2019年8月、クロアチアの首都であるザグレブを訪れました。旧市街にて主要な観光スポットを巡ってきたのですが、1時間ほどで巡れたので、そのルートをご紹介します。
ザグレブの観光スポットは旧市街中心部に集中している!
首都ということで、巡るところは沢山、広範囲にあるだろうと思っていましたが、いざ調べてみると、主要観光スポットのほとんどが市内中心部、半径500m以内くらいのところに集中しています。
元々は2泊する予定だったところを1泊に変更しましたが、十分に回りきれました。
イェラチッチ広場
まず最初に向かったのは、ザグレブ旧市街の中心にある、イェラチッチ広場です。
向かったというより、旧市街の南方面から来る場合は、必然的に最初にこの広場にたどり着くはずです。
かなり開けた空間になっており、新旧さまざまな建物が並び、また、人の行き来も多いので、非常に活気があります。
中心には、馬に乗ったイェラチッチ像が堂々と居座っています。
ドラツマーケット
イェラチッチ広場の中心から北に抜けて、階段を上がると、すぐにドラツマーケットが見えてきます。
向かったときにはちょうど店じまいしている店舗が多かったですが、それでもなお、多くのお店とお客さんが、野菜や果物の売り買いをしていたので、いつも非常に活気あるマーケットなんだと思います。
ザグレブ大聖堂
ドラツマーケットから北東に行く道を抜けると、すぐにザグレブ大聖堂が見えてきます。
非常に巨大なので、イェラチッチ広場からはもちろん、各所から見つけることができる、ザグレブのシンボル的な建物です。
大聖堂の中は、言わずもがな、非常に開けた美しい空間になっています。
聖フランシス教会
ザグレブ大聖堂から北に100mほど行ったところに、黄色い外観がキレイな聖フランシス教会があります。
ザグレブ大聖堂に隠れがちな存在ですが、その分静かなエリアにあり、ゆっくり過ごすことができます。
内部は残念ながら撮影禁止となっています。
石の門
聖フランシス教会から一旦ドラツマーケットのある広場まで戻り、今度は西の方面に向かっていくと、石の門があります。
ここに行くまでに、レストランが立ち並ぶ非常にレトロでキレイな通りがあります。石の門は、そこから更に西に、少し坂道や階段を登ったところにあります。
一見ただの、曲がり角にある門ですが、中に入るとそこは一変、教会となっていました。
聖マルコ教会
石の門をくぐり抜け、そのまま直進していくと、聖マルコ教会のある広場に出ます。
この聖マルコ教会はザグレブ大聖堂ほど大きくは無いですが、屋根のタイルで作られたマークが非常にキレイで美しい教会です。
失恋博物館
聖マルコ教会を背に坂道をくだっていくと、左手に失恋博物館があります。
恋愛の失敗をテーマにした博物館だそうです笑
ロトルシュチャク塔
失恋博物館を過ぎていくと、そこからは一気に下に下る階段、坂道になっています。
その手前に、旧市街の要塞として使われていたロトルシュチャク塔があります。
そこからはフニクラ(Funicular:昇降機)もあるので、それを使って降りることもできます。
聖カタリナ教会
同じく、失恋博物館を過ぎてすぐ、左手には、聖カタリナ教会があります。
教会横の高台からは、ザグレブ大聖堂を始め、ザグレブ旧市街が一望できます。
拷問博物館
聖カタリナ教会の横から、階段、坂道を降りていき、旧市街に出てすぐ左手には、拷問博物館があります。
旧ユーゴスラビア国にはわりと多い、好きな人は好きな悪趣味な博物館です。興味有る方はぜひ笑
ザグレブ観光は1日で十分!とはいえゆっくり滞在したい街
これらのスポットを、巡って、最初のイェラチッチ広場に戻ってちょうど1時間くらいでした。
途中ザグレブ大聖堂でゆっくりしたりしたので、更に早めれば45分くらいで行けなくはないです。
とはいえ、かなり美しい街並みなので、ぜひお時間があればカフェやレストランに入ったり、博物館などの中に入ってゆっくり過ごすのにはうってつけの街です。
もちろん、今回紹介した旧市街の中心部以外にも、まだまだ街は広がっていますし、まだまだ探検のしがいのある面白い街だと思います。