2020年2月、マレーシアのクアラルンプールにあるソフィテル(Sofitel)に宿泊してきました。ただでさえ快適なホテルなのですが、宿泊当日にジュニアスイートルームにアップグレードされ、最高のホテルステイとなりました。
ホテルの基本情報と実際に宿泊したときの様子をまとめてみます。
ホテル基本情報
今回宿泊したホテルの予約時の情報を下表にまとめました。
ホテル名(JP) | ソフィテルクアラルンプールダマンサラ |
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ホテル名(EN) | Sofitel Kuala Lumpur Damansara |
ホテルチェーン | アコーホテルズ(Accor Hotels) |
国/エリア | マレーシア/クアラルンプール |
チェックイン | 2月12日 15時00分 |
チェックアウト | 2月15日 12時00分 |
部屋タイプ | LUXURY ROOM, 1 KING SIZE BED |
朝食/ラウンジ | なし/なし |
宿泊費(1泊) | MYR 382(約10,100円) |
予約の決め手
アコーホテルズの中でも高級ブランドにあたるソフィテルに一度泊まってみたいという思いから選んでみました。
ソフィテルにはクラブラウンジがあるようで、予約の時点でラウンジアクセス付きの部屋にするか迷いました。
ですが、アコーホテルズのゴールド会員特典で、あわよくばクラブラウンジへのアクセス権のついた部屋にアップグレードされないかな…と期待を込めて、一番安いランクの部屋で予約しました。
結果的にラウンジアクセス付きのジュニアスイートルームにアップグレードされたので、最高のパターンになりました。
立地・周辺情報
ソフィテルのあるダマンサラ(Damansara)というエリアは、クアラルンプールの市内中心部からは少し西に離れたところにある静かなビジネス街です。周辺が工事中のため周りこむ必要がありあますが、MRTの「Pusat Bandar Damansara」駅が近くにあるのでそこまで不便ではありません。Grabタクシーでも空港からMYR75(約2,000円)、市内からMYR15(約400円)ほどの距離です。
すぐとなりにはダマンサラシティモール(Damansara City Mall)というショッピングモールがあります。店や人の数は少ないですが、新しくキレイなレストランやスーパーが入っています。
近くには2020年現在、Pavilionが建設中でした。KLの中心地「Bukit Bintang」にあるモダンで大きなショッピングモールの新館です。これが完成すればお店も一気に増えますし、更に過ごしやすいエリアになりそうです。
外観・エントランス・ロビー
ソフィテルはかなり高いビルで、エントランスも立派でした。昼と夜とで表情もだいぶ変わります。エントランスにはドアマンも一応いますが、開けてくれたり、居なかったり、わりと適当です笑
入り口を入ると、モダンで高級感あふれる館内に圧倒されます。天井も高く、至るところにアートが施されています。
右手にはエレベーター、左手にはカフェ&バーがあり、正面に進むとレセプション、その奥の階段を上がるとレストランがあります。
レセプションでは、英語で親切に対応してくれました。そして期待通りアコーホテルズのゴールド会員ということで、ジュニアスイートの部屋にアップグレードしてくれました。
ゴールド会員の特典一覧が書かれた紙と、ウェルカムドリンクチケット(2杯分)を渡し忘れたらしく、部屋までボーイさんが届けてくれました。
カフェ&バー
ウェルカムドリンクチケットは最終日の日中に、ロビー横のカフェ&バーで使用しました。
カプチーノを頼むと「このチケットで2杯分頼めるよ!」と言われたのでオレンジジュースも頼みました。しかし結局来たのはカプチーノだけで、オレンジジュースは来ませんでした。ですが、そんなこと軽く許せてしまうくらい、ゴージャスで良い雰囲気のカフェでした。
客室(ジュニアスイート)
エントランスとクローゼット
部屋は14階の角部屋でした。他の部屋と違ってここだけ入り口のスペースにも奥行きがありました。
ドアを開けると、まずアート作品が目に入り、ほぼ奥の様子が見えません。
そこから廊下を進んでいくと、まず右手にウォークインクローゼットが見えてきました。左手には荷物を置ける棚があり、引き出しの中にはセーフロッカーがあります。右手にはハンガー類と一緒にバスローブが掛かっています。アイロンもあります。下にはシューセットやスリッパも置いてありました。
リビングルーム
先にリビングルームの全体風景をお見せします。角部屋なので2面ガラス張りになっていて、文句のつけようのない広さでした。
パントリー
部屋に入ってすぐ右手には、水とネスプレッソマシーンが置かれた棚があります。上に飾られている鏡もオシャレです。水は毎日4本補充してくれました。
棚を開けると左には冷蔵庫があり、右の引き出しには、コーヒーカップやマドラー、各種ワイングラスにケトルが入っていました。
パントリーの隣には、スーツを一式掛けられる独立式のハンガーもありました。本当にいたれりつくせりの環境です。
