2019年8月、中国の北京からカザフスタンのヌルスルタン(アスタナ)へ向かう際、中国国際航空(エアチャイナ)を利用しました。

前回のウランバートルから北京への移動に続いて2回目の利用となりましたが、予約やチェックインのオペレーションを除けば、快適に移動することができました。予約方法や北京首都国際空港(PEK)からヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港(TSE)までの様子を振り返ってみます。

中国国際航空の予約方法と詳細

まず中国国際航空(エアチャイナ)のフライトの予約方法と今回搭乗したフライトの詳細についてまとめておきます。

Trip.comで予約

前回のウランバートルから北京への便と同様、エアチャイナのホームページでは日本のクレジットカードが使えず、仕方なくTrip.comを頼りました。このように日本のクレカが使えないときTrip.comには何度も助けられています。

フライト基本情報

今回搭乗したフライトの情報を下表にまとめます。

航空会社中国国際航空(エアチャイナ)
便名CA791
出発地北京首都国際空港(PEK)
目的地ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港(TSE)
出発時刻16時55分
到着時刻21時00分
フライト時間6時間05分
座席クラスエコノミー
チケット代56,665円

中国国際航空はスターアライアンス加盟の航空会社なので、ANAのマイルおよびプレミアムポイント(PP)を貯めることができます。エアチャイナの場合、ANAマイル/PPの加算率は下表の通りとなっています。

エアチャイナ マイル積算率

今回は予約クラスWで距離は2,270マイルなので、50%の1,135マイル/PPを獲得することができました。その他のSFC修行のルートやPPについては下記記事にまとめましたので、興味あればご覧になってみてください。

北京首都国際空港(PEK)

市内から空港までは、地下鉄機場線(エアポートエクスプレス)を利用しました。料金は25元(約400円)です。

市内東部の東直門駅からは20分ほどで、北京首都国際空港ターミナル3の出発ロビーに到着しました。相変わらず広くて圧倒されます。

エアチャイナ自体はオンラインチェックインやデジタルボーディングパスに対応しています。ですがホームページ以外から予約した人は対象外だそうで、当日カウンターでチェックインする必要がありました。前回のウランバートルでは、そもそもカウンターに並んでいる人がほとんどいなかったので気にしていませんでしたが、北京ではたくさんの人が並んでいました。

北京首都国際空港

「チェックインするだけなのに面倒くさいなぁ…。」「SFCゲットできたらこの列にならばなくて良くなるんだなぁ…頑張ろう。」とか思いながら並び、40分くらいかけてなんとかチェックインしました。

北京首都国際空港

早速ゲートへ向かおうと思い、国際線ターミナルへ向かうゲートを探しますが、全然見当たりません。結局国際線ターミナルの場所は「国際/港、澳、台」つまりは香港/澳門(マカオ)/台湾と並べて表記されており、「国際」の文字が見えずらくなっていてわかりにくかったです。

北京に到着した時と逆の順序をたどる形で、空港内のシャトルトレインに乗ってターミナル3Eへ移動し、出国審査と手荷物検査を受けました。

手荷物検査では、モバイルバッテリーを指さされて「これは何だ?」と問い詰められました。特に変な形をしていたわけでもないし、結局問題なかったんですが、中国語でまくしたてるように聞かれたのでイラッとしてしまいました。今回の北京滞在は全然楽しくなく、ホテルもイマイチで最悪だったんです。だからと言って中国批判するのも良くないのはわかっているんですが、うーん、最後まで良い印象を持てませんでした。

北京首都国際空港

ターミナル3Eはまだまだオープンしている店が少なく、広いだけで活気があまりありません。美味しそうなレストランでもあれば入ろうと思ったのですが、特にそそられる店もなく、ゲート近くの待合でシートで搭乗まで待機していました。

中国国際航空(エアチャイナ)CA791便

時間通りに搭乗手続きが始まり機内へ。席は進行方向左手の窓側でした。6時間越えのロングフライトになりますが、レガシーキャリアなのでドリンクや機内食のサービスも付いてきますし、しっかりくつろぐことができました。睡眠も取れましたし、ロングフライトの割には疲れも少なかったです。

エアチャイナ カザフスタン上空

カザフスタンの上空にさしかかると何も無い荒涼とした大地がずっと続いていました。こんなところのど真ん中に放置された絶望して死ぬだろうな〜なんてことを考えていると、ヌルスルタンの空港に到着しました。

ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港(TSE)

ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港(TSE)

ボーディングブリッジで建物に入って通路を進み、早速入国審査の列に並びました。並んでいるのは同じ便の乗客くらいなので、混雑もしておらず10分くらいで自分の番がまわってきました。カザフスタンは観光目的の短期滞在であれば、ビザなしで入国できます。なのでパスポートだけを提出ところ「入国カードは書いたか?」と聞かれてしまい、その場で急いで記入することに。後でよく見たら端のほうに入国カードの記入台のようなブースがありました。見逃してしまった自分が悪いのですが、機内で配ったり、もう少し目立たせたりくれると嬉しかったですね。

ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港(TSE)

ヌルスルタンの空港は国際線と国内線でターミナルがわかれており、どちらもキレイな造りになっています。日本の建築家、黒川紀章氏がデザインしたそうです。

中の設備やお店などもモダンでキレイです。国際線ターミナルの到着ロビーでは、両替所やタクシーの案内しか見当たらなかったので、国内線のターミナルに移動し、ATMで現地通貨(カザフスタンテンゲ)を下ろし、売店で夕飯買うついでに細かいお金に崩しました。空港から市内まではバスで向かいました。

まとめ

ウランバートルから北京への便と同様、予約やチェックインのオペレーションを除けば、フライト自体は快適でした。北京首都国際空港は確かに広くてモダンな空港ですが、あくまで中国クオリティなので快適さは求めないほうが良いかもしれません。悪く言えば無駄に広いだけ…という感じです。

1本前のウランバートルから北京への便の搭乗記については下記記事をご覧になってみてください。

以上、同路線のフライトやエアチャイナの利用の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。

GODSPEED!!!