2019年8月、モンゴルのウランバートルから中国の北京へ移動する際、中国国際航空(エアチャイナ)を利用しました。予約が少し面倒で不安というデメリットはありますが、スターアライアンス加盟のレガシーキャリアらしくフライト自体は快適でした。ウランバートルのチンギスハーン酷使空港から北京の首都国際空港までの様子を振り返ってみます。

モンゴルから中国へ移動ついでにSFC修行

本来であれば、モンゴル訪問後はヨーロッパないしは中央アジアの国々に行く予定でしたが、検索すると航空券代がどれも高く、北京に行くのが一番安そうでした。一方で中国に関しては、2019年4月に中国南東部の街は訪れましたが、北京はまだ未訪問でした。乗り換えついでに北京観光をするのもありだと思い、モンゴルから北京へ行くことにしました。フライトにはANAのマイルも貯められるスターアライアンス加盟の中国国際航空(エアチャイナ)を選びました。

Trip.comで予約

チケットの予約はTrip.comというサイトを利用しました。中国国際航空のホームページでも何度も試しましたが、決済のところで失敗してしまい駄目でした。恐らく日本のクレジットカードは使えないようです。代わりの手段として、少しだけ割高になりますがTrip.comを利用しました。Trip.comは中国系のサイト(旧CTrip)なので、あまり信用したくなかったのですが、過去の使用実績もあり比較的安心できる方かなと思い利用することにしました。Trip.comでの航空券予約時にも、ちゃんとマイレージプログラムの番号を登録する項目があります。ANAマイレージプログラムの番号を入れたところ、しっかり連携してくれました。

フライト基本情報

今回搭乗したフライトの情報を下表にまとめます。

航空会社中国国際航空(エアチャイナ)
便名CA902
出発地チンギスハーン国際空港(ULN)
目的地北京首都国際空港(PEK)
出発時刻11時50分
到着時刻13時55分
フライト時間3時間05分
座席クラスエコノミー
チケット代23,624円

中国国際航空はスターアライアンスに加盟しているためANAのマイル/プレミアムポイント(PP)を貯めることができます。エアチャイナの場合、ANAマイルおよびPPの加算率は下表の通りとなっています。

エアチャイナ マイル積算率

今回は予約クラスWで距離は724マイルなので、50%の362マイル/PPを獲得することができました。その他のSFC修行のルートやPPについては下記記事にまとめましたので、興味あればご覧になってみてください。

チンギスハーン国際空港(ULN)

空港まではホテルから直接タクシーで向かいました。料金もホテル払いだったので交渉も不要で楽でした。到着したときにも感じていましたが、チンギスハーン国際空港は年季の入った古い空港です。2019年現在新しい空港を作っているみたいですが、市内からは更に遠く離れたところにできるようです。

チンギスハーン国際空港

エアチャイナ自体はオンラインチェックインやデジタルボーディングパスにも対応しているようですが、チンギスハーン国際空港側が追いついていません。空港内に入りチェックインを済ませ、出国審査と手荷物検査をして制限エリアへ向かいます。薄暗くイケてない感じの空港ですが、売店や免税店、しょぼそうですがラウンジもありました。

チンギスハーン国際空港

中国国際航空(エアチャイナ)CA902便

席は進行方向右手窓側でした。シートは特にボロくも狭くもなく、至って普通のレガシーキャリアです。食事やドリンクのサービスもしっかりしていました。

中国国際航空

ウランバートルから北京までは約3時間、一眠りしているとあっという間に着いてしまいました。

北京首都国際空港(PEK)

北京首都国際空港は、その大きさやデザインが有名なので楽しみにしていました。ターミナル3Eに到着しましたが、まずその広さに圧倒されます。

入国審査では入国カードに記入したうえで審査ブースへと向かいます。質問は特に無く指紋採取だけされて事務的に処理されます。その後、税関や駅のあるターミナル3Cへは空港内のAPMと呼ばれる無人シャトルで向かいます。

市内へ行く前に、空港のATMで中国元を下ろしておきました。VISAのデビットカードで問題なくおろせました。

空港から市内

北京首都国際空港から北京市内へは、地下鉄機場線(エアポートエクスプレス)がターミナル2と3に乗り入れてます。チケットは25元。自動券売機では100元札が使えなかったため窓口で購入しました。20分くらいで北京市内東部の東直門駅に到着します。

北京首都国際空港

ちなみに今回は真夏に訪れたのですが、駅がある空間は、ビニールハウスのような熱がこもる構造なのに全く冷房が聞いておらず、めちゃくちゃ暑くなっていました。10分間隔での運行なので長居することもありませんが夏は要注意です。

まとめ

予約が直接できなかったり、ウランバートルの空港がイケてなかったりはありますが、フライト自体は快適でした。ウランバートルと北京旅行のついでにANAマイル/PPも稼げたので個人的には満足です。

以上、同路線のフライトやエアチャイナの利用の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくコメントで教えて頂けると嬉しいです。

GODSPEED!!!