2020年3月、オーストラリアのシドニーから、日本の東京成田まで、JAL(日本航空)国際線のプレミアムエコノミークラスで移動してきました。
数日前に、オーストラリアが入国制限措置(14日間の自主隔離)を発動させたばかりで、利用者が激減したガラガラのフライトでした。
この記事では写真を交えながら実際に搭乗したときの様子を振り返っていきます。
東京成田からシドニーへの往路便に関しては、下記記事にまとめましたので、ぜひこちらも参照してみてください。
フライト基本情報
今回搭乗したフライトの情報について下表にまとめました。
航空会社 | 日本航空(Japan Airlines) |
---|---|
便名 | JL772 |
機材 | Boeing 787-9(JAL SKY SUITE) |
出発地 | シドニーキングスフォードスミス国際空港(SYD) |
目的地 | 成田国際空港(NRT) |
出発時刻 | 09時15分 |
到着時刻 | 17時00分 |
フライト時間 | 9時間45分 |
座席クラス | プレミアムエコノミー |
予約クラス | R |
チケット代 | 43,865円(※) |
予約
JAL国際線の公式サイトから済ませました。沖縄那覇への国内線乗り継ぎも含めて往復17万5,000円ほどでした。単純計算で4等分すると43,865円という価格になりました。
シドニーキングスフォードスミス国際空港(SYD)
オーストラリアへの入国制限がかかった後でしたが、空港にはそれなりに人がいました。普段だったらもう少し混んでいるのかもしれませんが、通常営業といった感じです。
オンラインチェックインができなかったため、空港に着いてすぐJALのチェックインカウンターに向かいました。一応プレミアムエコノミー専用のカウンターがありますが、エコノミーも含めてほぼ誰も並んでいませんでした。
1週間前にラタム航空のビジネスクラスを利用したときと同様、シドニー国際空港の手荷物検査優先レーン(Express Path)を利用できるカードをいただきました。
制限エリアに出ると、まだ搭乗開始時刻まで1時間ほどありました。カンタス航空のビジネスラウンジで朝食を摂りながら過ごしました。
この記事の時とは違って、両端1/3くらいの席が閉鎖されていたり、中央のカウンターテーブルにあったドリンクサーバーが無くなっていたりしました。訪れた時間帯も同じくらいでしたが、人も少なめでした。
ラウンジでゆっくりしていると、搭乗開始時刻を過ぎていたので、5分遅れくらいでゲートへと向かいます。すると、まさかの館内アナウンスで呼び出しが…(汗
どうやら搭乗するお客さんが少なすぎて、搭乗手続きがほぼ完了しており、僕が最後の一人になっていたようです。ゲートに到着した時点で、まだ出発予定時刻の20分前でした。早すぎる…。
JAL国際線(JL772便)
少し慌てながら機内に入ると、搭乗手続きが相当早く終わったのも納得な空きようでした。ビジネスクラスもガラガラ、プレミアムエコノミークラスに至っては全28席中4席しか埋まっていませんでした。後で見たエコノミークラスも1列に1,2人しか座っていないくらいでした。
プレミアムエコノミークラスのシート
相変わらず惚れ惚れするようなカッコ良いシートです。
シートの上にはクッションと各種アメニティ(歯ブラシ/マスク/耳栓/アイマスク)が入った袋とブランケット、ヘッドホンが置かれています。座席前のポケットには厚手のスリッパの用意もあります。
JAL国際線プレミアムエコノミーのシートは相変わらずカッコ良いです。今回は一番前の座席をチョイスしてみました。脚が伸ばせますが、テーブルとモニターが肘掛けから取り出す形になってしまします。テーブルも小さくなってしましますし、離発着時にモニターが使えなくなってしまうのはデメリットです。
窓から見える風景ですが、ちょうどプレミアムエコノミーのゾーンが機体の羽の位置にもろかぶりです。なので、一番前の列で無い限り、トイレにも行きづらくなりますし、あまり窓側を選ぶメリットは無いように思います。
