2020年3月、マレーシアのクアラルンプール国際空港にて、キャセイパシフィック航空のラウンジを利用してきました。
香港やバンコクのキャセイパシフィック航空ラウンジ、クアラルンプール国際空港の他のラウンジと比べるとイマイチという声もある当ラウンジですが、実際どんな感じなのか、中の様子を振り返ってみます。
ラウンジ基本情報
サテライトターミナルの東側の2Fにあります。下記写真のエアロトレイン到着側のちょうど反対側です。
ワンワールド便に搭乗する上級会員やビジネスクラス以上の利用者が入ることができます。
今回はJALのプレミアムエコノミー利用前だったのですが、クアラルンプール国際空港で利用できるラウンジは、このキャセイパシフィック航空のラウンジのみでした。JMBサファイア以上やJGC会員、ビジネスクラス以上の利用であれば、「プラザプレミアムファーストラウンジ（Plaza Premium First Lounge）」も利用できるようです。
ラウンジ滞在記
JAL便の出発は夜23時近くだったのですが、1つ前のフライトのキャンセル・変更により14時半くらいに空港に到着してしまいました。
いくらラウンジとはいえ、8時間も居るのは辛いと思い、19時近くまでサテライトターミナルの色んなベンチをぐるぐる周りながら時間を潰します。以前は一部に寝転がれるようなソファ席もあったのですが、残念ながら取り払われていました。ですがフリーWiFiも無制限で使えますし、通常の固い椅子であれば十分にあるので、案外快適に過ごせました。
エントランス
19時前くらいにキャセイパシフィックのラウンジに向かいます。外観は白い大理石のようなエントランスになっていて高級感がありました。
バンコク・スワンナプーム国際空港のキャセイパシフィックラウンジともまた違う雰囲気です。
受付ではJALのデジタルボーディングパスを提示、QRコードの読み取りに手こずっていましたが、問題なく手続き完了。まだフライトまで4時間近くありますが中へ通して頂けました。
ラウンジ内の様子
コロナウィルスの影響でフライトが減便になっているためか、中は誰もいませんでした。後からポツポツと同じJAL便搭乗と思われる人たちが入ってきましたが、トータルでも10人も見かけなかった気がします。
ラウンジ内部は弧状の細長い形になっています。バンコクにあったようなカフェ＆バーやヌードルバーなどは存在せず、シンプルなビュッフェだけが真ん中にあります。
シート
シートは赤がメインで、次にグレー、ベージュのシートも多く並んでいます。ビュッフェコーナーの前だけテーブル席になっていますが、ほとんどがこのシートです。見た目よりも柔らかく座り心地も良いです。
奥にはiMacの置かれたワークスペースもありました。
雑誌や新聞も豊富で、色んな言語のものがありました。
ビュッフェ
ビュッフェコーナーにはサンドイッチやパン、ケーキの他にもスープやピザ、チキン等のホットミールも豊富でした。ヌードルバーが無い代わりに、スープを注ぐだけで食べれる簡単なヌードルセットもありました。
ドリンクは冷蔵庫から缶のジュースやビールが取っていけます。ビールはハイネケンとタイガービールがありました。
トイレ・シャワー
男性用のみのレポとなりますが、トイレは小便器とシンク、奥に個室が2つとラウンジサイズに合わせた小さめの造りです。残念ながらシャワーはありません。
まとめ
以上、バンコクのキャセイパシフィック航空ラウンジや、クアラルンプール国際空港の他のラウンジと比べてしまうと、シンプルで豪華さも無いラウンジです。キャセイパシフィック航空ラウンジの目玉と言えるのかもしれないヌードルバーも無いです。
しかい利用者が少ない分、人の出入りを気にせずゆったり過ごせますし、ビュッフェも必要十分な種類や量があるので、意外と悪くなかったという印象です。
シャワーを利用したい！がっつり食事をしたい！という場合でなければ、あえてこちらのキャセイパシフィック航空ラウンジを選ぶのもありだと思いました。
クアラルンプール国際空港でのラウンジ利用の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)
GODSPEED!!!