2020年3月、日本の東京からオーストラリアのシドニーまで、JAL国際線プレミアムエコノミークラスで移動してきました。

JGC修行の6レグ目でもある本フライトについて、成田国際空港(NRT)からシドニー国際空港(SYD)までの様子を振り返っていきます。

フライト基本情報

今回搭乗したフライトの情報について下表にまとめました。

航空会社日本航空(Japan Airlines)
便名JL771便
機材Boeing 787-9(JAL SKY SUITE)
出発地成田国際空港(NRT)
目的地シドニー(キングスフォード・スミス)国際空港(SYD)
出発時刻19時00分
到着時刻06時50分
フライト時間9時間50分
座席クラスプレミアムエコノミー
予約クラスR
チケット代43,865円(※)

予約

予約はJAL国際線の公式サイトから済ませました。出発地を沖縄に設定することで、国内線乗継便と合わせて1往復で20,000FOPも稼げる一撃必殺路線です。

行き先がオセアニアということで、東南アジアよりも多少値ははりましたが、それでも国内発券で往復17万5,000円ほどでした。FOP単価にして8.75円とまずまずの数字ですし、何しろ1往復で2万FOPというのは大きな魅力です。あまり本数が多くても疲れてしまいますし、回数修行でもない限り、1回に稼げるFOPが大いに越したことはないです。

成田国際空港(NRT)

沖縄那覇から東京羽田まで国内線で移動し、羽田から成田まで電車で移動してきました。

成田国際空港

事前のオンラインチェックインがうまくいかず、仕方なくカウンターへ。ただしJALの場合はプレミアムエコノミークラス専用のチェックインカウンターがあるので快適です。全く並ばずにチェックインできました。

JAL国際線プレミアムエコノミー チェックインカウンター

なぜかカウンターでも少し時間がかかってしまいましたが(結局理由は不明)無事にチェックインが完了し、ようやく搭乗券をゲットです。コロナウィルスの影響がオーストラリア行きに響かないかずっと心配で、やっとここで安心感が湧いてきました。

JAL国際線プレミアムエコノミー チケット

成田空港では念願の初サクララウンジへ。しかしコロナウィルスの影響により、ホロ苦デビューとなってしまいました。

搭乗開始時刻が近づき、搭乗ゲートへと向かいました。3度長い連絡通路を歩き、サテライトターミナルへ。上級会員やファースト/ビジネスクラスの後に、グループ3(プレエコ/JMBクリスタル)の搭乗手続きが開始しました。

JAL国際線プレミアムエコノミー 搭乗ゲート

JAL国際線プレミアムエコノミークラス(JL771便)

先日利用したクアラルンプール→成田のJAL国際線プレミアムエコノミークラスと比べると搭乗率は高かったですが、それでもポツポツと空席が目立ちました。僕が座っていた真ん中の3列シートの残り2つは空席でした。ただでさえゆったりしたシートなので、隣が空いていると余計に気が楽です。シートは今回もブラックを基調にした格好良いデザインです。

JAL国際線プレミアムエコノミー 座席

横の席との目隠しや、大きいテーブルやディスプレイ、押しやすいリクライニングやリモコンの位置など、細かな配慮が嬉しいです。

アメニティ

シートにはアメニティの入った小さいいバッグとスリッパ、ヘッドホン、クッション、ブランケットが用意されています。

アメニティのバッグに関しては、先日のクアラルンプール→成田便では、クッションの後ろに入れっぱなしになってしまったようで、存在を忘れてしまっていました…。バッグの中を開けると、歯ブラシとアイマスクと耳栓、そして今話題のマスクが入っていました。

機内サービス

離陸までは特に何も無く、離陸後しばらくしてから、機内サービスのメニューが配られました。ドリンクはプレミアムエコノミー限定のメニューもいくつかあります。

間もなくして、おつまみ(あられミックス)とドリンクのサービスがありました。

JAL国際線プレミアムエコノミー 機内サービス

機内食の提供も最初にされるということでしたが、意外と時間がかかって、離陸後1時間後くらいにようやく配られました。

JAL国際線プレミアムエコノミー 機内食

メニューは2つからの選択制でしたが、「RED U-35」という料理コンペの上位入賞者シェフ監修による料理ということで、どちらも美味しそうでした。今回は和食を選択。カバーを外すとこんな感じ↓

