2019年9月、ウズベキスタンのサマルカンド(Samarkand)からブハラ(Bukhara)へ移動する際に、ウズベキスタン鉄道(Uzbekistan Railways)の特急アブラシャフ号を利用した。

ウズベキスタン鉄道の予約の方法については前記事で記した通り。

無事にアフラシャブ号の一等車の席が取れたので乗車してみた!

サマルカンド駅から乗車

サマルカンドからの出発時刻は9:50だったので、市内のホテルを8:30前には出た。

ホテルでタクシーを頼んだら、最初やけに高級なの頼んだらしく(60,000スム)、いやいや、普通のタクシーで良いよと言ったら、結局メーターのタクシーが来た。

メーターは6000スムからスタートして500mごとくらいで1000スム上がっていった。結局12000スムでフィニッシュ。

サマルカンドは空港も駅も市街から3kmほどと、そこまで遠いわけじゃない。
ネットでは1万スムしないという話もあったが、まぁ妥当な金額かなと。

運転手も良い人だった。

よくわからない白タクばっか乗っていたので麻痺っていたが、ちゃんとしたタクシーや配車アプリ使えれば、これくらいの金額で回れるはず。

話をサマルカンド駅に戻そう。
ウズベキスタンの駅では、空港と同じように敷地内に入る前に、パスポートとチケットの確認がなされる。

建物の外観は空港とほぼ同じ感じで、すごく立派。

中に入ると、手荷物検査と再びチケットチェックを受けて、電車が来るまで椅子で待機。

外観だけでなく、中から見てもステンドグラスがあるなど、少し凝った造りになっていた。

一応カフェや売店はやっていたが、空港同様あまり活気はない。

電話番号の認証が必要だが、WiFiも利用可能。

30分ほど仕事をしながら待ってると、周りの乗客がポツポツとプラットホームへと移動を始めた。

特急アフラシャブ号が到着

外に出てすぐのプラットホームへ出て数分、右手遠方から特急アフラシャブ号が姿を現した。

やや直線的なフォルムながら、鼻の長い先頭車両は、どこか日本の新幹線を思い出させる。

車体は白を貴重にして、ウズベキスタンカラーの青と緑の配色がなされている。これはこれで、昔の西武鉄道(西武4000系電車)を思い出すのは俺だけだろうか…笑

車両は全部で7,8両編成となっていて、VIP車両(一等車)、BUSINESS車両(二等車)、普通車両(三等車)の3種類がある。

今回は一等車を予約していたので、一番端のVIPと書かれた車両の入り口に向かう。

入り口ではチケットを確認・回収される。
チケットは全部ロシア語(ウズベク語?)なのでいまいちどれが車両番号だか、座席番号だかわからないが、この時に教えてもらえる。
(後で見ると確かに席番号がチケットに書かれていた)

車両に入るとまず、大きな荷物専用の棚があり、その奥に1:2の3列シートの客席が連なっていた。

さすがはチケットが争奪戦になるだけあって、満席となる。1人がけのところが良かったが、指定されたのは2列シートの通路側だった。

座ると早速、隣に座っていた方ととりとめのない会話が始まった。

いつもなら軽く流すところだが、この方は以前日本語の勉強をしていたらしく、結構日本語でも会話が通じる方だった。タシケント在住で、学校の先生をしていて、今日は既にタシケントからこのアブラシャフ号に乗っており、同じくブハラに向かっているらしい。

話の内容は大したものではないが、とても穏やかで話しやすい、このウズベキスタン人に終始癒やされた。

インドを筆頭に、各国での面倒な奴らによって枯れた俺の良心が、この方との会話により再び戻ってくるのがわかった笑

アブラシャフ号の話に戻すと、車内はほんとにキレイで、シートも広々していて快適。日本の新幹線に乗っているのかと錯覚するほどだった。

速度も速い。最速で240kmを出しているエリアもあった。
よく考えると、何も無い砂漠のエリアを200km以上の高速で移動する経験って以外とここでしかできない体験なのかもしれない。

ただ、車内サービスについては、車内販売があるだけで、特にフリーのものは無かった。(タシケント〜サマルカンド間ならあるのだろうか?)

とはいえ、初めてのウズベキスタン鉄道の特急電車の快適さを満喫しつつ、隣のウズベキスタン人と話している間に1時間半はあっという間に過ぎ、ブハラが近づいてきた。

最後に、入り口で回収されたチケットがスタンプを押されて返却されてきた。
特に出口等で何かに使うわけでも無いので、もらったらすぐにしまっても問題はない。

ブハラ駅から旧市街までタクシーをシェアして向かう

隣のウズベクおじさんもブハラ駅で降りるとのことなので、同じく旧市街へ向かうのか?と聞いてみた。

すると、バスで向かうよ!とのこと。

ブハラは初めてらしいが、さすがは地元の方。
変なタクシーにつかまるよりも、この方に付いていった方が絶対確実。
即答でついて行くと答えた笑

ブハラ駅に着いて、おじさんと一緒に駅を出る。

案の定タクシーの呼び込みが駅の出口にたむろしている。

でも、俺には強い味方がいる。
さっそうと二人でスルーして、バスターミナルへと向かう。非常に心強い。

しかし、良さそうなバスが無い(orすぐに出発しない)ためか、おじさんはタクシーの方が良さそうと判断したようだ。

ただ、ウズベク語が話せるので、とても心強い。
しっかり交渉して、15,000スムで旧市街へ連れてってもらえることになった。

ブハラ駅からブハラの旧市街までは結構離れている。距離にして12kmほど。
通常観光客が独りで交渉したら50,000スムが良いところ。中には$10以上取られたという話もあったので、やっぱ観光客ってぼられてるんだなと改めて思った。

これは大変ありがたいと思い、全額出そうとすると、一切の受取を拒否するウズベクおじさん。

単独行動していたら、3,4倍以上取られてもおかしくなかっただけに、全額払ってもお釣りが出るくらいなのだが…。

なんか、何から何まで申し訳ない…と思いながら、受け取ってもらえるスキが全く無いので、お言葉に甘えることにした。

まさかの、ブハラ駅からホテルまでのタクシー代、0円でフィニッシュ!

本当にウズベクおじさんに助けられた道のりでした。感謝!

サマルカンドからブハラまで快適移動

以上、サマルカンドからブハラまで電車で移動してみたが、やはり飛行機同様、ウズベキスタンでは駅までor駅からのタクシー移動も考慮に入れて考えないといけないのが厄介なところ。

とはいえアフラシャブ号の一等車は本当に快適だった。
乗っている間はウズベキスタンにいるということを忘れさせてくれた笑

おそらく隣に良いウズベクおじさんが乗っていたのも、客層が良い証拠でしょう。

これは、ウズベキスタンに限らず通用することだと思うが、飛行機でも電車でも、空港や駅からの交通手段が、タクシーしかない場合や、良くわからない場合などは、思い切って地元の方と仲良くなって頼ってみるのもありかもしれない。

もちろん、今回みたく全部やってもらって、お代も出してもらおうなんて考えてはいけない。
だがタクシーならシェアすれば、向こうにとっても安くなるメリットができるので悪くないはず。
自分で交渉するよりも圧倒的に安くなることになるので、全額払うくらいの気持ちで、交渉だけお願いすると良いかも。

個人的に、移動中はなるべくコミュニケーション取らずに、サクッと行けるのがベターだけど、こういうタクシー交渉が必須な国・地域の場合は、変に悪い運転手とコミュニケーション取るより、今回見たく地元民の方と取る方がよっぽど心温まるし、有意義だと学びの多い移動だった。