2019年7月、スカンジナビア航空(SAS)を利用して、スヴァールバル諸島のロングイェールビーンからノルウェーのオスロを経由してデンマークのコペンハーゲンまで移動してきました。スヴァールバル空港からコペンハーゲン空港までの様子をレポートしていきます。

ノルウェーのオスロからスヴァールバル諸島への往路便については下記記事にまとめたので、よければご覧になってください。

フライト基本情報

今回搭乗したスカンジナビア航空(SAS)のフライト情報を下表にまとめました。

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航空会社スカンジナビア航空(SAS)
便名SK4497SK1461
出発地スヴァールバル空港(LYR)オスロ空港(OSL)
目的地オスロ空港(OSL)コペンハーゲン空港(CPH)
出発時刻02時25分06時00分
到着時刻05時20分07時15分
フライト時間2時間55分1時間15分
座席クラスエコノミー
予約クラスQ
チケット代EUR258.55(約31,000円)

乗り継ぎ時間はわずか40分ですが、同じ航空会社ですし、オスロ空港はわかりやすいのでそこまで心配しませんでした。

SASホームページで予約

チケットの予約はSASのホームページから済ませました。

SASホームページ

価格は238ユーロ(約31,000円)しました。スヴァールバル諸島へは日によっては2万円以下で移動できる日もありますが、3万前後が相場だと思います。そもそも本数が限られているので、必ず行きのチケットとセットで予約したほうが賢明です。

スカンジナビア航空はスターアライアンス加盟の航空会社なのでANAマイルを貯めることができます。今回の予約クラスQはANAマイル/プレミアムポイントの加算対象で1,099マイル/PPをゲットすることができました。SFC修行の詳細については下記記事をどうぞ。

スヴァールバル空港(LYR)

スヴァールバル空港は首都ロングイェールビーンの街からは5kmほど南にあります。

ロングイェールビーン市内から空港バスで移動

空港への行き方ですが、ロングイェールビーンの各ホテルでピックアップしてくれる空港バスがあるのでそれを利用しました。23時くらいまでロングイェールビーンの街を観光してから、中心にあるラディソンブルホテルから乗り込みました。行きで往復チケットを購入していたので、そのレシートを見せるだけでOKでした。荒涼とした道を20分くらい走行して空港に到着です。

ロングイェールビーン空港バス

ちなみに、外がまだ明るいですが、このときは既に夜中の0時くらいです。スヴァールバル諸島は夏の間は1日中日が落ちません。この時間帯でようやく日が傾いてきますが、このまま沈むこと無く日が登っていきます。もはや夕日なのか朝日なのかよくわかりません。

ロングイェールビーン空港

壮大なスヴァールバル諸島の風景に別れを告げて空港内へ入ります。

ロングイェールビーン空港

外が明るい深夜2時に出発

スヴァールバル空港はあまり大きくはないですが、しっかりした造りになっています。デジタルボーディングパスも問題なく使えます。建物に入ってすぐ右手にて手荷物検査を受けて、制限エリアに入ると、モダンなカフェやお土産屋さんがありました。

出発の深夜2時になってもまだ外は明るく、SASの機体が到着してしばらくすると、搭乗手続きが始まりました。飛行機へは歩いて向かいます。

ロングイェールビーン空港

スカンジナビア航空(SK4497便)

席の配置は3:3の6列です。行きは通路側でスヴァールバル諸島の景色を見れず悔しかったので、帰りは窓側にしました。離陸すると、スヴァールバル諸島のきれいな景色が見えて感動モノでした。荒涼とした大地や雪に覆われた山々。そしてノルウェーに到着する直前には、緑に覆われた山々が対照的でキレイでした。

オスロ空港(OSL)

オスロ空港にてコペンハーゲン行きの飛行機に乗り継ぎなのですが、スヴァールバル諸島はノルウェー領だがシェンゲン協定外という複雑な土地なので、ここで入国審査(シェンゲン協定入域審査)を受ける必要があります。乗り継ぎ時間が40分しかなかったので不安でしたが、ほぼ並ぶことなくスムーズに通過することができました。

スカンジナビア航空(SK1461便)

席の配置は3:3の6列です。スカンジナビア航空は同じ時期に6回乗りましたが、全て同じ機材だったかもしれません。オスロからコペンハーゲンまでは約1時間なのであっという間に到着です。

先ほどのロングイェールビーンからオスロの便もそうですが、機内サービスはドリンク(コーヒー/紅茶)のみです。

コペンハーゲン空港(CPH)

コペンハーゲン空港は2018年8月以来11ヶ月ぶりでした。北欧らしいおしゃれなデザインですが、どこかロックなテイストが好きです。

メトロでコペンハーゲン市内へ

空港から市内への交通手段ですが、コペンハーゲン市内へのメトロや、コペンハーゲンとスウェーデンのマルメをつなぐ鉄道などがあります。
この日はスウェーデンのマルメに宿泊する予定でしたが、まだ朝で時間もあったため、久々にコペンハーゲンの街を散策したく、まずはメトロでコペンハーゲン市内へと向かいました。

コペンハーゲン国際空港

また別途まとめようと思いますが、コペンハーゲン空港からは、デンマークのコペンハーゲンもスウェーデンのマルメも同じくらいの距離にあります。コペンハーゲンでの滞在ももちろん良いですが、マルメも程よく都会でキレイな街なのでオススメです。

スヴァールバル諸島について

別記事でスヴァールバル諸島での観光についてもまとめてみたので、よければご覧になってみてください。

スヴァールバル諸島観光まとめ1

スヴァールバル諸島観光まとめ2

スヴァールバル諸島観光まとめ3

行く前までは、誰が行くんだこんなとこ…と思っていましたが、意外と観光客が多くて驚きました。飛行機の機体もそれなりに大きいですし、週の半数以上は運行しています。安い日付で抑えることができれば往復4万円くらいで行けるところなので、意外とオススメです。

以上、スヴァールバル諸島から北欧へと戻る便について振り返ってみました。離陸後は窓から素晴らしい景色が観れるので、予約ないしはチェックインの際には、ぜひ窓側の席を取っておくと良いです。北欧旅行の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。

GODSPEED!!!