機内サービス
離陸してしばらくすると、早速おしぼりとドリンク、おつまみのサービスがありました。
おしぼりに関しては、新型コロナウィルス対策のため包装タイプに切り替わっていました。
メニューの紙自体は、シドニー行きの往路便と同じですが、復路便で提供される食事は往路便とは別になります。
おつまみから30分後あたりに機内食が運ばれてきました。チキンか白身魚か選べたので、チキンをチョイス。
食後にはアイスも提供してくれました。ANA含めいつもハーゲンダッツが提供されることが多いですが、今回は別のブランドのアイスでした。これはこれでサイズも大きくて美味しかったです。
着陸2時間前になると、焼きそばの機内食が提供されました。カットフルーツやデザート含めて美味しかったです。
最後は着陸準備の前に、日本の税関申告書類と、お礼の声掛けをしながらお菓子や蒸気でアイマスクを配布してくれました。
こんな状況でも飛行機を飛ばしてくれていること、しっかり変わらないクオリティのサービスを提供してくれていることに感謝です。
エンタメ・トイレ・景色等
日中のフライトだったこともあり、あまり眠れず、フライト中はPC作業したり、機内エンタメを見たりしながら過ごしていました。エンタメにはゴルゴ13と外務省のコラボコンテンツがあって気になってみてみました。河野大臣が本人役として声の出演もしていましたが、棒読みなのが面白かったです。ただ内容はくどくて無駄に長いので途中で見るの辞めました…。
プレミアムエコノミー席とエコノミー席の間にあるトイレには、歯ブラシとコップも置いてありました。飲み物も適宜配ってくれました。JALオリジナルのキウイジュースが美味しかったです。
外はあいにく翼の上であまりよく見えませんでしたが、シドニーの都会の景色、成田周辺の田舎な景色をそれぞれ眺めながら、離着陸しました。
成田国際空港(NRT)
成田空港に到着し、ビジネスクラスのお客さんに続いて降機しました。メインターミナル側に到着したので、入国審査までもすぐでした。
成田国際空港では検疫のサーモグラフィカメラ周辺に、中途半端に顔のカバーや手袋をした検疫官?ぽい人が何人も並んでいましたが、特に何かされるわけでもなく、そのまま入国審査へ。自動化ゲートでサクッと入国し、税関も誰も並んでいなかったので、5分ほどで到着ロビーへ出てこれました。
この時の成田空港の様子ですが、2週間前に到着したときと比べると、人が少ない気がしました。卒業旅行シーズンのためか、学生っぽいグループが多かったです。欧州から帰国した学生が感染発覚したニュースを連日見ていたので、若干怖さを覚えました。
空港から市内へ
成田空港から東京都内までは、特に急いでいなかったこともあり、初めて1,000円バスを使ってみました。
こんな時期ですし、空いていると思いきや、ほぼ満席でした。普段なら気にならないのでしょうが、こんな時期だけに、どこから来たのかもわからな方々と、狭い車内で長時間揺られるのは結構おっかなかったです。何はともあれ、無事に東京駅に到着。思ったよりも早く1時間半くらいで到着しました。
まとめ
以上、シドニーから東京までのJAL国際線プレミアムエコノミー搭乗時の様子を振り返ってみました。オーストラリアの入国制限もあり、ガラガラの機内でしたが、通常運行してくれたJALに改めて感謝です。
サービスは相変わらず素晴らしく、搭乗人数も少ないため、かなり快適でしたが、人が少なすぎると違和感ありますし、なんだか申し訳ない気分にもなるので、程よく賑わっている方が良いですね。一日も早くいろんな制限が解除されることを祈ります。
JGC修行に関してですが、今回のフライトで一気に7695FOP稼ぐことができました。やはりシドニー線の威力は凄まじいです。その他の僕の修行プランについては下記記事をどうぞ。
同区間の移動やJAL国際線プレミアムエコノミー利用の際の参考になれば幸いです。もし更に詳しく知りたい部分や間違った記述がありましたら、遠慮なくご連絡頂けると嬉しいです。(@pt_hyatt)
GODSPEED!!!