2019年7月、デンマークのコペンハーゲンからデンマーク領のファロー諸島(Faroe Islands)までスカンジナビア航空を利用して行ってきました。

北欧周遊にはスカンジナビア航空が便利

アイスランドのレイキャビクからノルウェーのオスロまでの便にはじまり、スヴァールバル諸島のロングイェールビーンへの往復、そして今回のファロー諸島への往復と、北欧の僻地へ行くのにスカンジナビア航空には大変お世話になりました。それぞれの移動の詳細については各記事へどうぞ。

SAS搭乗レビュー【レイキャビク→オスロ】
SAS搭乗レビュー【オスロ→トロムソ→ロングイェールビーン】
SAS搭乗レビュー【ロングイェールビーン→オスロ→コペンハーゲン】

今回のコペンハーゲンからファロー諸島への往復便の詳細を下表にまとめました。

往路復路
航空会社スカンジナビア航空(SAS)
便名SK1777SK1778
出発地コペンハーゲン空港(CPH)ヴォーアル空港(FAE)
目的地ヴォーアル空港(FAE)コペンハーゲン空港(CPH)
出発時刻12時30分14時05分
到着時刻13時15分17時10分
フライト時間2時間15分2時間05分
座席クラスエコノミー
予約クラスWU
チケット代DKK2,092(約33,700円)

コペンハーゲン空港(CPH)

コペンハーゲン空港からの出発当日朝まで、隣スウェーデンのマルメという街に滞在していました。マルメからコペンハーゲン空港までは、コペンハーゲン市内から空港までとあまり変わらない時間、料金で行くことができます。コペンハーゲンはもちろん素晴らしい街ですが、マルメという街も程よく都会で過ごしやすかったので、トランジットの滞在としてもオススメです。マルメの鉄道駅はスタイリッシュでおしゃれでした。

コペンハーゲン空港に着いたらすぐに、手荷物検査へと向かいます。ファロー諸島はデンマーク領かつシェンゲン協定エリア内ということで出国審査などは特にありません。

コペンハーゲン空港

出発ロビーではSASのFAST TRACKを発見しました。スターアライアンスゴールドでも利用できるようです。このときはまだSFCを持っていなかったので、うらやましく眺めながら一般の出発ゲートへ向かいました。

コペンハーゲン空港 SAS FAST TRACK

せっかくコペンハーゲンにいるので、待ち時間に一杯カールスバーグでも飲もうと思ってレストランに入ると、まさかのハイネケンしか置いてない店でした。これはこれで美味かったですけど、行きは不完全燃焼気味で搭乗ゲートに向かいました。

コペンハーゲン空港 ハイネケン

ファロー諸島から帰って、再び別の便に乗る前に念願のカールスバーグを頂きました。この黄金の液体がなんと美しかったことか。たいへん美味しくいただきました。

コペンハーゲン カールスバーグ

スカンジナビア航空(SK1777/1778便)

コペンハーゲン空港ではボーディングブリッジからの搭乗でしたが、ヴォーアル空港では沖止めされた飛行機へ徒歩で向かいました。なんと搭乗口が右側に付いていました。あまり右側で乗り降りする機会はないので貴重な体験でした。

スカンジナビア航空

スカンジナビア航空ではおなじみの3:3の6列配置のシートでした。座席は窓側を指定しておきました。行きは海しか見えず、帰りも霧が酷くて良い写真は取れませんでしたが、ところどころ見えた景色が壮大でキレイでした。

スカンジナビア航空

機内サービスは例のごとくドリンクのみです。コペンハーゲン↔ファロー諸島間は2時間ほどで到着するので、結構近いなという印象です。

ヴォーアル空港(FAE)

ファロー諸島のヴォーアル空港は、ファロー諸島の中でも西の端に位置しています。東側のトースハウン(Tórshavn)という街に滞在する予定だったので、そこまで行くバスを待って乗車しました。時刻表を見る限り到着から1時間以上先だったので結構待って不安でしたが、ちゃんと来てくれました。特に予約する必要はありませんが、事前にバスの時間を調べておくと良いです。

帰りもトースハウンのバス停から空港バスに乗りました。ヴォーアル空港はスヴァールバル空港より規模も人の多さも便の多さも3倍くらいといったところだと思います。手荷物検査を終えた制限エリアは出発直前になると結構混み合います。その割に待合室やベンチがほとんどありません。なので早めに入って確保するか、ギリギリに制限エリアに行ったほうが良いです。

ファロー諸島

スヴァールバル諸島ほの極地感は無いですが、ファロー諸島も独特な街並みや壮大な景色が楽しめて面白かったです。時間があれば隣のミキネス島に行ってパフィンを見たり、トースハウン以外の街を巡ったりするのも面白そうでした。

ファロー諸島

ちなみにファロー諸島へは、スカンジナビア航空以外にもアトランティック航空というファロー諸島の航空会社も就航しています。料金的にはどちらも1万円前後で推移していますが、スカンジナビア航空の方が安い傾向にあります。もし次行くならレアなアトランティック航空を試してみたいです。

アトランティック航空

以上、スカンジナビア航空の利用やファロー諸島への渡航の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。

GODSPEED!!!