Hyattは日本滞在中に、ホテル代わりによくスパ施設も利用する。

ホテルのようなサービスは無いものの、お風呂やサウナに入れて朝まで滞在できて、4,000円ほどというのは、なかなかコスパの良い施設で助かっている。(都内のホテルは狭いし高いから好きじゃない)

今回は2019年2月にオープンしたばかりの「RAKUSPA1010神田店」に行ってきた。

夏のヨーロッパ滞在中に情報を知り、ずっと楽しみにしていた。帰国後もなかなか連日都内にいる予定が無かったが、ついに決行となった。

飯田橋周辺で友人と飲んだ後、総武線で御茶ノ水駅へ。

御茶ノ水駅

「神田店」となっているが、最寄りは御茶ノ水駅(JR or 東京メトロ)か淡路町駅(東京メトロ)だが、秋葉原や神田からも徒歩圏内。立地としては申し分ない。

御茶ノ水

御茶ノ水駅からJRの線路南の道路をずっと東へ歩いていく。ままりSPAがありそうな雰囲気ではないので不安になるが、そのまま進む。

御茶ノ水

すると消火栓の赤いポールに小さく看板が出ていた。案内に沿って進む。

RAKU SPA 1010 エントランス

御茶ノ水駅からは4分ほどで到着!「ゆ」のマークが目印。
ちなみにこの日は土曜日。ある程度の混雑は覚悟して来たが、すでに入り口周辺にもお客さんが数名いて活気を感じる。

23時頃に入館!混み混みのSPAへ

入館したのは、だいたい23時前後だった。
建物の中に入ってすぐの下駄箱は、9割がた埋まっていて、もしかしたら入れないパターンとかあるのか?と疑うほど。ただ、下駄箱は裏側にもあり、そちらは比較的空きがあった。

とはいえ、建物や玄関を観る限り、決して広くはないこのスペースに、一体何人入っているんだ…という盛況ぶり。

受付では、下駄箱のキーを渡してコースの登録をしてもらう。この下駄箱のキーがそのまま館内での飲食などの精算にも使える。

注意事項の説明をされ、館内着とタオルを渡されて終了。いざ風呂場へ!

RAKU SPA 1010

浴場にて洗い場の行列に並ぶ

エレベーターで3Fに上がり、風呂場の暖簾をくぐって脱衣所へ。

他のSPA施設と同様、ロッカーがびっしり並んでいるのだが、とても狭い!とんでもなく狭い!

そこに群がる、これから入浴しようとする者、入浴を終えて着替えようとする者。

通路と脱衣スペースがほぼ同化していて、人との接触は不可避である。

ちなみに、ロッカーはフリーアドレス制で、特に番号は指定されていない。
比較的スペースのありそうな奥まで行って、空いているロッカーを使った。

再び狭く混み合った脱衣所を抜けて浴場へ。

すると、その光景に少し引いてしまった…

大きな炭酸風呂があり、そこに所狭しと大量の男たちが…orz

更に、入り口入ってすぐのところに何人も突っ立っているので何かと思っていると…、

まさかの洗い場の行列だった…。

まさかの展開に萎えつつも、致し方無いので並ぶ。
そんなに待ったわけではないが、このSPAは完全に飽和していた。

普段は池袋の「RESTA」や新宿の「テルマー湯」など、比較的ゆとりのある施設を利用しているだけに、今回のような飽和状態は初めてだった。

その後はサクっと体を洗い、炭酸風呂の空きスペースをなんとか見つけて入浴、サウナも同様に狭いスペースでなんとか座れるスペースを見つけ、その後の水風呂もぎゅうぎゅう状態。

正直、とてもリラックスできたとは言い難いが、なんとかサウナと水風呂で整えたところで早めに退出。

炭酸風呂は大きいし、サウナや水風呂の温度も悪くないだけに、色々もったいなかった。。

RAKU SPA 1010 2F

4Fのリラクゼーションスペースで

激混みのお風呂に入りながら思ったこと…

「この様子だとリラクゼーションスペースも激混みに違いない…。良いスペース確保しないと寝れないとか最悪だ…。」

危険を察知したHyattは、早めにお風呂を切り上げ、4Fのリラクゼーションスペースへ。

リラクゼーションスペースは、中心に漫画の本棚が並び、たくさんゴロゴロできるスペースがあった。

RAKU SPA 1010 4F

人をダメにするクッションや、枕になりそうなクッションも豊富においてある。

更にはハンモックやカプセルホテルみたいなブースもあった。電源があり、作業ができそうなテーブルも有り。

ちなみに、よくSPAのリラクゼーションルームにあるリクライニングチェアはここでは8基ほどしかない。ここでは床でゴロゴロするスタイルがスタンダードのようだ。

RAKU SPA 1010 4F

幸いなことに、まだ日付も変わる前で、早い方だったのかわからないが、比較的空いていた。

広いスペースの奥に1つクッションがあったので、そこを陣取って就寝。

風呂上がりの気持ちよさもあって、割とすぐ眠りについたが、夜中に目覚めた。

すると寝る時にはガラガラだった先程の写真のスペースにたくさんの人が寝転んでいた。

退館時間は少し早めの朝8時

結局早朝6時頃に完全に目覚めてしまい、再び風呂へ。

昨晩ほどではないが、まだまだ混んでいた。再び洗い場の列に並んで、一通りサウナと水風呂と炭酸風呂を堪能してきた。

風呂から出たときには、退館時刻が近づいていたのもあり、脱衣所は夜のときと同じくらい混み合ってきていた。

案の定、洗面スペースや化粧台が少なく、化粧台3つ(ドライヤーは5台ほど)に、洗面台が1つしかない。当然待ちに時間がかかってしまったが、なんとかドライヤーで髪を乾かし、歯磨きと整髪をして、逃げるように脱衣所から出た。

そのまま2Fのレストランフロアへ。

RAKU SPA 1010 2F

レストランは今回利用しなかったが、キレイで過ごしやすそうな空間になっていた。

RAKU SPA 1010 2F

10月ということで、ハロウィンの装飾がたくさん。

ここで一息ついた後に、1Fに降りて精算を済ませた。

宿泊でも3000円以下!平日に行くならおすすめのSPA

ということで、なかなかの混み具合だったが、施設自体はキレイでちゃんとしていた。

そして驚いたのは料金の安さ!

都内の好立地にあるSPAなので、決して安くは無いだろうと思っていたが、週末に宿泊をしても総額2,800円だった!

今回のレポートを見ての通り、週末などの混んでるときに行くべきではないが、平日の空いているときならまた利用しても良いかなと思った。

RAKU SPA 1010 館内着

良かったことをもう1つ挙げると、個人的に館内着が黒でオシャレだった。男性も女性も同じ。

ちなみに、宿泊じゃなければ1460円、更にお風呂とレストランスペースだけの利用なら460円という安さで利用できる。

都内でゆったり暇つぶししたいときや、サクッと風呂に入りたいという場合もオススメ!

近く(水道橋)にラクーアがあるから、それで十分じゃね?と思ったが、ラクーアはなかなか良いお値段するので、この価格で利用できるのは魅力的。

あとはどこのスパも同じだが、同じところに何度も行くと飽きてくる。SPAは多ければ多いほど嬉しい。(山手線各駅に1つあっても良いのでは?とすら思っている)

RAKU SPAさんは鶴見にも店舗があるので、機会があればそちらも行ってみたい。(平日に)