JAL国際線プレミアムエコノミー 機内食

「若き料理人たちによる機内食」をご用意!JALのプレミアムエコノミークラス・エコノミークラスにて、料理コンペティション「RED U-35」の上位入賞者6名による機内食をご用意いたしました。
季節ごとに2名のシェフによる若さ溢れる自由な発想でのメニューが登場します。

https://www.jal.co.jp/inter/service/newsky/kitchen_gallery/red.html

対象は日本発の

  • 米州(ハワイ・グアム除く)
  • 欧州(ウラジオストク除)
  • 豪州、東南アジア(深夜便除く)

のみだそうで、どうりでクアラルンプール発のプレエコには無かったわけですね。

食後にはデザートとしてハーゲンダッツもいただきました。ここはANAのプレエコと同じですね。

JAL国際線プレミアムエコノミー ハーゲンダッツ

ここで消灯となり、機内サービスも一旦終了。オーダーすれば飲み物やカップうどん等の軽食をいただけるようです。

JAL国際線プレミアムエコノミー ドリンクカップ

朝食は特に選択制ではなく、一律フレンチトーストの機内食が提供されます。量としては少し物足りない気もしますが、朝食なので程よかったです。

JAL国際線プレミアムエコノミー 機内食

シドニー(キングスフォード・スミス)国際空港(SYD)

約10時間のフライトでシドニー国際空港へ到着しました。オーストラリアの入国カードは機内で配られ、予め記入しておきます。

オーストラリアの入国には短期の観光目的であっても電子渡航許可(Electronic Travel Authority)の事前申請が必要です。申請手順については次の記事にまとめましたので、よろしければ参考にしてください。

シドニー国際空港では到着後、そのまま5分ほど歩き入国審査へ。10分ほど並びましたが、特に難しい質問も無く「最近どこの国に行ったか?」とだけ聞かれて終了しました。預け入れ荷物もないので、そのまま到着ロビーへ。

シドニー空港 到着ロビー

空港から市内

シドニー国際空港から市内までは、エアポートリンクという電車を利用して行きました。ちょうどホテルが「Town Hall」駅のすぐ近くだったので、25分ほどで1本で行けて楽々でした。

チケットに関しては、1回分の切符ないしはシドニー版Suicaとも言える「Opal Card」を購入する必要がありまいたが、今現在はコンタクトレスのクレカ(VISA, MasterCard, AMEX)であれば、そのまま改札にタップして乗車できました。降車時も同様にタップすることで、ちゃんとその区間の料金が引き落とされるようになっています。ライトレールと呼ばれるトラムやバス、フェリーなんかも同様にクレカで乗れてしまうので、シドニーの交通機関は本当に便利だなと感じました。

JRも、QRコードを有効にするしないの議論も良いですが、クレカのタッチ決済を早いとこ導入してほしいですね。

まとめ

初めての日本出発のJAL国際線プレエコということで、機内食など、JALの素晴らしいサービスを体験することができました。過去にオーストラリアへジェットスターで行った時には、結構辛かった思い出があるのですが、JALのおかげで、ほぼ疲れ知らず、ストレスも最小限で行くことが出来ました。

オーストラリアからまた日本へ戻る便、そして同じく日本出発のクアラルンプール行きなども楽しみになってきました。

またJGC修行に関してですが、今回のフライトで一気に7695FOP稼ぐことができました。やはり国際線でもFOPの積算倍率が1.5倍となるアジア・オセアニアルートにおいて、特に距離の長いシドニー線の威力は凄まじいです。その他の僕の修行プランについては下記記事をどうぞ。

以上、JAL国際線利用の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)

GODSPEED!!!