90カ国目の滞在となったモンゴル。

モンゴルといえば、草原にゲルのイメージです。

ですが、ゲルのあるテレルジ国立公園に行くとなると、ゲルに泊まったり、乗馬したり、民族衣装に着替えて記念撮影したり、無駄に盛りだくさんのツアーしかありません。

それを知らずに3泊ウランバートルのホテル予約してしまったのと、そうしたツアーにあまり興味がない自分は、ウランバートル市内だけで観光を終えてしまいました。

一応日帰りで、自力でもバスでいけるみたいですが、乗換が必要で、かなりすし詰めにされるらしく…。あまり気が乗らず行きませんでした。

ということで、ウランバートル市内のみ観光レビューをしたいと思います。

ちなみにモンゴルの市内はバスがたくさん走ってます。なので、極力歩きたくない方は、バスカードを買って、活用すると良いでしょう。

タクシーも走っていますが、白タクが多く、あまりタクシー!という見た目をしていないので、捕まえるは若干難しそうでした。

そんなに観光地があるわけでないのと、行けない距離ではないので、少し疲れましたが、徒歩で全て観光してきました。

到着日は疲れていたのと、雨が降っていたのもあり、そのままホテルでぐったりしていました。そして翌日、朝食を食べていざ市内へ。

前日までの雨の影響もあってか、7月後半だというのに、かなり涼しかったです。

スフバートル広場(Sukhbaatar Square)

まずはホテルからすぐ近くの広場へ。

モンゴルの偉人、チンギスハーンの巨大像が大きな建物の中心に腰掛けていて、なかなかの迫力です。

広場の中心には、馬に乗った、躍動感のあるスフバートルの像も。

この広場はモンゴルの伝統衣装を身にまとって、記念撮影している人たちがたくさんいました。

国立モンゴル博物館(National Museum of Mongolia)

スフバートル広場を右手に北へ進むと、すぐに左手に見える建物が国立モンゴル博物館です。

僕は入り口横にある、チンギスハーンの大きな絵が見れただけで満足してしまいました。

モンゴルの歴史をじっくり学びたい!という方はぜひ入ってみてください。

モンゴルスターバックス?

モンゴル博物館を華麗にスルーして西に歩きます。

しばらく殺風景な街並みが続きます。
舗装はされていますが、割とボロボロです。

ショッピングセンターで休憩したあと、更に南へ進んでいくと、 韓国のお寺っぽい作りの建物と、 サーカスの劇場がありました。

劇場の窓にスタバのマークがあり、「!?」となりますが、実際にスタバはありませんでした笑

ガンダン寺(Gandantegchinien Monastery)

中心部から西に1,2km足を伸ばすと、モンゴルの仏教寺院が並ぶエリアにいけます。

その中心にあるのがガンダン寺。
中には巨大な(長身の)仏陀像があります。

仏教寺院ならではの、時計回りに回りながら、くるくる手で回す鐘?がたくさんあり、なんだかネパールにきた感じでした。

北朝鮮(平壌)レストラン(PYONGYANG BAEKHWA)

レアな存在かつ、世界的に閉鎖が続いていく北朝鮮レストラン。

ここモンゴルの平壌レストランも、 モンゴルの北朝鮮への経済制裁の影響で、 店員さんも強制送還されたらしく、 旧店舗は閉店となっていました。

しかし調べてみると、新店があるとのことで、急遽そちらに行ってきました。

場所はガンダン寺よりも更に1kmほど北西に行ったところにあります。
近くは大きな団地や店舗街もあって割と栄えているエリアでした。

ベトナムのハノイ、ラオスのヴィエンチャンの北朝鮮レストランと違って、店内はかなりお洒落でイケてる造りです。高層階にあって眺めも良いです。

個人的に、あとウラジオストクのにいけば、現行の平壌レストランは制覇です!

ザイサン記念碑(Zaisan Monument)

モンゴルの戦勝記念碑です。
ウランバートル市内を南に3kmほど歩くとあります。

近づいてきた!と思ったら
そこから更に丘を登ったところにあるので
正直疲れます。

ウランバートルは標高1000m以上のところにあるので
結構息が切れてしまい、休憩しながら登りました。

しかしその分眺めは良いです!

観光客はもちろんカップルも多かったです。
地元のカップルには人気スポットなのでしょう。

ザ・ソ連!という感じの巨大なモニュメントと
360°円形状の画が特徴的な造りになっています。

モンゴルといえば、元寇のイメージですが
実は第二次世界大戦の終結間際に
ソ連軍と同じく、日本に宣戦布告し
結果的に勝利国となっていたんですね。

つまり、日本とモンゴルは、歴史上2回戦争をしていて、1勝1敗ということになります。

見渡すと結構な数のゲルも見えました。
そちらに居住用なのか、あくまで物置的な用途なのかはわからなかったです。

市街にあるゲルなので、あまり、これだ!感は無いのですが、一応ゲルをたくさん見れて良かったです。