2019年6月、アシアナ航空(Asiana Airlines)を利用して、日本の成田から韓国の仁川(インチョン)乗継でアメリカのシアトルまで渡航してきました。そのときの様子を振り返りながらレポートしていきます。
基本情報
今回搭乗した2フライトの情報は下記のとおりです。
1本目 | 2本目 | |
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航空会社 | アシアナ航空(Asiana Airlines) | |
便名 | OZ101 | OZ272 |
出発地 | 成田国際空港(NRT) | 仁川国際空港(ICN) |
目的地 | 仁川国際空港(ICN) | シアトルタコマ国際空港(SEA) |
出発時刻 | 13時20分 | 18時15分 |
フライト時間 | 2時間30分 | 10時間20分 |
座席クラス | エコノミー | |
予約クラス | K | |
チケット代 | 69,690円 |
予約と価格
アシアナ航空のサイトから直接予約しました。料金は69,690円。レガシーキャリアの長距離線で7万円を切ったので、お得な方かなと思います。
決済時にVISAのクレカが通らず、アメックスに切り替えたところ1発で決済が通りました。VISA限度額等は問題なかったので、VISA側で航空券の決済に限度額を定めているようです。電話すれば外してもらえるようですが、なかなか厳しいですね。
成田国際空港第1ターミナル
アシアナ航空はANAと同じスターアライアンス系列なので成田空港では第1ターミナルから出発します。
空港に着いたらまず、アシアナ航空のキオスク端末でチェックインを済ませました。アメリカへの渡航ということでアメリカでの滞在先を問われますが、ホテルの住所を入力すれば大丈夫です。
無事にチェックインを済ませたあとは、お気に入りの寿司屋さんへ直行。3ヶ月半ほど日本を離れるので、美味しい大トロとサーモンをいただいてから出発ゲートへ向かいます。
この時はまだSFCを持っていないので、ゴールドトラックゲートを羨ましそうに見ながら一般のゲートから入場しました。特に混雑はしておらず、その後の出国審査もあっさり完了しました。
アシアナ航空OZ101便
席は進行方向右手窓側でした。モニターもあって快適です。
短いフライトですが、軽めの機内食も出てきます。
2時間半のフライトですぐにインチョン到着です。
インチョン(仁川)国際空港
仁川国際空港では、乗り換え時間が1時間ほどしかないのが若干不安でしたが、まったくの杞憂でした。
飛行機を降りて、乗換の案内板に沿って通路を進み、手荷物検査を経て1つフロアを上がると、すぐに第1ターミナルの制限エリアに出ます。シアトル行きのゲートも比較的手前の方にあり、すぐに見つかりました。
少し時間に余裕があったので、ラウンジのあるフロアに上がってみました。アメックスのゴールドカードで入れるラウンジがあると聞いていたので行ってみましたが、つい最近アメックスが対象外になったとのことで入れず。仕方なく近くのコワーキングスペースのようなところで時間つぶしていましたが、仁川国際空港はWiFiもしっかり入りますし、シャワーブースもありますし、ラウンジ入れなくても快適でした。
長距離線に備えて、ダンキンドーナツで水と軽食を買って飛行機に乗り込みました。
アシアナ航空OZ272便
進行方向左手窓側の席でした。ラッキーなことに3列シートの真ん中の席が空いていたので席には余裕がありました。
ブランケットやクッション、歯ブラシやスリッパの入ったアメニティセットもしっかり用意されています。フライト中にはアメリカの税関申告書類も配ってくれました。
機内食は離陸後と着陸前の2回提供されます。最初は選択肢にプルコギがあったので、そちらをチョイス。なかなか美味しかったです。
インチョンからシアトルまでは10時間半のフライトですが、ヨーロッパまでの長距離戦に慣れていたので、むしろ少し短く感じました。寒さや乾燥もほとんど気になりませんでした。
シアトルタコマ国際空港
シアトルタコマ空港には予定通り午後12時半くらいに到着しました。時差の関係で出発時間よりも時間が巻き戻っているので違和感がすごいです。
飛行機を降りると、出てすぐの通路に入国審査に続く行列が出来ていました。空港の構造がわかっていないので、どれくらい待つかもわからないまま並びます。結論から言うと入国審査を終えるまでに2時間を要しました。
今は変わっているのかもしれませんが、初回入国の人と2回目以降の人とで並ぶレーンが別れていました。2回め以降の人のレーンは空いており、入国審査ブースの前にあるキオスク端末で必要な情報を登録して、入国審査に進む形でした。(その後いくつか他のアメリカの空港を訪れましたが、全員がキオスク端末で情報登録してから進む形式になっていました)
一方で初回入国の人の列はごった返しており、列もなかなか進まず2時間待たされました。トイレを我慢するのが辛かったです。ようやく自分の番が回ってくると、審査官からはやたらと質問されます。決して意地悪な質問ではなく、談笑みたいな雰囲気でした。ただ、このせいで審査待ちの列が長引いていると考えると複雑な気持ちになりました。
税関を出るとようやく外へ。空港内電車で出口のあるターミナルへと移動し、リンク・ライト・レール(Link Light Rail)で市内まで移動しました。空港からリンク・ライト・レールの駅までは空港駐車場を通り抜けて更に案内に沿って歩き続けると見えてきます。
アシアナ航空の長距離線は穴場
今回初めてアシアナ航空を利用してみましたが、とても快適でした。シアトルへの日本からの直行便はもちろん別に存在しますが、アシアナ航空を利用すればレガシーキャリアとしてのクオリティはそのままに比較的安く移動できるのでオススメです。韓国での乗換であればそこまで遠回りでもないですし、疲労感は直行便と変わりない印象でした。
SFC修行のプレミアムポイント(PP)にも貢献
今回のフライトでSFC修行に必要なプレミアムポイント(PP)が2,977ポイント貯まりました。実は予約したときには、まだSFC修行をする予定はありませんでした。たまたまシアトルへの便で、快適に安く行くにはアシアナ航空が一番良さそうだったので予約していました。結果的に”ついで修行”することができて良かったです。2019年のSFC修行については下記記事にまとめました。
アシアナ航空(成田→インチョン→サンフランシスコ)
2019年11月再びアメリカのサンフランシスコに行く際、再び成田発インチョン乗り継ぎのアシアナ航空を利用しました。このときはSFC取得後だったのでラウンジをはしごするラグジュアリーな渡航になりました。よろしければ、そのときのレポートも参考にされてください。
シアトルではハイアットリージェンシーに宿泊
今回の渡航先シアトルでは、ハイアット系列のホテル「ハイアットリージェンシーシアトル(Hyatt Regency Seattle)」に宿泊しました。モダンでラグジュアリーで立地も良くて最高でした。こちらも参考になれば幸いです。
以上、シアトルへの渡航やアシアナ航空の利用を考えている方の参考になりましたら幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。
GODSPEED!!!