2020年3月、東京からオーストラリアのシドニーにJAL国際線のプレミアムエコノミークラスに搭乗する際、成田国際空港（NRT）にてJALのサクララウンジを利用してきました。
実はこれが初めてのサクララウンジ利用だったため、かなり楽しみにしていました。コロナウィルスの感染拡大によって、ANAやJALのラウンジにも影響が出ているのは知っていましたが、思っていたよりも影響を受けた初サクララウンジ体験となってしまいました。実際に訪れたときのラウンジの様子を振り返っていきます。
成田国際空港
初めてのJALサクララウンジ利用ということで、当日はかなり楽しみにしながら空港へ向かいました。那覇のホテルをチェックアウトして、JAL国内線で羽田空港まで飛んで、そこから成田空港まで電車移動というスケジュールでしたが、ホテルでの朝食以降はほぼお菓子程度で済ませていました。サクララウンジでたっぷり食事しようという、ラウンジ乞食の魂胆です。
サテライト側のサクララウンジは閉鎖
成田空港に着いて、チェックインを済ませて出発ゲートへ。まったく混雑しておらず2,3分で制限エリアまで出てこれました。シドニー行きの便の搭乗ゲートはサテライトターミナル側でした。案内板を見るとサテライト側にもサクララウンジがあるそうなので、そちらへと向かいます。
サテライト側までは、免税店を通過してエスカレーターを降り、長い長い通路を通って向かいます。動く歩道があるとはいえ、手荷物を持って移動となると一苦労です。
ようやくサテライトターミナルに着いて、サクララウンジへと向かうと、まさかの看板が…
「サクララウンジサテライト閉鎖のお知らせ」
ちーん。。
メインターミナル側でちゃんと見ていなかった自分が悪いのですが、またあの長い通路を戻らないといけないのか…と考えると、心が折れかけました。しかし、搭乗まではまだ1時間半以上ありますし、初のサクララウンジ利用の権利を逃すまいと、再び長い長い連絡通路を戻っていきました…。
サクララウンジに初潜入
メインターミナル側のラウンジ前にようやく到着。しっかりここにも「サテライト側のラウンジ閉鎖」の旨と「一部食事の提供制限」の旨が張り出されていました。
ラウンジに入り、搭乗券を見せてあっさり手続き完了。受付の方からも「一部食事の提供が限られております」と直接お断りの言葉がありました。
言うても”一部”だろう…？
とたかをくくっていましたが、ラウンジ内に入ってビックリしました。すぐにご飯が食べたかったので、ダイニングエリアへと向かいます。
ダイニングエリア
ダイニングエリアにあるビュッフェを見ると、そこには個別包装のマドレーヌやスコーン、そしておにぎり2種類。
以上！
という状況でした笑
まさかな？と思い奥を見ると、ラップサンドや生春巻きがありましたが、それで本当に全てでした。
ホットミールは注文制のようでして、ここで色んなメニューが頼めるのかと思いきや、まさかの「豚汁」一択。サクララウンジ名物のカレーはもちろん、その他のホットミールの提供もありませんでした。
仕方なく、おにぎりやラップサンド、豚汁等、あるものをピックアップします。
机に並べてみても、全く映えません。コンビニ飯みたいです笑
頑張って良く見せてこんな感じです↓
唯一のホットミールだった豚汁はかなり美味しかったです。電車移動で冷え切った身体に染みました。
一応写真に収めたダイニングエリアの雰囲気はこちらです。
リビングエリアも含めてそうでしたが、ちょうど夕方にアメリカ方面への出発便が重なっており、サテライト側のラウンジも閉鎖されているため、それなりに利用者は多かったです。席にはだいぶ余裕がありますが、皆さんどこかラウンジの食事の物足りなさを嘆いているようでした。
リビングエリア
メインターミナル側のサクララウンジは、上下２フロアに分かれていて、上がダイニングエリア、下がリビングエリアとなっています。この時は食事の提供が制限されているため、どちらも大差がなくなっていますが、基本的には食事はダイニングエリアで取るようになっています。
リビングエリアでは、よりゆったりとしたソファ席が並んでいてリラックスして過ごせそうな空間になっていました。
トイレ
高級感はありますが、シンプルな造りでした。特にアメニティの用意はありません。
シャワー
シャワーはリビングエリアの階段近くにあり、受付で申し込んで、準備ができたら放送で呼ばれる形式でした。初めは利用するはずでしたが、利用したい時間帯にそこそこ混み合ってしまったため、おあずけとなりました。
まとめ
以上、ホロ苦のサクララウンジデビューとなってしまいました。コロナウィルスの影響でラウンジでの食事が制限されていることは知っていましたが、まさかここまでとは思ってませんでした。
ですが、ラウンジ内の雰囲気はなかなか良かったので、状況が良くなって、サービスがフル稼働した状態で利用するのが楽しみになりました。
今だけの特別な状況ですが、成田国際空港（NRT）でのJALサクララウンジ利用の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)
GODSPEED!!!