2019年9月、アゼルバイジャンのバクーからキルギスタンのビシュケクまで、ターキッシュエアラインズで移動してきました。ヘイダル・アリエフ国際空港(GYD)からイスタンブール空港(IST)を経由してマナス国際空港(FRU)まで移動した様子を振り返っていきます。

フライト基本情報

今回搭乗した2フライトの情報を下表にまとめました。

1本目2本目
航空会社ターキッシュエアラインズ(Turkish Airlines)
便名TK0333TK0348
機材AIRBUS A321-231 B737-900ER
出発地ヘイダル・アリエフ国際空港(GYD)イスタンブール空港(IST)
目的地イスタンブール空港(IST)マナス国際空港(FRU)
出発時刻12時55分21時30分
到着時刻15時10分05時40分
フライト時間3時間15分5時間10分
座席クラスエコノミー
予約クラスT
チケット代EUR 284(約34,000円)

中央アジア西側のコーカサス3国から東側のスタン国へのフライトは、かなり本数が限られてしまいます。今回も一度トルコのイスタンブールまで戻るルートになってしまいました。

ANAマイル/PP積算率

ターキッシュエアラインズはスターアライアンス加盟の航空会社なので、ANAのマイルおよびプレミアムポイント(PP)を貯めることができます。ターキッシュエアラインズのANAマイル加算率はANAのホームページや下表の通りとなっています。

ターキッシュエアラインズ ANAマイル積算率

今回はいずれもエコノミーのクラスTでしたので、2本合わせたマイル数3,412 ✕ 積算率50% = 1,706マイルおよびプレミアムポイント(PP)を獲得することができました。一度イスタンブールまで戻るルートなので、直行便よりもマイルを稼ぐことが出来ました。SFC修行のその他の路線やPP数は下記記事を参照してください。

ヘイダル・アリエフ国際空港(GYD)

バクー市内から空港までは、エアポートエクスプレスというバスを利用しました。乗り方も簡単で料金も安くて、車内も快適で言うこと無しでした。

ヘイダル・アリエフ国際空港はかなりモダンでイケてる空港です。

ヘイダル・アリエフ国際空港(GYD)

オンラインチェックインが不可だったため、カウンターでチェックインしました。

2階のカフェで食事を済ませて、3階の出国審査と手荷物検査へと進みました。出国審査は並んでもおらず特に問題ありませんでしたが、手荷物検査の手前で謎の靴をチェックする機械がありました。

片足ずつ機械において何かをチェックされます。OKの音が鳴ると終わりなのですが、鳴らないと何度もやり直しさせられていました。自分の番がまわってきたら、まさかのエラー音が鳴りました。やり直しかな?と思ってもう1回足を置こうとすると、そのまま通過して良いとのこと。中にはチェックされていない人すらいたので、いまいち謎なチェックでした。後にも先にもこの機械を見たのは、これが最初で最後です。一体なんだったのか…。

手荷物検査を終えると、ひらけた空間に出ます。栗のような不思議な形をした建物が並んでおり、異様な光景です。ただそのどれもにキレイでオシャレなお店が入っていました。

搭乗する前、アゼルバイジャンの通貨を処理するついでに飲み物を買っておきたく売店を探しますが見当たりませんでした。カフェやレストラン、お土産屋さんはあるのですが、小さい売店のようなものが全くなく、結局自動販売機で購入しました。

飛行機へはボーディングブリッジで搭乗しました。

ターキッシュエアラインズ(TK0333便)

機材はAirbus320。3:3の6列シートで、割り当てられたのはビジネスクラスすぐ後ろの足が伸ばせるタイプの座席でした。

3時間越えのフライトなので、機内食も提供されました。見た目も味もバッチリなチキン料理が出てきました。非常に美味しかったです。

ターキッシュエアラインズ機内食

イスタンブールにつくと雨が降っていました。飛行機は沖止めとなり、バスで空港建物まで移動しました。今回乗ったのはレゴとコラボした機体でした。

ターキッシュエアラインズ

イスタンブール空港(IST)

ボルドーからのフライトアンカラかのフライトに続いて9月だけで3回目のイスタンブール新空港に到着です。

相変わらずキレイで大きい空港です。今回は国際線から国際線への乗り継ぎなので、あまり長い距離を歩かずに済みました。5時間ほど乗り継ぎ時間がありましたが、食事や仕事をしていたらあっという間でした。ちなみにこのイスタンブール新空港はフリーWiFiの利用が事前登録制かつ1時間までというケチな使用です。2019年9月時点なので、今は変わっているかもしれませんが、新しい世界最大のハブ空港と豪語しているわりには、そこケチるんかい!と突っ込みたくなる部分でした。

イスタンブール空港

ターキッシュエアラインズ(TK0348便)

機材はBoeing737。3:3の6列シートで窓側の席でした。座席にはモニターもあって快適でした。

5時間越えのフライトとうことで、機内食もしっかり提供されました。深夜で青白い光なので美味しく無さそうに見えますが、味はまずまずでした。

ターキッシュエアラインズ 機内食

マナス国際空港(FRU)

朝の6時前着ということで、外はまだ真っ暗でした。沖止めされた飛行機からバスで空港建物へ向かいます。バスのつり革にはアエロエクスプレスという空港バスの広告が出ていましたが、空港でそれらしきものを見つけることはできませんでした。

時間が時間なので、入国審査もあまり混み合いませんでした。降機から15分くらいで到着ロビーへ出ました。タクシーの呼び込みがしつこかったですが、完全に無視してATMで現地通貨(ソム)をおろし、ベンチで一息つきました。遅いですが空港のWiFiが使えました。全然関係ないですが、中央アジアでは芯の無いトイレットペーパーが主流のようです。

その後カフェでお金をくずしつつ時間もつぶし、明るくなってきたところで市内へと向かいました。ビシュケク市内へはマルシュルートカ(乗り合いバス)に乗って市内まで行きました。料金はわずか40ソム(約60円)と激安です。空港出て右手に止まっているバンが市内行きのマルシュルートカです。停留所も何箇所もあるので市内へは30分以上かかりました。

まとめ

以上、中央アジアのアゼルバイジャンからキルギスタンまでの移動について振り返ってきました。近いようで遠回りせざるを得ない区間なので、時間もお金もかかりましたが、ターキッシュエアラインズのおかげで快適に移動することができました。

ターキッシュエアラインズの利用や、同区間の移動を考えている方の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)

GODSPEED!!!