デスク
デスクには向かい合わせに椅子が並べられています。ライトや電源も使いやすい位置に用意されています。広さも高さもちょうど良くてデスクワークしやすかったです。ただし、ちょうどエアコンの風があたる位置にあるのと、USB給電が機能していないのは残念でした。
ソファチェア/ウェルカムスイーツ
デスクとは反対側の角には、オットマン付きのソファチェアが置いてありました。横のテーブルの上には、ウェルカムフルーツとウェルカムチョコレートも置かれています。フルーツはよく見かけますが、しっかりしたチョコレートが置かれていたパターンは初めてだったので感動しました。
ベッド
ベッドはもちろんキングサイズです。クッションも可愛らしいデザインのものが置かれていました。枕はかなりやわらかめのものが4つ用意されていました。ふかふかという感じではないですが、シーツも枕も掛け布団も肌触りが良くて寝心地良かったです。
ベッドサイドのテーブルも大きくて、テレビのリモコンもちゃんとケースに入っていました。
バスルーム
部屋も素晴らしかったですが、バスルームも負けていないです。通常のホテルの一室くらいあるのでは?という空間に、独立型のバスタブが堂々と構えています。
バスタブの横には、丁寧に大中サイズのタオル、それからボディローションとバスソルトの用意もありました。
アメニティは有名ブランドの「LANVIN」で統一されています。
シンクも広々としています。
シンクにおいてある石鹸ももちろんLANVIN。左にあるアメニティケースには、小さいタオルとコップの他に、引き出しの中に歯ブラシセットやソーイングセット、シェービングセットなどが入っていました。
唯一欠点としては、ドライヤーが引き出しの奥でコードに繋がれているタイプで、鏡のあるところまで引っ張るのに結構力が必要でした。
バスルーム入って左手には、シャワールームとトイレルームがあります。シャワーは水量・水圧もバッチリで、温度調節もしやすいです。トイレもトイレットペーパーの位置が使いやすく、広くて居心地が良かったです。
ルームツアー
今回の客室をルームツアーした動画をアップしたので、良ければご覧になってみてください。
(右上にマイクのコードが入ってしまったのはご愛嬌…)
クラブラウンジ
22階にはMILLESIMEというクラブラウンジがありました。朝の6:00-11:00には朝食、午後の14:30-16:30はティータイム、17:30-19:30はカクテルアワーということで、それぞれ料理やドリンクが提供されます。
ラウンジには常にコンシェルジュの人が2人ほど常駐しています。本社から研修のためかわかりませんが、フランス人の方もいました。朝食と夕食の時間帯を除くとほとんど人がおらず、逆に落ち着かないので、食事が提供される時間とその前後によく利用していました。
朝食
朝食のメインディッシュはメニューから注文できる形式でした。エッグベネディクトやオムレツのような卵料理はもちろん、ナシゴレンやミーゴレンといったマレー系のがっつりめの料理もあります。3泊の滞在中は、オムレツと、エッグベネディクトのターキーハムとサーモンの2種類をそれぞれ選びました。
特にエッグベネディクトの味付けが程よくて美味しかったです。高級ホテルのクラブラウンジでエッグベネディクトをいただいているときの幸福感はなかなかのものです。
夕食
「夕食」という言い方はふさわしくないのでしょうが、17:30-19:30の間は、再び食事やアルコール類を含むドリンクが提供されます。
朝食のようにメニューから選ぶタイプではないですが、お肉はもちろん、巻き寿司やカニ軍艦、いなり寿司などの和食が提供されていました。
これとは別に、スタッフが15分おきくらいの間隔で席まで、できたての1品料理を持ってきてくれます。どれも美味しくて、もっと食べたいと思うものばかりでした。
ジム・プール・サウナ
フィットネス
「SoFit」というホテル名をにちなんだジム名となっています。中は明るく広々としていて清潔です。ランニングマシーンやダンベル、ウェイトマシーンもしっかりあります。ウォーターサーバーやタオルも充実していました。窓からはプールも眺められます。
プール
プールはジムと同じ3Fの外にあります。周りにはコンドミニアムやオフィスビルが並んでいて、まさに都会のオアシスといった雰囲気です。プールの隣にはレストランやバーもあります。
チェンジルーム
チェンジルームに入るとびっくりしました。中にはトイレやシャワールーム、ロッカーはもちろん、サウナが設置されていました。しかもドライとスチーム両方あります。
まとめ
ラウンジでは、ターキッシュエアラインズのパイロットさんと話す機会がありました。他にもパイロットや客室乗務員の制服を来た方がたくさん宿泊していたので、航空会社御用達のホテルのようです。
モダンなテイストで、広くて高級感もあり最高でした。今までのホテルライフの中でもトップ3に入るくらいの素晴らしい滞在体験です。コスパの面も含めて本当に泊まってよかったです。ぜひリピートしたいと思います。
以上、クアラルンプールでのホテルを探されている方やソフィテルの様子が気になっている方の参考になれば幸いです。