiso Hotelに3泊した。
お値段は1泊7500円ほど。アコーホテルズのゴールドメンバーとして宿泊。
立地
立地は新市街へ続くパウリスタ通りと、旧市街へ続く大通りがちょうど交わるParaisoというエリアにある。地下鉄のParaiso駅がすぐ近くにあり、新市街・旧市街それぞれの方面に路線が敷かれているので、非常に便利。地下鉄を使わずとも、徒歩でも回れてしまう。
大通りに面しているため、周辺の治安も特に問題無し。近くにはちょっとした売店やレストラン、バーなんかもあるので、困ることは無いだろう。
チェックインの日は国内線でコンゴーニャス空港(CGH)に到着し、空港からUberで450円ほどで来ることができた。チェックアウトの日は国際線での移動だったためグアルーリョス国際空港(GRU)まで同じくUberで移動。1350円ほどだった。
ロビー・受付
ロビーは時期的にクリスマスの装飾がされていたが、全体的にかなり落ち着いた雰囲気。チェックインは英語で親切に対応してもらった。
アコーホテルズのゴールドメンバーということでウェルカムドリンクのチケットとカードキーを受け取り、チェックイン完了。
部屋
受付では特に何も言われなかったが、部屋はおそらくアップグレードされていた模様。かなり広く面白いデザインだった。それでいて使い勝手も良い。
ベッドはやや硬めだが、十分なサイズでよく眠れた。両脇に電源とテーブルがあったのも良い。クローゼットもハンガーが沢山あって使いやすかった。もちろんセーフボックスもあり。
また、机の上にはメッセージ付きでウェルカムアメニティの用意が。今回はジャム。(ここに文句言うべきじゃないが、できればドリンクやスナックの方が嬉しかった…)
バスルーム
強いて言えばバスルームが若干狭い感じはした。また、シャワーはお湯や水量の調整が若干難しかった。そうした細かいストレスはあったものの、十分清潔で使いやすい。
アメニティは個別のボトルでもらえる。MERCURE AND MEというロゴの入った、メルキュール仕様のものだった。
レストラン・朝食
朝食はロビーの奥にあるレストラン&バーにて。ホットミールはスクランブルエッグやソーセージ、ベーコンなどはもちろん、トーストやキッシュといったメニューが日替わりで豊富にあった。
毎日、焼き立てのチーズパンを配ってくれるサービスもあった。
Mercure Sao Pauloは便利で快適で安全なホテル
今回は悩みに悩んだ挙げ句、新市街寄りで地下鉄の駅に近い部分を重視してMercure Sao Paulo Paraiso Hotelを選んだ。
結論から言うと、治安的には他のところでも問題は無さそうだと感じた。ただし新市街にも旧市街にも、どちらにも行きやすい点では、今回のParaisoエリアはかなり良かった。部屋のアップグレードもしてもらえて、安心して快適かつ便利なホテルだった。