2020年3月、タイのバンコクからマレーシアのクアラルンプールまで、マレーシア航空のビジネスクラスに乗って移動しました。
東南アジア内での移動のついでにJGC修行もしてしまおうと!いうことで、ワンワールド加盟のマレーシア航空、さらにはFOPの稼げるビジネスクラスを選択。ビジネスクラスのセールをしていたことと、入出国手続きを経ずに乗り継ぎ可能なターミナルに到着することも決め手でした。
本記事ではスワンナプーム国際空港(BKK)からクアラルンプール国際空港(KUL)までの様子を振り返っていきます。KULからBKKまでの往路便の様子は次の記事にまとめてあります。
フライト基本情報
今回搭乗した飛行機に関して、情報を下表にまとめます。
航空会社 | マレーシア航空(Malaysia Airlines) |
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便名 | MH785 |
機材 | Boeing 737-800 |
出発地 | スワンナプーム国際空港(BKK) |
目的地 | クアラルンプール国際空港(KUL) |
出発時刻 | 11時05分 |
到着時刻 | 14時25分 |
フライト時間 | 2時間20分 |
座席クラス | ビジネス |
チケット代 | MYR 602.5(約16,000円) |
予約
予約はマレーシア航空の公式サイトから済ませました。ちょうどセールをしていたこともあり、片道16,000円程度でビジネスクラスの席を抑えることができました。
ちなみに、当初予定していたフライトが、搭乗前日にまさかのキャンセルとなってしまい、勝手に夜遅くの便に変更されてしまいました。それでは乗継便に間に合わないので、電話をして1本前の便(今回の便)に再変更してもらいました。恐らくこの欠航の影響を受けた乗客が前後の便に振替されているため、往路便よりもずっと搭乗率が高かったです。
スワンナプーム国際空港(BKK)
個人的にスワンナプーム国際空港を訪れるのは約3年ぶり、チェックインや出国するのは8年ぶりだったので、懐かしさ半分、新しさ半分でした。
空港まではエアポートレイルリンクを利用しました。BTS「パヤタイ(PHAYA THAI)」駅から空港まで45バーツで移動できます。朝の通勤時間帯でしたが、混み合うこともなかったです。
優先カウンターでチェックイン
「スワンナプーム空港(SUVARNABHUMI)」駅で下車し、エスカレーターでチェックインカウンターや出発ゲートのあるフロアへと向かいます。
事前にウェブチェックインを試みたものの、デジタルボーディングパスが発行できなかったので、まずはチェックインカウンターへ。ビジネスクラスなので優先カウンターを利用できました。
2分ほどで手続きが完了し、紙のチケットと、ミラクルラウンジの招待チケットを頂きました。
優先レーン(FastTrack)で出国手続き
スワンナプーム国際空港での手荷物検査や出国手続きは優先レーン(ファストトラック/FastTrack)があります。
最初これを知らずに通常の出発ゲートに向かおうとしたところ、ゲートの係員がビジネスクラスのチケットを見て、優先レーンを案内してくれました。
優先レーンの入り口では、コロナ対策としてゲートで非接触体温計で検温を済ませてから手荷物検査と出国審査へと進みます。ちょうど家族連れが2,3組いたため騒がしかったですが、5分もしないで出国審査まで終えることができました。
キャセイパシフィック航空のラウンジで搭乗待ち
搭乗時間までは、キャセイパシフィック航空のラウンジで過ごしました。
チェックイン時にミラクルカウンターの招待券をいただいたので、逆にミラクルラウンジしか使えないのかな?と思いましたが、そんなことはありませんでした。せっかくビジネスクラスを利用するのに、プライオリティパスでも入れてしまうラウンジと一緒なのは残念ですからね。ワンワールドの上級会員+ワンワールド便利用、または他のワンワールドのビジネスクラス利用所は入れます。
キャセイのラウンジの様子については次の記事にまとめました。
ちなみに搭乗開始時間が出発時間の1時間前と、やけに早く設定されていました。手荷物検査が最後にあるクアラルンプール国際空港ならわからなくもないですが、ちょっと早すぎますね。単純にチケットチェックされて、ゲート前のベンチに座らせられるだけなので、あまり急がなくても良さそうです。
マレーシア航空(MH784便)ビジネスクラス
搭乗ゲートの待合いスペースで5分ほど待機していると、優先搭乗のアナウンスが始まりました。優先搭乗って結局は狭い機内に居る時間が長くなるので、冷静に考えるとあまりメリットでも無いのですが、もはや一般の列を横目に颯爽と搭乗できる優越感がメリットになっている気がします。
ビジネスクラスのシートですが、往路便のときと違って2:2の4列で合計16席ありました。また左手一番前のシートだったのですが、今回は前に大きな空間はありませんでした。搭乗率も午後の便がキャンセルとなった影響もあってか、ビジネスクラスは100%でした。
席のクオリティは往路便とほとんど変わらずですが、折れ曲がる形式のフットレストやエンタメ操作のリモコンがついている分、こちらの方が機能的なのかもしれません。結局モニターも無いし2時間のフライトなので使うことはないですが。モニターは無く、クッションもやはりほつれが目立ちます。
搭乗が一段落したところでおしぼりとウェルカムドリンクが配られました。往路便で美味しかったピンクグァバジュースが無かったのでアップルジュースをチョイス。いつもオレンジばかりなので、たまに飲むと美味しいです。
マレーシア入国審査の優先レーンが利用できるオレンジのカードを配っていましたが、今回は到着後そのままサテライトターミナルのJAL便への乗り継ぎのため頂きませんでした。
新聞やヘッドホンが前のポケットに入れられています。トイレも往路便と一緒でしたが、歯ブラシのストックが切れていました。
機内食
メニューは離陸前に配られました。往路ではチキンを頼んで微妙だったのでビーフ(牛の頬肉)を注文。
短時間フライトのため、ワンプレートで配られます。お肉は柔らかくて美味しかったですが、ビジネスクラスの料理と考えると、まだまだ物足りない感じもします。
食後のドリンクは特に聞かれることはなく、オーダーすれば出してくれていました。
クアラルンプール国際空港(KUL)
クアラルンプール国際空港ではメインターミナルの一番端のゲートに到着しました。ビジネスクラスなので最初に降機できます。
予定していたフライトから1本早まったこともあり、JAL便までは8時間待ちとなりましたが、フリーWiFiやベンチ、ラウンジも充実していますし、なんとか快適に過ごすことが出来ました。
まとめ
マレーシア航空のビジネスクラス、長距離線の新しい機材であれば良い噂を耳にしますが、短距離線の古い機材となると、正直微妙というのが本音です。ANAのプレミアムエコノミーの方が断然優秀です。
マレーシア航空は良くビジネスクラスのセールをしていて、今回もその価格で乗ることが出来ました。これを鑑みると、相当お得にビジネスクラスが利用できるので、悪くもないです。
JGC修行に関しても、往路と同じ943FOP獲得です。往復で1886FOPとなります。なかなかマイル積算率が厳しめなマレーシア航空で、これだけ稼げたのは上出来ではないでしょうか。
2020年のJGC修行のプランについてまとめた記事です。ご興味ある方はぜひご覧になってください。
もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)
GODSPEED!!!